スクラムマスターを中心に自律分散組織の問題解決の仕組みを作る
こんにちは。天野です。
最近は組織でスクラムマスター職能を作って試行錯誤していますが、今後は組織全体をもっと自律分散型にしていきたいと思っています。そのためには、チームを基本単位としつつスクラムマスターが中心になって問題を解決する仕組みが必要だと考えています。今後こんな風にしていきたいなという現時点でのイメージを紹介します。
スクラムマスターサイクルを順番に整える
最終的な形としては、Scrum@Scaleでいうところの「スクラマスターサイクル」を作るイメージです。
スクラムチームが基本単位になり、各チームのスクラムマスターとスクラムオブスクラムマスター(SoSM)が協力してチームの効果を高めます。スクラムオブスクラムのメンバーでは取り除くことができない障害物を除去するために、エグゼクティブアクションチーム(EAT)がつくられます。
S@Sガイドの図がわかりやすいです。
最終的にこの図のような形になることにはまったく違和感ありませんが、どのようなステップを経てこの形になるかがとても重要だと思います。
ここから先は
1,642字
この記事のみ
¥
250
ありがとうございます。書籍代に使ったり、僕の周りの人が少し幸せになる使い道を考えたいと思います。