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チャレンジは試行回数が物を言う!気がする

こんにちは。
日ごとに秋の気配を感じる今日この頃ですが、
みなさんはどのようにお過ごしでようか。
僕は先日、仕事で繋がりのある方に声をかけていただき、
「イベントの屋台で一日中フランクフルトを焼く」ということをしたりしていました。

たぶん、トータル300本くらい

人間が一生に焼くフランクフルトの数なんて多くてせいぜい多くて数十本だと思うので、
一生分以上のフランクフルトをこの日に焼いたかも?

これまでの人生は屋台でフランクフルトなんて焼いたこと無いし、
最初は焼き加減すらも分からなかったけど、
お客さんにお金を出して買っていただくものなので半端なものは出せません。
味見をしながら焼き加減を調整したり、
見た目が美味しそうに見えるようちょっと油でコーティングしてみたり、
2本〜3本焦がして売り物にできなくなったりとかもあったけど、
最終的には客足を見ながら火加減を調節してベストな供給量に調整!
みたいなことまでできるようになりました。
そしてなんと用意したすべてのフランクフルトは完売!
なんとかなるもんですね。
中にはフランクフルトを「美味しかったから!」と言ってリピートしてくれるお客さんなんかもいたりして楽しかったです。

結局、これで何が言いたかったかと言うと、
「成功」という一定の目標を得るためには試行回数が必要だということ。
今回の僕のパターンで言うと

数百本のフランクフルトを焼いた経験
=試行回数
フランクフルトの完売、リピートしてくれたお客さん
=成功

となってくる。
ただ、この試行回数と成功の間には

2本〜3本フランクフルトを焦がした
=失敗

が存在していたので、
やっぱりただ同じことを繰り返していてはダメ。
試行回数を重ねる中でも試行錯誤は必ず必要になってくる。
今回の場合だと、

味見をしながら焼き加減を調整、火加減を調整して供給量を調整
=試行錯誤

にあたりますね。
これはビジネスの世界でも同じことが言えて、
新しい商品やサービスが世に出る場合、
その裏では数多もの失敗と試行錯誤が繰り返されています。
そう、みんな大好きあのAppleでさえ。

このゲーム機、知っていますか?

今や時価総額世界一、知らない人はいないであろうアメリカのIT企業Apple。
みなさんはAppleが実はゲーム機を出していたなんて知っていますか?

上の画像は1996年3月にアメリカと日本で発売された家庭用ゲーム機

ピピンアットマーク

当時、家庭用ゲーム機は販売後に数十万台から数百万台ほどが売れると言われていた時代。
このピピンアットマークは約50万台を製造したのですが、
結果はわずか4万2千台しか販売ができず、

「世界で最も売れなかったゲーム機」

となんとも不名誉な称号を与えられてしまいます。
販売不振の理由は当時としては強気な64,800円という価格設定、
中途半端な性能、貧弱なソフトラインナップが理由だと言われており、
こうした結果は一般的には失敗と認識されがちですが、
こういった失敗から得られたデータ、
そして試行錯誤の地続きの上に今日のMacBookやiPad、
iPhoneを擁するAppleの成功に繋がっているのではないでしょうか。

ちなみにAppleは一時期、失敗作を連発しすぎて倒産寸前までに追い込まれたこともあります。
その一例をお見せしましょう。

Newton (1993)

世界初の携帯情報端末。
当時の市場の反応は芳しくなく、販売台数は伸びなかった

Quick Take (1994)

デジタルカメラの先駆け。
後発のカシオらに惨敗。

Power Mac G4 Cube (2000)

立方体の氷をイメージしたコンピューター。
値段が高い(198,000円〜)のとその割に性能も中途半端で売れず。

と、あくまで一例ですがAppleでさえこの有様です。
みなさんもどんどん試行回数を重ね、
失敗と試行錯誤を積み重ねてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、その先にはアッと驚くイノベーションが待っているかも。

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