パニック障害の薬
今日はパニック障害の薬、SSRIについて書いていこうと思います。薬の副作用や効果などは本当にひとそれぞれだと思うので、あくまで参考までに。
はじめて心療内科に行った時、パニック障害ではなく自律神経失調症と診断されました。もともと気候変動に弱く、季節の変わり目や曇の日は頭痛に悩まされていました。心療内科では、そういったことや、生まれた頃からどのように育ってきたかなど、こんなことも?というようないろいろなことを質問されました。そこで、自律神経が乱れているかも知れない、と診断され、そのときは「トフィソパム」という薬を処方されました。この薬は自律神経を整える作用があり、不安時に頓服するタイプの薬でした。効果があるのかは正直まだ良くわかりませんが、不安時に時々服用しました。今も発作が出そうになったときは服用しています。
引っ越しがあったため病院を変えたのですが、そこではパニック障害の疑いと診断され、SSRIを処方されました。(頓服薬だと依存性が高いため、抗うつ薬で治療することを勧められました。)そこでお医者さんから副作用が出るかもしれないということを説明されました。お腹が弱い人は副作用が出やすい可能性があります、と言われたので、私はお腹がとても弱いことを伝え、胃腸薬とともに処方していただきました。
処方された薬を飲み始めました。飲み始めて二日目。吐き気が酷くて驚きました。果たしてそれが薬の副作用なのかは全くわかりません。ただ体調が悪かっただけかもしれません。しかし、とにかく吐き気が酷くて、病院に行き相談しました。すると、副作用が出る人は少なくないから安心してください、と優しく話してくれました。そこで、SSRIの服用はストップし、今まで頓服していた「トフィソパム」をお守り代わりにいつもお財布の中に入れて、毎日を過ごしています。
大事なことなので二度いいますが、副作用はひとそれぞれです。副作用が出ない人もいますし、出てしまう人もいます。もしも耐えられないほど辛い副作用が出てしまっても、気落ちしないでください。あなただけではありません。私は吐き気が出てしまったときは驚いて、SSRIを飲み続けられたらもっと早く快方に向かうかも知れない、とショックでしたが、今は少しずつやっていこう、と気持ちを前向きにできてきています。
長くなってしまったので今日はここまでで終わりにしようと思います。辛いときは頼っていい。無理しなくていい。今のつらい経験が、きっと未来の自分の礎となっていく、そう信じて。