小さくて機能横断的なチームを作ることに全力を尽くす

こんにちは。天野です。仙台はすっかり寒くなってきて、今週初雪が降りました。東京にいた頃の真冬装備が既にフル稼働しています。

組織の内外でチームを支援していて、最近改めて思うのは、結局チームを成功させるには、小さくて機能横断的なチームを作ることに全力を尽くすしかない、ということです。

現実の仕事にいかにスクラムを適用するか考えていた

スクラムを学び始めた頃、スクラムチームが大事だということは必ず学びます。スクラムチームを作るために四苦八苦して、プロダクトバックログを作ったり、スクラムイベントを開催したりと、できるところから着手していきます。

この頃の自分を振り返ると、スクラムチームを作りたいとは思っていましたが、どこかで「現実の仕事は複雑で大人数で進める必要があるから、小さいスクラムチームで綺麗に進めることはできない。エッセンスを学んで取り入れることが重要だ」と考えていました。スクラムはある種の理想論で、現実の前には一部諦めるしかないという気持ちがありました。

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