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栄養指導8週目

ご来帳ありがとうございます。係長です。
天候が不安定なこの季節、曇天の霹靂に見舞われました。
万一、先にこのnoteをご覧になられた方はInstagram(@ama_eiyou_kenkou)で栄養士の一撃にご刮目下さい。
栄養バランスに優れている人はあのような特殊能力が身に着くようです。かっこいい。

今週はタコさんウインナーに挑戦してみました。お弁当の王道ですね。
生まれて初めて作りましたが、腕を8本生み出そうと思うと割と難しいものでした。
そもそもウインナーは歪曲しているので、第一刀をどこから入刀していいのか逡巡する始末。
『ケーキの切れない非行少年たち』かのように歪な切り口によって生み出されし、正規に切れない加工食品たち。

何本かの練習を経て、厳しいセレクションを勝ち抜いた、腕に覚えのあるタコさん候補生たちをフライパンへ。
焼いてみるまではタコさんウインナーの腕が開いている理由を考えたこともなかったのですが、自分で焼くと一目瞭然でした。

加熱して膨張する時に、皮より中身の方が膨張率が高いので皮の方(外側)に引っ張られるんですね。
不均衡な切り方によって偶然生み出された細い腕と太い腕で比較すると、細い方がより外側にくるんと曲がっていました。
みっしぇる(射撃手兼栄養士)が『料理は科学です』と動画外で言っていましたが、料理は物理でもあるようです。

考え過ぎると嫌になるのですが、結果的に料理の腕も上がって美味しく食べられたので大団円ということで。

タコさんに熱中しすぎて野菜を入れ忘れたので反省すべきところですが、何本か前の動画で得た、『おにぎらずを作るくらいならおにぎらずの野菜をそのまま入れてお弁当を作る』という発想はしっかり意識していまして、おにぎらずのために買って余った野菜をそのまま入れてます。

頑張って1品作ってあと生野菜、というパターンのお弁当が多いですね。レタスちぎってぽいって入れるのが楽で良いです。
ちくわは味付けも要らないし楽なので連日登板させてます。

連日登板の末路

これはちくわを盛大に焦がした日です。連日登板が祟って炎上しました。まる焦げでフレームイン。
今回のたまご焼きはしっかり加熱したので安心。さらばサルモネラ菌。
しかし、カタチがあまり綺麗でなく意気消沈。恐らく火力が高すぎるのが原因。技術面の課題克服を決心。韻に載せてお送りする薄ら向上心。

先月はピーマンの塩昆布和えを大量に作りすぎて、ずっと冷蔵庫を圧迫していました。モネでいう睡蓮くらい連作してます。
作り置きが増えると一人暮らしの小さな冷蔵庫を圧迫してしまうという収納面の課題も。
お弁当作るのにも多面的な課題が出てくるのですね。仕事やん。

何やかんやでお弁当を作れている気になってるのですが、加工食品に頼らず、お魚やお肉をしっかり調理するようナージャ&みっしぇるから指導がありましたので、次回はお魚の助っ人が現れるようです。
さかなクンしか思い付かないのですが、管理栄養士の手取りで雇えるとは思えないので期待なさらないでください。もちろん係長の手取りでも無理です。
果たしてどんな助っ人が手を差し伸べるのでしようか。来週も是非ご来帳下さい。お楽しみに。

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