オードリー若林さんが向き合ってきた『傷』とは?
「物心ついた時から今日までの傷がなければ、土曜深夜1時から3時に12年間喋り続けることも、(中略)この本を出版することも絶対にできなかった」
「痛みを構造的に理解しようとしてきた」
「傷と向き合ってきた。それだけが今の俺を支える自信だ」
文庫版『ナナメの夕暮れ』に新たに加筆された文庫版のためのあとがきの中で、過去を振り返る若林さんから差し出されたパンチラインからは、若林さんを形作ってきたものが、傷であり痛みであり、それらと向き合い、腹に落としてきたプロセスであることが明