![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157369255/rectangle_large_type_2_eecbca5b813fda5f51247d290f97f791.png?width=1200)
栄養指導19週目
ご来帳ありがとうございます。係長です。
Instagramの食育啓発を10月8日付の産経新聞さん夕刊にてご紹介いただきました。
一面でカラー掲載されていて恐悦至極でしたが、イケメン消防士さんのお力だと気付き、毎度バーターで取り上げていただけることに幸運を感じております。
あちらは火事、こちらは家事で引き続き頑張っていきたいと思います。
さて、今週は春巻きに挑戦しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157492088/picture_pc_149bea25581b72cd0fcc89613a3f2bbe.jpg?width=1200)
英語で言うと『Spring Roll』。
生春巻きは『Summer Roll』だそうです。
英語圏に伝わったのがSpringの後だったのでSummerになったのだとか。頓知がきいてますね。
春・巻きでSpring・Rollって、こんなにそのまんまな英語があっていいのかと思いますが、これで通じるようです。
諸説ありますが、春に採れる食材で作っていたことが春巻きという名前の由来だそうです。
中国由来の料理は直訳で良いという仮説のもと、回鍋肉は『Spining Pot Pork』かと思いきや『Twice Cooked Pork』と英訳されるとのこと。
『回鍋』は茹でた豚肉を再度鍋に戻して炒めることから来ているので、Twice Cookedになるのですね。
言語から紐解くレシピ、興味深い。
言語といえば、『Sushi』『Sukiyaki』のように食べ物に関する日本語が英語になったケースがたくさんありますが、意外なところで言うと『umami』(うま味)もその一つです。
日本人が発見した味覚なので日本語がそのまま英語になったのだとか。
日本の出汁文化のおかげで発見された味覚ということなのですが、ヨーロッパ文化圏でもブイヨンを使いますし、うま味を感じる機会はあった筈なのに、不思議。
食文化の差異から生まれる感覚の差でしょうか。いずれにしても興味深いことです。
出汁といえば、10月19日に尼崎の誇る商業施設であるグンゼタウンセンターつかしんさんで、出汁に関するイベントを開催します!
ナージャもみっしぇるも会場でお待ちしていますので、是非ご参加くださいませ!お申し込みは下のリンク先から!
さて、話がバネの如く飛んでしまいました。Springの所為ということでご容赦ください。
今回挑戦した春巻きは野菜と豚肉をチーズと一緒に巻いて揚げただけのものですが、お惣菜のポテトサラダやチャプチェなどを買ってきて入れると、手軽に違った味を楽しめるのではないかと思いました。
たこ焼きのように友達同士で色々な具材を持ち寄って、みんなで作ってわいわい食べたら楽しそう。
作る行程も楽しく、好奇心をくすぐる一品ですので普段キッチンに立たない方に是非お勧めします。
そんな春巻きと尼崎には、実はただならぬ関係があります。
世界中に流通している春巻きのほぼ全て、尼崎市の大英技研(株)さんが製造する春巻成形機によって生産されているのです。
(データで見る尼崎の経済2024より)
さすがモノづくりの街、工都尼崎ですね。
今カムチャッカの若者が食べている春巻きは、尼崎産の機械によって巻かれているのでしょう。
そんな関係性を狙って、ナージャとみっしぇるは春巻きというお題を出してくれていたのですね。
なんと尼崎愛に溢れた2人なのでしょうか!
私も2人を見習って栄養のことも尼崎のことも勉強してまいります。
来週もぜひご来帳ください。ありがとうございました!