哀愁しんでれら、大悟のこと
先日哀愁しんでれらを3回鑑賞した。
観ればみるほど大悟のことが気になって仕方がない。
他の方のレビューやインタビュー記事など、なかなか読めないので答えが出ているものもたくさんあるかもだけれど、感じた事や疑問点をつらつらと…
(消化できないモヤモヤも楽しいことも、文章に起こしたくなるタイプ)
ネタバレだらけなので、以下お気をつけください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
踏切で倒れているところを小春に助けられた大悟。
木に寄りかかって耳に手をやるシーン。
同窓会で飲まされたという台詞。
昔いじめられた過去がある大悟、飲みの席でなにか嫌なことでもあったのだろうか。
遠くを見つめる顔にみえる一瞬の翳りが、この人なんかある?とひっかかる。
(太陽光の中の上半身裸はレアでありがたい)
ジュースを飲む時にズルズルと音を立てるところ。
見た目も話し方も上品な彼とのギャップに違和感。
施設に入っているお母さんも同じ飲み方をしていた。
嫌いでも血は繋がっている。
切り離せない的な描写なのかな?
それとも大悟の過去に裏設定あり?
部屋に入られて怒るのかと思いきやコレクターグッズも、剥製も、絵も誇らしげに語るところになんだかゾッとした。
そこまで自分の考えが正しいと思える背景も知りたい。
大悟の「不倫する奴は地獄に落ちる」
ヒカリの「いつも邪魔するからゲームオーバーになった」この言葉。
親の思想は映るものという事なのか。
そもそも奥さんは普通の事故で亡くなったのか…追い詰めてはいなかったか。
筆箱をとられて学校に乗り込んだ時、値段は関係ないといいながらも、ヒカリが小春の化粧品をぐちゃぐちゃにした時、「また買えばいい」と言って小春に「お金の問題じゃない」というようなことを言われている。
最後に…大悟は本当に小春を好きだったのか。
プロポーズの時は「母親が必要」
婚姻届も「ヒカリの誕生日」
絵を燃やす時も「ヒカリだけでいい」
私なら嫌だな。
その時はロマンスに浸っていても数年後、そういえばって気付いて一生根に持つな。
ヒカリの心を小春が驚くほどにつかんだので、母親になってほしかっただけなのか。
渡部監督…
大悟について気になりすぎて困っています。
解説か是非大悟目線の続編をお願いします。