スクラムマスター必読の「SCRUMMASTER THE BOOK」が発売されます
こんにちは。翻訳レビュアーとして参加させていただいた SCRUMMASTER THE BOOK (原題: The Great ScrumMaster: #ScrumMasterWay ) がいよいよ発売されるようなので簡単に紹介します。
この本の素晴らしさはなんといってもスクラムマスターが知るべき理論モデルがコンパクトに網羅されていること、それによりスクラムマスターとして成長するための指針を得られることだと思います。
スクラムマスターはスクラムのマスター(達人)として振る舞うことが求められる重要な役割ですが、すべてのスクラムマスターは達人からは遠い初心者の状態からその道を歩み始めます。ジュニアでもシニアでもスクラムマスターと呼ばれる彼らはどう成長の手がかりを得れば良いのだろう？とずっと考えていました。
本書の中心になる「#スクラムマスター道 (#ScrumMasterWay)」は、偉大なスクラムマスターを3つのレベルで表し、スクラムマスターのあるべき姿をわかりやすく説明します。下記Webページでも概要を知ることができます。
その他にもクネビンフレームワーク、タックマンモデル、チームの5つの機能不全、チームの毒、部族としての組織など、役に立つモデル・理論が盛り沢山です。スクラムマスターとして、このような概念を知ることで個人・チームの状況を適切にフレーミングできるようになることがとても重要だと思います。
問題を認知するための絶え間ない努力がスクラムマスターの仕事の本質と言えるかも知れません。本書はそのための情報が詰まった非常に有用な一冊です。
素晴らしい本を翻訳していただいた訳者陣のみなさまありがとうございました。著者のZuziさんは来年のRSGT 2021でキーノートスピーカーとして来日予定なので、こちらもお見逃しなく！
僕自身もいろんな現場のお悩み解決の助けになればと思い、先日から1on1（無料のお悩み相談）を始めました。スクラムマスターの成長に興味がある方、本書について語りたい方、よければ1on1しませんか？気軽にお申し込みください！
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