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心のしくみ〈潜在意識と思いグセ〉
心を大切にするには、まずは仕組みと自分を知り、内に何があるかを認めてあげること。
というところから、心のセルフケアのお話は続きます。
心には顕在意識(表層部分→ 意識・自覚できる )
と、潜在意識(深層部分→ 無意識・自覚できない) があり、心理学ではよく「海に浮かぶ氷山」と 例えられます。
例えば朝の出かけ支度をしている時、
歯を磨きながら「今日はあそこに行って、
あ!あれ買わないと!」とかいろんなことを
考えながら歯を磨き終えていますよね。
運転中だって通い慣れた道を、
他のことを考えながらでも、
目的地に到着することができます。
これが無意識です。習慣で自動運転できちゃう。
驚くことに私たちが意識できる顕在意識は全体の
たったの5%、つまり95%は潜在意識で、
毎日8万情報を無意識に考えているそうです。
潜在意識は“根本識”とも呼ばれ、心の根底をなしています。五感を通じて体験したこと、過去の経験がデータとしてすべて蓄えられており、情報を習得し処理する力があります。
プログラミング(記録)は、成長過程や育つ環境
(親、兄弟、祖父母、教師)や人生経験に大きく影響されます。
というのも、潜在意識と顕在意識を隔てる心の壁(クリティカルファクター)が6歳までは開かれていると言われています。つまり催眠状態で取り込み6歳までに感情パターン、行動パターン、思考パターンが形成され、完全に機能が発揮するのは13歳頃だそうです。
ここで自信を支える信念→何を信じるか。
が書き込まれているというわけです。
(子育てでも かける言葉がとても大事なのですね)
もしもここに自分に対する否定的なメッセージ、
自分ではない人から書き込まれた、あなたを縛る
イメージ「~ない、~してはいけない。~しなければならない。~べき。」があったなら、過去に記録された思考の思いグセです。
自己否定感もそう。シェイム(恥辱感)ともいい、自分はもともとどこかが間違っているんだ、と信じ込んでしまう、痛みに満ちた感情です。
自分自身や自分の一部が欠陥品で出来損ないだと思い込んでしまうのです。
それは真実ではないはずです。
何も決まってはいないし、それぞれ個性輝くから
美しいし面白い。
良心に従った信じることを選んで良い。
自分自身を愛するのに条件はいらないのです。
脳は良い悪いの判断はできません。
信じている事、強く強く想うことを現実にしようと働いています。
思考が現実を創る、です。
(心配ばかりしていると心配が現実となってしまう)
思考というのは過去のデータの検索エンジンが基。過去は変えられませんが、受け取ったメッセージを書き換えることはできます。
考え方を意識して変えることができる、
ということです。
誰かや何かと比べてないものを数える癖をやめて、素敵で感謝できることを数えるように 意識しましょう!
過去や罪悪感からの思考はどんどん手放して、
信じたいことやワクワクする望みを(ここ大切)
肯定的な言葉で書き換えていきましょう。
もしも「どうして~もできないの?」
と自分を責め立てる言葉でいっぱいになる時は
マインドコントロールの声です。
よくこんな重いの背負って生き抜いてきたよな~
と、懸命に生きてきたことをむしろ褒めてあげてほしいです。
私はそんな時 “ホ・オポノポノ” しています。
(ネイティブハワイアンのクリーニングの知恵)
マインドフルネスに呼吸
(意識し、吐く息、吸う息に気づきながら)
しながら心に語りかけます。
『ごめんね。赦すよ。ありがとう。愛してるよ。』
と、痛んで心細そうな大切な友達に言うように優しく。自分にかけたい言葉は人にかけたい言葉と同じなんじゃないかなと思っています。
人は鏡ですものね。
自分に厳しい時は人にも厳しくなってしまうもの
だから自分に優しくできたら人に優しくできる。
特にクリティカルファクターがゆるまる朝起きた
時や眠る前が効果的。スーッと落ち着きますよ。
自分にかける言葉の大事。 ことばの魔法ですね、是非。