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驚きと感動が味わえるスーパードライミュージアム

”キレ味良い辛口”で、国内外ともに人気のアサヒスーパードライ。2022年、発売以来フルリニューアルをして話題となりました。

今回は、そんなスーパードライの魅力を存分に味わえる「スーパードライミュージアム」をご紹介します。
 
※本記事は2023年7月に日本アルミニウム協会HPで公開したものであり、内容は取材当時のものです。

ワクワク感いっぱいの体験型ミュージアム 子どもから大人まで楽しめる!

2021年にオープンした「スーパードライミュージアム」は、アサヒビール茨城工場に
併設されている「お客様が主役の体験型施設」がコンセプトのミュージアムです。
事前の予約が必要な本ツアーは、ガイドの方に引率いただきます。

ガイドとともに回る約80分のツアー

鮮度への挑戦、味のリニューアルなど様々な取組みをされているスーパードライの歴史や製造工程を体感できるアトラクションなど、その世界観と魅力を存分に満喫できます。ビール好きな人だけではなく、普段お酒は飲まないという人や子どもも楽しめる内容です。

ずらりと並ぶ仕込み窯
ほんのりと甘く香ばしい香りがします。

まずは巨大スクリーンのあるシアターでスーパードライの紹介映像を鑑賞。長いエスカレーターに乗り進んで行くと、ほんのりと甘く香ばしい香りが。ここは仕込み釜を見学できる場所で、香りの正体は麦汁でした。こうした五感の体験も面白さの一つです。

ビールの要となる麦とホップ

「発酵の様子」と「製造工程」がわかる2つのアトラクション

スーパードライミュージアムで目玉となっているのが、2つの体感型アトラクションです。発酵エリアにある「SUPER DRY 318 THE DIVE」は、迫力ある映像と上へ下へと動くLED照明の演出により、まるで酵母となって、発酵タンクへ飛び込んだかのような気分が味わえます。

スーパードライに使用されている「318号酵母」の目線から
発酵タンク内で起こっていることを体感できます。

「SUPER DRY GO RIDE」は、スーパードライの缶の上に乗った目線で製造工程を一気に駆け抜ける約4分間のアトラクション。振動や風、ミスト、音響などの臨場感あふれる演出で、アルミ缶にビールが充填されるスピード感を存分に満喫でき、子どもから大人まで夢中になれます。

今後、この2つの他にも最新技術を使ったアトラクションなどが追加する予定とのこと。ますます充実する内容に乞うご期待です。

「SUPER DRY GO RIDE」はアルミ缶の上に乗って充填工程を体感

眺めの良いホールで、できたてのスーパードライに乾杯!

ツアーの最終地点「スーパードライホール」では”できたて”のスーパードライを飲むことができます。もちろん缶で飲むスーパードライも美味しいですが、できたては何ともフレッシュで飲みやすく、他では味わえない美味しさが! これも工場併設ならではの醍醐味でしょう。

ちなみにお酒が飲めない人や未成年には、ノンアルコールビールやソフトドリンクが
用意されているので安心です。ビールサーバーを使ってビールをグラスに注ぐ体験もできます。
ラテアートのようなビールアート!

このホールのもう一つの魅力が、地上60mから眺めることができる壮大な風景です。眼下には全長20mの巨大タンクがずらりと並ぶ景色が広がり、東京ドーム約8個分もあるというアサヒビール茨城工場敷地の大きさを実感できます。

東京ドーム約8個分もあるというアサヒビール茨城工場敷地
広い工場を一望しながらビールを楽しめます!

躍動感あふれるアルミ缶アートに感動!

今回の取材では、期間限定のイベント「スーパードライ アルミ缶アート展」を訪ねました。(現在は展示終了)

期間限定のイベント「スーパードライ アルミ缶アート展」(2023年7月10日まで)

アルミ缶アートとは、空き缶の形状や特徴を活かしながら創作するアートで、アップサイクルとしても注目されています。本来ならば廃棄されるべき運命だったアルミ缶が美しいアートに変身するという驚きとともに、新たに「動物」や「折り鶴」「ラグビーボール」などのフォルムに生まれ変わった躍動感あふれる缶の姿に感動します。

躍動感あふれる動物
スーパードライのロゴのみえ方にも工夫を感じさせます。

これら作品を手がけたのは2009年よりアルミ缶アート作家として活動している岸波清孝氏です。ビールが好きだという岸波氏の創作は、まずビールを飲むことから始まるのだとか。数々の作品からは岸波氏のビールへの愛情も伝わってきます。

岸波氏のインスタグラム
https://www.instagram.com/kkishinami/


スーパードライミュージアムでは、アルミ缶アートに関する展示やイベントが継続的に行われる予定なので、ぜひ情報チェックを。

※こちらの記事は、日本アルミニウム協会HPにて2023年7月に公開したものです。noteへの移設に伴い、再掲しました。