最後に泣いたのはいつだ。
悲しいことがあった。
愛だの恋だのが、大体の話題だし
愛だの恋だのに、まだまだ振り回されて
生きることすらいやんなる。
20代も後半だけれど。
無意識に平気なふりをしていたし
意外と平気なのかもしれないと思うほど
大丈夫だったはずなのに、
一日中虚無感に苛まれ
言葉にするとわたしはやっぱり
やっぱり悲しみでいっぱいになっていて。
相談しても、やめとけと言われそうで
そんなこと言われても、
君だってこの状況ならどうせ諦めきれないくせに。
とか意味のわからない八つ当たりをしそうだなと思って相談すらできず。
楽しくお酒を飲んだあと帰って、
その悲しみがあふれだして
ひとりで声を出して泣いた。
ねこといぬはずっと隣にいてくれたけれど
となりで、抱きしめてくれる人も
何にも言わなくてもそこにいてくれる誰かも
いなくて、ただ泣く声だけが部屋に響いて
気づいたら泣き疲れて寝ていた。
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泣き疲れて知らない間に寝てたことなんていつぶりだろう。
大学生で失恋した時くらい?
いや、そういやそのあともいくつも失恋してるな。笑
とにかく。
なんか、とっても久しぶりに朝が心地よかった。
すっきりしたんだ。
泣いたら。
そう言えば自分はそういう奴だったのを、
これを書きながら思い出した。
高校生の時、母親と
それはもうすごい喧嘩をした時も
泣き疲れて寝て次の日の朝、
母親が作ってくれてた朝ごはんをみて
また泣きながらすごくスッキリした気持ちで仲直りをしたし。
泣いて寝て消化するんだろうな。
そんな自分が昔は嫌いだったんだよな。
忘れたくないのに泣いちゃって消化して
深く物事をとらえられていないきがして。
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朝起きて、日の光はやっぱりきれいで、
大体のことではもう傷つかないくらい
辛いことはだいたい経験済みだと思っていたけど
いくつになっても、やっぱり悲しいことは悲しく
辛いことは辛いということを再確認して
まだ高校生とかの時みたいな
素直でピュアな気持ち
出してたら生きづらいし出してないだけで
確実に自分の中にあるんだって
嬉しかったし
そんな歌を書ければいいなとも思った。
最後に泣いたのはいつですか??