隣のチームを気にかけよう
こんにちは。天野です。
先日公開された往復書簡では、スクラムマスターの成長における最大のハードルはチーム外の視点を獲得することだと書きました。
最近の活動を通じて、チーム外の視点を獲得するために重要なこととして、「隣のチームを気にかけよう」と思うようになりました。
責任と活動の範囲がチーム内に固定されがち
まさに #ScrumMasterWay の「レベル1: 私のチーム」だと思いますが、経験の浅いスクラムマスターは、自分が所属するチーム内だけを責任範囲と認識します。あくまで自チームに対して責任を負っているので、他のチームは関心外です。他のチームで困っているスクラムマスターがいたら、相談に乗ってアドバイスをすることはあっても、自分の責任範囲ではないため「まあがんばって」というスタンスになります。
エンジニアとスクラムマスターを兼務しているケースだとさらに責務の範囲が限定的になり、エンジニアとしての自分の仕事を妨げるものを除去することだけにフォーカスします。チームがうまく回っている時はそれでも良いと思いますが、タフな問題を扱う経験やチーム外のメンバーを巻き込んで変革を進めるスキルは得られません。
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ありがとうございます。書籍代に使ったり、僕の周りの人が少し幸せになる使い道を考えたいと思います。