aina

娘は先天性心疾患。 いろいろなことがあった人生。 今だから言えるけど そんな人生も全部すき。 やりたいことがたくさんあって忙しい。 そんな私の書きたいことを書く場所。

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娘は先天性心疾患。 いろいろなことがあった人生。 今だから言えるけど そんな人生も全部すき。 やりたいことがたくさんあって忙しい。 そんな私の書きたいことを書く場所。

最近の記事

お腹の子は先天性心疾患

「赤ちゃんになにか病気があるかもしれない」 と言われてからすぐに大きな小児病院へ転院した。 初めての検診は必ず夫婦揃って行かなければいけなかった。 不安。 不安。 でも大丈夫。 絶対大丈夫。 だって私たちの子供だもん。 そう心の中でずっと言い聞かせていた。 「産科」ではなくて「胎児診療科」というところでの検診。 5人くらいの先生に囲まれて 30分以上かけてのエコーだった。 業界用語がたくさん飛び交うのを ずっとドキドキして聞いていた。 「何一つ分からない

    • 幸せなマタニティライフは終わり

      妊娠4ヶ月、 いつもと同じように健診へ。 写真をすごく楽しみにしていた私。 今回から4Dだったから特に。 先生に見せられた写真は 「人間だー!」って思うくらいしっかり見えてて・・・ 嬉しくてちょっと震えた(笑) でも先生からあった話は悲しいお知らせだった。 「首に浮腫が6mmほどあります。 何か病気があるかもしれないので大きな病院で検査をしてください」と。 まさかそんなこと言われると思ってなかったから 全然なにを言っているのかわからなかった・・・。 看護師さんが4

      • 妊娠発覚〜妊娠4ヶ月までの幸せな時間〜

        毎朝、目が覚めると基礎体温を測る。 基礎体温は目が覚めて身体を起こす前に 測らなければならない。 測り忘れていたり 目覚ましにびっくりして起き上がったり 最初のころはほとんどちゃんと測れていない。 測ることがストレスになっている時期もあったから 深く考えないようにしていた。 でもなんとなく あがったりさがったりしているのがわかった。 それが正常なのかはずっと分からなかったけど 妊活中も、もちろん測り続けた。 面白いな~と思ったのは 生理がくるまえにガクンと体温がさ

        • 多嚢胞生卵巣って?

          ・ ・ 25歳で上京し、体調崩して生理がこなくなった。 とりあえず軽い気持ちで産婦人科に行く。 「多嚢胞生卵巣」というものの説明。 そして「子供ができにくいです」とサラッと言われる。 え?どういうこと? 学生の頃、自分に子供できなかったらどうしよう 子供が病気で生まれてもちゃんと可愛がれるだろうか そんなこと考えたこともあった。 まさかほんとうにできにくい身体だなんて。 子供が大好きな私にはショックが大きすぎた。 とりあえず今子供がほしいわけではないから 深く考え

          娘を思い出して

          娘と過ごした1年2ヶ月。 ・ ・ 昨年、娘を亡くした32歳。 自分に「頑張ったね」 そう思えるくらい頑張った1年間。 これまでも いろいろと濃い人生乗り越えてきたけど 初めて自分のこと褒めてあげたかもしれん。 娘は【先天性心疾患】 生まれつき心臓病を持って生まれてきた。 たまに写真や動画を見て 思い出して泣いて 次の日「また頑張ろう」って思って また思い出して泣いて… それの繰り返し。 思い出して辛いこともあるけど 思い出して幸せになる。 これまでのことは

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