マガジンのカバー画像

アル開発室

【全記事読み放題】クリエイターエコノミーの事業に挑戦しているアル社の裏側を知れるマガジンです。代表けんすうが、やっている事業の裏側やリリース背景、PR戦略などの考えや知見を、ほぼ…
けんすうの視点でわかりやすくまとめた記事が毎月20本ぐらい読めます。ビジネス書1冊ぐらいの金額で様…
¥980 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#コミュニティ

フィナンシェは別に一般化しなくていいんじゃないか派の意見を書いてみる

こんにちは! 僕は、フィナンシェというサービスで「Sloth with Creators」というコミュニティをやっています。 かなり盛り上がっており、slothというナマケモノのキャラクターを使った、色々な作品が700件以上集まっています。 そんな状態なんですが、ちょっと今回、「フィナンシェの一般化」についてメモがてら書こうと思っています。 その前にお知らせです。ハイパー起業ラジオというPodcastをやっているんですが、今度、Podcast Awardみたいなのがあ

チームとコミュニティを混同するとややこしい

こんにちは! まず、お知らせとして、「集英社さんとグローバルのコミュニティを作ったよ」というのから伝えさせてください! プレスリリースなども出したんですが、Manga Plus Universeという、海外の人ともやり取りができるサービスをリリースいたしました。 何ができるサービスかというと、色々な言語で、漫画について語ることができるコミュニティです。 とりあえずは「漫画総合」などを見てみてください。 色々な国の人の、色々な意見が見れるのがとても面白いです。使ってみ

「コミュニティを作ってそこでコンテンツを生み出す」は普通にやるよりコストがかかるよ

こんにちは! タイトルの通りなんですが、長い人生で、よく聞いたアイデアとして 「なんかいい感じのオンラインコミュニティを作って、そこでいろいろなクリエイターが作品をアップする場所を作りたいんです。それを観た人が評価をしたりするとか」 とか 「オンラインサロンを作って、参加者同士で何かクリエイティブなことをできるようにしたいんです」 とか 「これからはみんなコンテンツを消費するだけじゃなくて、自分で作りたいはずなんです。なので、そういう人たちを集めて、新しい物を作り

世界はテクノロジーによってボーダーレスに向かっている

こんにちは! 今日は「ボーダーレスに向かう世界で何が起こるのか考えてみたよ」という内容を書きたいと思います。 ※なお、本記事はFacebook版のアル開発室で2021年2月9日に投稿したものを、編集・加筆したものになります。 ボーダーレスの時代ここ10-20年くらいで起きていることの一つのトレンドは、「ボーダーレス」だと思っています。 ボーダーレスとは、今まで線があったようにくっきり分かれてたものが、その線が曖昧になって、ぼんやりする、というイメージです。 一番わか

ベリロンナイト with けんすうさん ~コミュニティ運営の秘訣とは~(後編)

こんにちは!今日は、昨日の記事の続きになります!お読みでない方はこちらからよろしくおねがいします! 2023年のNFTはどうなっている?けんすう:じゃあ、次の質問です。 「来年のNFTはどうなっていると思いますか?さらに、新しい技術が出てくるとしたら、どのようなものだと思いますか?」 Akim:あー。 けんすう:これは、難しいですね。 Akim:来年かどうかは約束できないですが、増えるんじゃないかなと予想してるのが、めちゃくちゃユーティリティが固いやつ。 NOT

ベリロンナイト with けんすうさん ~コミュニティ運営の秘訣とは~(前編)

こんにちは!今日は、2022年11月18日(金)に開催した、ベリロンさんとのコミュニティについてのトークの書き起こしになります! Akimさん、ふぇねさんとお話しました。 音声はこちら。 Akim氏(以下、Akim):よろしくお願いします。 けんすう氏(以下、けんすう):よろしくお願いします。というわけで、早速始めますか。 ふぇね氏(司会): 始めていきましょう、ベリロンナイト!今回は、けんすうさんをゲストにお迎えして「コミュニティ運営の秘訣」について対談していただ

未来予想図超会議#2 with 尾原和啓さん、深津貴之さん(後編)

こんにちは! 今日は、「未来予想図超会議#2」の後編です。前編、中編はこちらです。 ではいきます! 深津:コミュニティの中で「こうなりたい」という姿はブレるし喧嘩するんですよね。「こうあるべきだ!」「いやこうあるべきだ!」となってしまうので……。 けど、「こういうコミュニティは嫌だよね」のほうが、割とコンセンサスが取りやすい。一見ネガティブに見えますが、そっちからやっちゃう方が素早く根っこの合意が取れてポジティブだと思います。 けんすう:これは深津さんの昔の記事で書

未来予想図超会議#2 with 尾原和啓さん、深津貴之さん(中編)

こんにちは! 今日は、先日やった「未来予想図超会議#2」のイベントの書き起こしの中編を投稿します。アル開発室では、月に1回程度、このような配信イベントも行っており、クローズドだからこその熱い全力の話をお届けしたりしています。 リアルタイムでも参加できますし、アーカイブも映像として見ることができます。興味がある方は入会のご検討よろしくおねがいします! というわけで、今日は中編です。前編はこちら。 ではいきます! 尾原:コミュニティに話を戻すと、「どんな初期コミュニティ

コミュニティには重力がある、という話とNFTコミュニティ

こんにちは! 今日は「コミュニティには重力がある」みたいな話を書きたいと思います コミュニティの初期は超簡単NFTブームなどで、また「コミュニティの大事さ」みたいなことがよく言われたりしますが、コミュニティづくりというのは本当に難しいです。 これは意外かもしれませんが「コミュニティを作って、最初にすごく盛り上がって熱狂を産む」ということ自体は簡単なんです。知らない人同士が集まって、何かに向かってやろうとすると、ものすごく盛り上がったりします。 人間の本能だかわかりませ

お金払ってくれる人のボランティアが成り立つと思うのは幻想だと思う

こんにちは! こちらのnoteのアル開発室は、マガジン要素が強いんですが、Facebook版のアル開発室では、昔「アルサポーターズ」みたいなものをやっていて、コミュニティ上で、マンガサービスの運営を手伝ってもらっていました。 そういう話を聞くと「お金を払ってもらって、かつ仕事をしてもらうなんて、めちゃくちゃお得じゃないですか」と色めき立って、真似したい!と思われる事が多いんですが・・・。 お金を払ってくれる人に働かせるとかは、かなり幻想に近いので、それについて書きます。