見出し画像

エルサレム回想〜岩のドーム

讃美あれ、禁制のマスジドから、われらがしるしを見せるために、われらがその周囲を祝福したはるか彼方のマスジドへ、夜にそのしもべに旅をさせた御方。本当にすべてを聞く御方、すべてを見る御方。

クルアーン第17章「夜の旅」第1節
『クルアーン 日本語読解』東京ジャーミィ出版会、2022年、p. 463

iMacの写真ライブラリを眺めていたら、以前訪問したエルサレムの画像が目に留まりました。
これも何かの縁。しばしタイムスリップにお付き合いください。

(10数年前のお話です。現在の治安情勢は当時と異なります。くれぐれもご注意ください)

厳重なセキュリティチェックの後、「神殿の丘」に向かいます。

既に姿をのぞかせている黄金のドームがドキドキ感を高めます。

入口で再度セキュリティチェックを受け、ようやく入域。かなりの広さのスペースに、石造りの様々な構造物が並んでいます。緑も多めの印象。

歴史とロマンを感じますねぇ(小並感)。

黄金に輝く屋根を持つ「岩のドーム」。圧巻。

まさに壮麗。

近くに寄ってみると、私の大好きな色味の碧色の下地に、細かくアラビア語が施されています。

世界を支える「大いなる細部」を感じる。

少し引いて別の角度から見上げると、青空とヒマワリ、そして太陽を想起させられました。

アラビア語と幾何学模様の織りなす美。そして鮮やかな色彩美。

幾何学模様の部分に近づくと、世界を統べる一つの秩序を感じます。

どうやって作ったの・・・

あまりひとけもなく、穏やかな気持ちで歩いていたのを覚えています。

暖かそうに見えますが、12月末です(寒)。

「神殿の丘」には、「岩のドーム」以外にも様々な見所があります。
続きはまたの機会に!

(くどうようですが、10数年前のお話です。現在の治安情勢は当時と異なります。くれぐれもご注意ください)

いいなと思ったら応援しよう!