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白露、そして重陽の節句

 9月8日は、二十四節気の「白露」だった。
 翌日は9日、「重陽の節句」である。
 ところが、台風13号が来てしまったので、家から一歩も出る事なく、雨音に怯え防災無線にビクつき、テレビの台風情報に驚き続けた。
 先月、先輩の先生から上総の燻製醤油を頂き「お久しぶりでございます。
 昨夜、素敵な箱に素敵な物がぎっちり詰まっ
 て、手元に届きました。
 ありがとうございます。
 USBはプレゼントのつもりでしたが、
 わざわざのご返却痛み入ります。
 かえってご心配頂き申し訳ありません。
 でも、とっても嬉しかったです。
 白露の頃、伺いたいと思っています。
 まだまだ暑いです。
 お身体にお気をつけてご活躍ください。」
とLINEで返信した。
 白露なのに出かけられない。
 千葉県中が、「白露」どころではなく
「泥泥」な状態である。

記録的短時間警戒情報

 白露の頃になったが、大変な1日だった。
で、今日は台風一過の残暑!酷暑!の日である。
 9月とはいえまだまだ残暑が厳しい。
 ここ最近の異常気象で、更に猛暑日は続きそうだ。
 朝晩には秋の空気を感じられるようになってきていて、我が家の興梠は9月に入って夜にはよく鳴くようになった。
 しかし、昨日の大雨で流されてしまったのか、虫の声が聞こえなくなった。

「白露」とは、日中との気温差が大きくなるため、空気中の水分が結露しやすく、朝露が草花についている様子も見かけるようになるのだ。
 確かに、朝晩は幾分か涼しい風が…。
 吹かない「蒸し風呂」のような空気がもぁ〜と流れ込んで来る。

萩の花

 「白露」の野山を歩くと、「秋の七草」が目に入るようになるはずなのだが、今年は枯れ枯れの状態である。
 秋の七草とは、萩(はぎ)・桔梗(ききょう)・葛(くず)・藤袴(ふじばかま)・女郎花(おみなえし)・尾花(おばな)・撫子(なでしこ)の七種である。
 我が家のだるま萩の花も咲き始めたのだが、昨日の台風の大雨・線状降水帯停滞のために、花は叩き落とされた。
 最近の異常気象で、風情のない毎日を送っている。
 今日は、重陽の節句なので、菊料理を厚洋さんの仏前に備えたかったのだが、買い物にも出られなかった。
 今夜にでも、菊を飾って邪気を払いたいものである。
 日本中の…。
 世界中の邪気を払いたいものだ!

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります