見出し画像

解らん!

 スポーツジムに行くのにいつもと違った道を通ったら「にゃんこカフェ」を見つけた。
 9月の終わりにお友達と訪れたが、「予約制です!」と言われて、外から数匹のニャンコたちを見て帰って来た。
 その時もらった店舗案内のQRコードを読み込んだら、Instagramのアプリが無いと読めないという。
 おばあさんにとっては、facebook・Instagram・TwitterいやXになったのかな?
なんてのは、触っちゃいけないアプリなのに
「にゃんこ」見たさで入れちゃった。

ロゴマークは取り込めなかった

 入れちゃったら使いたくなるのが、真愛の悪い癖!
 分かりもしないのにやたらホーム🏠マークや検索🔍マークなんか触っちゃうし、【投稿】なんて言葉は大好きである。
 更に困った事には、タップしている人間が無知であっても、アプリは反応してくれる事である。
 リールとかストーリーズとかなんとか…。
 

まだ、香らない金木犀

 いつもならとっくに咲いて、香り始めている金木犀の蕾を写真で撮影した日だったと思う。
 Instagramのアプリを手に入れる事が出来てすぐ驚いたのは、LINEやメールで繋がっている方々がインスタグラムをやっていれば、
「フォローしましょう!」って現れる。
 ジムでお友達になった美人先生も
 厚洋さんのお友達の先生も
 近くのコーヒーショップのママも
 なんと、娘のように可愛い嫁さんも現れた。
で、一番最初に「フォロー」したのは、お嫁ちゃんだった。
「お母さん。
 Instagram始めたのですか?」
とLINEが届いた。
 なんともこの手のひらの中で、どんなに多くの情報が飛び交っているのかと思うと怖くなった。
 当然、お嫁ちゃんと話して位置情報やら、なんちゃらかんたらは入れない事や見る専門でも良い事を確認した。
 息子には
「また、余計なことしたねぇ。」
と、嫌味を言われるのが面倒臭くて内緒にしてある(つもり!既にバレている気がする。)
 そんなこんなで触っているうちに

俳句を入れて投稿

 今年のホトトギスはまだ咲いていないが、写真アルバムの中から選んで、ストーリーズでどっかのAaマークをタップしたら、文字入力画面になったから、適当に俳句を読んでシェアなんて押したらupしちゃった。
 お嫁ちゃんが「いいね!」と送ってくれた。
 こりゃいい迷惑をしてるだろうと思う。

金木犀

 今月は休みになるたびに雨が降る。
 ようやく咲いた金木犀も雨に打たれて、香りも足元に澱んでいる。
 まだ、厚洋さんが元気だった頃、秋の柔らかい雨の晩、二人で飲み屋さんから帰って来ると
相合傘の中まで金木犀の香りが漂って来て、暫く足を止めて2人黙ってその香りに酔ったものだ。
 その時に読んだ句が
ー 傘一つ金木犀の雨の中 ー
である。
 降る雨にも金木犀の香りが染み込んでしまいそうな甘やかな香りだったし、幸せな瞬間(とき)だった。
 その句と共に金木犀の写真を載せたいのだが、どうやっても上手くいかない。
 仕方がないから[Instagram使い方]なんて検索したが埒が開かない。
 出来るなら、《四季の花と俳句》なんて作れたら良いと思ったのだが、折角整体師さんに歪みをとってもらったのに、もう肩こりと腰痛が出始めている。
 結論として「Instagramは解らん!」である。

 このnoteを公開する前にインスタグラムの投稿を試みたが、やっぱりちゃんと誰かに教えてもらわないと出来ないようだ。
「解らん!」事を適当にやっていると膨大な時を消費する。
 残り少ない時間なのに、無駄な事だと思うがついつい「やれるかも?」と挑戦する真愛のバカさ加減は、時が止まるまで治らんのだろうなあ…。

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります