見出し画像

嬉しい繋がり

 愛しい人の六回忌という記事を掲載したところ、まいちゃんという方からコメントを頂いた。
 はじめまして。 いきなり申し訳ありません。 2年生のとき 奥平先生が担任なり 卒業まで一緒に 学校生活ができ、いまだに 思い出深い先生です。
 ブログなどやっているかな?と 検索していたところ この記事を見つけました。
 大変驚いてます。 あたしの中で 一番の恩師が奥平先生でした。
 とても感謝しております。
 なんとも、最高に嬉しい繋がりを頂いた。
 それも、厚洋さんの事を一番の恩師なんて言ってくれている。
 早速「返信」しようと試みたが、noteの返信機能が分からない。
 おばあさんは大変である。
 厚洋さんのお仏壇前に座って、スマホの充電器を引っ張りながら、ああでもない。こうでもないと大格闘。
 勝てなかった。
 そこで考えたのが、noteに返信記事を書いて、運が良ければ、また、読んで頂けたらと思ったのだ。
 1日1記事公開!
 なんて考えていたけど…。
  ある程度の文字数がないと…。
  ちゃんとした文章じゃないと…。
と考えていたけど、そんな見栄や体裁なんて要らない。
「嬉しいです。」
 厚洋さんを知っている方と繋がりたいっていう思いが…。
 いえ、
「厚洋さんを覚えていてくださって
 ありがとうございます。
 きっと、真っ暗な空から
(今夜は星が見えません。)
『まいちゃん。
 元気か?
 人生楽しんでるか?』
 って見てると思います。

珍しく笑ってます

 山の中の我が家では、昨夜鈴虫の聲を聞くことができました。
 コウロギのリリリリーっていう鳴き方ではなく、
🎶リーンリーンリーン!♫
と3回です。
 2018年9月20日は、ずっと待たされた厚洋さんのお通夜の夜でした。
 鈴虫も鳴かない大雨の寒い夜でした。
 朝は晴れていて、その年初めての金木犀の花の香りが玄関に漂い
(会葬の皆様にこの香りを持っていけたら…)
と木犀の花の絵を描いたのを覚えています。

 毎年毎年、いろんなことがあって、異常気象やらコロナ禍やら…。
  今年は、金木犀の花の香りなんてして来ません。むせかえる様な暑さの中で、咲かない方がいいかもしれません。
 涼風が立って、逝ってしまった愛しい人をそっと思う頃の方が金木犀の香りはいいかもしれないですね。
 そう、昨夜鳴いた鈴虫君は厚洋さんが貰ってきた鈴虫君の子孫かもしれません。
 貰ってきた年から数年は、煮干しをやったり、霧吹きで水をかけたりとそれはそれは可愛がっていたのに、
「鈴虫もカマキリも
 メスがオスを食うだぞ!」
と真愛の顔を意味ありげに見、ニヤリと笑った後からは、放りっぱなし…。
  私は虫が苦手なので、可哀想でしたが庭の椿の下にひっくり返してしまいました。
 その翌年から鳴き始めたのですが、ここ暫く聴いていませんでした。
 インバウンドも増えて観光立国になり、浅草の土地が高騰しているそうです。
 鈴虫もコロナ禍を過ぎ、懐かしの椿の下で鳴いてくれているようです。
 そんな中での「最高のコメント」鈴虫・金木犀・六回忌・お彼岸の入り…。

六回忌

 5年が過ぎても、今だに厚洋さんに会えたらなんて思ってしまう馬鹿な妻です。
 まいちゃんが 今、どんな状況にいらっしゃるかは分かりませんが、「幸せであります様に…。」願っています。
 本当にコメントを有難うございました❣️
 何処かですれ違っても、きっとわからないまま通り越してしまう事を許してください。
 素敵な教え子さんを持った厚洋さんに恥じない妻でいたいと思いました。
 では、秋分になっても名ばかりの秋。 
 くれぐれもお身体にお気をつけてお過ごしください。

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります