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オードリー若林さんの躍動する舞台を裏方で支える制作会社の情熱

先週の日曜日のお昼の時間にオードリー出演の特番が放送された。その名も「漫才JAPAN」。

何ともインパクトの強い番組名だが、MCのオードリーと霜降り明星が漫才の番組をやるんだな、ということが分かるシンプルでナイスな名前だ。

この特別番組の裏側を覗いていく中で、バラエティ番組を裏で支える制作会社さんのクリエイティブにかける熱量を感じることができた。

今回は、若林さんが躍動する舞台を「制作」の角度から紐解いてみたい。

1. 漫才ジャパン

〈出演者〉
MC:オードリー・霜降り明星
漫才枠:おいでやすこが・東京ホテイソン・錦鯉
観覧枠:久間田琳加、久保史緒里(乃木坂46)

〈放送日〉
2021年2月14日(日)13時15分~14時15分
(日テレ「サンバリュ」枠)

※日テレの単発特別番組枠「サンバリュ」からレギュラー化した番組は「有吉ゼミ」「ウチのガヤがすみません!」など

2. ゆる〜い深夜の雰囲気

⚫︎ 「漫才JAPAN」は、出演者が決められたテーマで新作漫才を披露することを軸とした漫才バラエティだ。

⚫︎ 漫才のテーマは、
 ・オードリー:ステイーホームの売れ筋商品
 ・霜降り明星:東大ブーム
 ・東京ホテイソン:NiziU
 ・錦鯉:オンラインツアー
 ・おいでやすこが:参加者のボケをひたすら小田さんが突っ込む団体芸

⚫︎ 若林さんとしては、久々に新ネタができたし、ゆる〜い深夜帯の温度感で苦手の団体芸も楽しんでたと思う。

⚫︎ 余談だが、おいでやす小田さんは突込み芸を活かし、どっきり芸人の一角を担って欲しい。

さて、「漫才JAPAN」のエンディングロールの制作協力には、株式会社UNITED PRODUCTIONSという名前があった。

調べてみると、何とも熱量を帯びた制作会社さんであった。

3. 日本を代表する「コンテンツサプライヤー」を目指す会社

⚫︎ UNITED PRODUCTIONSは、多種多様な映像を手掛ける制作会社で、何と「あちこちオードリー」「しくじり先生」といった若林さんの番組も制作している会社だった。

⚫︎ 他にも、「マツコの知らない世界」「林先生の今でしょ!講座」「櫻井・有吉THE夜会」といったバラエティや、「ファーストラヴ」「みをつくし料理帖」といったドラマや映画の制作まで幅広い分野を対象としている。

⚫︎ UNITED PRODUCTIONSのCorporate Visionは『日本を代表する「コンテンツサプライヤー」を目指す会社であり』であり、

Mission Statementには、
■テレビに限らず、あらゆるコンテンツプラットフォーマーに向けて、「おもしろコンテンツ」をつくる。

■我々のコンテンツは、人々が感動し、驚き、笑い、幸せを感じるものでなければならない。

■笑えないくらい茨の道でも「おもしろコンテンツ」をつくるためには、全力を盡くさなければならない。

といった映像制作への情熱が伝わってくる刺激的なパンチラインが並ぶ。熱い、、、

また、その中には、
■おもしろくても人を傷つけてはならない。
という一文も含まれている。

ここは若林さんのポリシーにも通じるところがあり、若林さんの番組を多く手掛ける一因になっているのかもしれない。


4. 元商社マンの社長

この熱い制作会社を率いるのが、森田篤社長。

森田社長は早稲田卒業後、2001年総合商社の丸紅に入社するも1年も立たず、エンタメへの思いを捨てきれずに制作会社へ転身する、という生粋のエンタメ魂の持ち主の方のようだ。

HPで見られる風貌もThe業界人といった印象だ。(電通のクリエイティブにいそう)


5. エンタメコングロマリットの一角

⚫︎ UNITED PRODUCTIONSは、KeyHolder というホールディング会社のグループ会社の一角だ。

⚫︎ KeyHolderはエンタメを中心とした全9社をグループ会社として傘下に持ち、その中には、生駒里奈さん等のマネジメントを運営する「A.M.Entertainment」や、乃木坂46の運営会社「乃木坂46合同会社」の株式の50%を保有する「ノース・リバー」も一角に含まれる。そして、特別顧問にはあの秋元康先生も名を連ねる。

⚫︎ KeyHolderは近年の積極的なM&Aによる資本政策を通じてエンタメのコングロマリットを目指しているようだ。


6. 制作会社の持つ背景

⚫︎ UNITED PRODUCTIONSの背景を理解すると、「漫才JAPAN」に、観覧枠で乃木坂46のお二人が配置されたこと、錦鯉が「あちこちオードリー」の次のゲストに呼ばれていることにも、なるほど~という繋がりへの腹落ち感がある。

⚫︎ キャスティングに関しては、局側に決定権があるのだろうが、局ヘの提案を制作会社側が行うことも多いであろうし、制作会社の持つネットワークや手掛ける番組間での横展開が自然に行われているということだろう。

UNITED PRODUCTIONS、KeyHolderは引き続き若林さんの躍動する舞台を作り上げていくわけで、今後も制作会社としての方針や情熱から目が離せない。


若林さんは何と言うか
「制作会社さんはね~ホント情熱が凄いのよ。まさに現場でモノづくりしてる人たちなんだけどさ、如何に面白くするかを必死で考えてくれて、ホント制作さん様様だよね」
「うーん、番組が面白くなるかも制作さん次第なとこもあるしね。そういう意味だともっと春日の面白さを引き出してもらってもいいんだけどね~そこらへんはまだ努力が足りないかな」
「なに寝言言ってんだ、無い袖は振れないだろが、バカ。日本で1番の情熱をかけて仕立てたのが、割烹着のマスター姿なんだから、キツめの先輩来てもちゃんと言葉発しろや!」
「うい」

最近は春日さんもMCが板についてきてる気がするな〜

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