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1話目置き場

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作れるマガジンの個数が上限に達してしまいました。 2022年夏以降の出来事については、1話目だけここに放り込みます。
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記事一覧

#1 旦那様って呼ばれた

#1 旦那様って呼ばれた

5/13(土)

玄関のドアを開けて中に入ると、すぐに恋人が抱き締めてくれた。

「可愛いよ」
僕はすぐに恋人を甘やかしてしまう。

部屋に入って会話をする。
恋人が一緒に食べたがっていたお好み焼きをお昼に食べるか夜に食べるか相談して、夜に食べることになった。

お昼はつけ麺屋に行くことにした。
恋人が一緒に行きたいと言っていたお店。
僕は車の荷物を部屋に運び入れた。

車で20分。つけ麺屋に着い

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好きですからね。

好きですからね。

12/11(日)
僕らが年内会えるのはこの日が最後だった。
夜景が見たいと言ってここに来た。
ここは1年前、君に告白した場所だ。

夜景を見ながらいろんな話をした。
1年あっという間だったねって。

その途中で恋人は話を切り出した。

僕は座っていられずベンチから立ち上がった。
手すりに手を掛けて息を吐いた。

ベンチに座る。

恋人が抱き着いてきた。

#1 気分がいいから

#1 気分がいいから

8/6(土)

午前中に恋人の家へ行く準備をする。
いつもと違うのは、浴衣があること。
昼頃にお風呂に入り処理をして整える。

14時半、出発。
下道でのんびり向かう。
府中から国道20号線に乗っかる。
途中高尾で30分だけ仮眠を取る。
山間部に突入し、相模原を越える。

僕はこの5年間、
国道20号線をバカみたいに何度も走った。
そしてこの9ヶ月アホみたいに何度も走った。
「アホみたいに走ってる

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