MAAちゃんパニック 蛋白質II
MAAちゃんパニックで、タンパク質について書いた。
日向ぼっこで骨強化についても書いた。
それから20日以上たった。
豚肉は週に一度は食べるが、牛肉は無い。
鶏肉は、胸肉の味噌漬けにハマったが、塩分が気になりやめてしまった。
摂っているのは、卵のタンパク質と大豆製品のタンパク質である。
そんな中、飛び込んできたのは「鯖缶完全食」
の文字である。
厚洋さんが朝食を作ってくれていた時は、サバ料理がたくさん出てきた。
「鯖のオメガ3脂肪酸
DHA(ドコサヘキサエン酸)
EPA(エイコサペンタエン酸》が、しっかり
入っていて、凄いんだぞ。
この脂がいいんだ。」
と、鯖文化干し・鯖の味噌煮・鯖のカレー揚げ・鯖の甘酢あんかけと様々に味を変えて作ってくれた。
真愛は鯖を捌けないので、厚洋さんのおつまみには、鯖の水煮を使ったサラダやカナッペやシメサバ(厚洋さんに捌いてもらった)焼きしめ鯖の押し寿司なんかだった。
「血液サラサラ!」
って言っては、鯖三昧の食卓だったが、彼が言ってしまってからは、お魚を焼くことも無くなり、
年に一度の「節分のイワシ」を焼く程度だ。
ガスレンジの無水魚焼きの中は、綺麗なものだ。
鯖を捌くなんてことはせず、貯蔵棚に鯖缶は入っているが、あまり使っていない。
さて、「鯖缶完全食」の話に戻る。
鯖のDHAは、脳機能や網膜機能の維持・向上・中性脂肪の低下・動脈硬化の予防に良い。
EPAは、高血圧や血栓の予防・中性脂肪・総コレステロール低下などに役立つ。
成人は一日にDHAを200mg摂取するのが良いそうだが、鯖を100g食べるだけで1000mgも摂れるそうだ。
EPAは、700mg摂取出来るという。
厚洋さんが、いかに、血中コレステロールがいっぱいで、高血圧の真愛の事を考えてくれていたのかよく分かる。
彼に作って貰えなくなって3年近く経って、眼が悪くなったのも、鯖を食べなくなったせいかなとも思う。
鯖は、薬膳の観点から見ると血の巡りUPの食養生なのだそうだ。
血行を促進し老廃物を流す作用が高いため、生活習慣病や肩こりの予防、婦人科系のトラブル改善、ダイエットなどの効果もあるという。
「だから、ちゃんと喰って言ったろうが。
人は食ったもので出来てるんだよ。
身体に良いもの食えよ。
ポテトチップばっかり食ってねぇで
サバ食えサバ!」
厚洋さんの声が聞こえる。
今朝の夢で厚洋さんが出てきたのは、このことが言いたかったのかな?
「うん。納得。
真愛のこと心配してくれてたんだね。
ありがとう。
でもね。
この記事には、「鯖缶」が
良いって書いてあるんだけどね。」
生の鯖ではなくサバ缶が良いのは、骨や皮も丸ごと食べることができ、カルシウムをしっかり摂れるからだそうだ。100gあたりで、およそ20倍の260mgも摂れるという。
サバ缶は、鮮度が良い魚を使うため血合いも皮も処理しない。だから、丸ごと完全栄養食なのだ。
そこには、【汁も捨てずに使い切る】と書いてあった。
薬膳には、同じ効能の食材を一緒に食べることで、その効果を増強させるという考え方があるそうで、「サバ缶」の血行促進作用のある、ニラ・タマネギ・黒豆,ピーマン・ラッキョウ・ナス・チンゲンサイ、ミョアガ・黒酢と組み合わせると良いそうだ。
汁には栄養がたっぷり入っているので捨てずに使い、汁物に入れたり、ドレッシングに足したりすると旨味も出るとか。
厚洋さんのおつまみに、鯖の水煮にタマネギの微塵切りを入れ、マヨネーズで和えてパクチーを添えて出していたのはなかなか良かったのだ。
「真愛だって、結構あなたの事考えていたのよ」
って偉そうに言える。
(本当は、そのまま食べるより美味しかったし、
綺麗だったからだ。厚洋さんもよく食べてくれ
たから…。)
ただし、脂肪が気になっている人は、サバ缶を食べるのは「朝」が良いそうだ。
サバ缶を朝食べると、中性脂肪を下げる働きが増すという。
最近の真愛の食生活は、1日1食が一番良い。
朝から食事をすると、3食ガッツリ食べて、オヤツも止まらなくなる。酷い時は、一日で2キロも太る。
空腹であった方が、このnote書きも、日本画作成も、三絃の練習もする。
しかし、一回食べ物を口に入れると、止まらなくなる。だから、いくら「3食食べることが良いこと」と言われてもこのまま変えないだろう。
とするならば、サバ缶は食べるが16時食となるだろう。脂肪は気になるが…。
夜のサバ缶キムチ鍋は「GOOD」である。
ニラ・タマネギ・チンゲンサイ・もやしに豆腐
で、最後の雑炊に冷凍保存した発芽玄米ご飯を投入する。
一食で十分である。
【サバ缶とタマネギ雑炊】
玉ねぎの薄切り・サバ缶・生姜・発芽玄米
【サバ缶玉ねぎチーズトースト】
サバ缶・マスタード・玉ねぎスライス・チーズ
全粒粉のパン
【サバ缶のピーマン詰め】
ピーマン・サバ缶・ごま油・
水煮の時はマヨネーズ
【サバ缶ミョウガの黒酢和え」
ミョウガが安くなったら、試してみる。
生の鯖は臭みがあって、調理が難しいと思っていたが、サバ缶はなかなかさっぱりしていて、上手く好きな調味料にあってくれる。
一緒に野菜を摂る事を考えながら、献立を作るのも楽しいだろう。
厚洋さんが元気で晩酌をしてくれたら、もっと楽しかったのにと思う。
「ミョウガなんか入れたら、食わねーぞ。」
っていうかな?
ともあれ、元気で過ごすために、今から「サバ缶」を買いに行く。
オミクロン株の感染拡大もあるので、さっと行ってさっと帰って来るとしよう。
【サバ缶が値上がりするってよ。】
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります