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Rd.4 決勝総括
ようやく決着がついた赤合戦の振り返りも兼ねて、予想できた淡々としたレース内容を解説していく。
直前になり俺たち発動となったPegaFC+S、No.26 奏のスケジュールミスにより綺麗な引き際だったNo.100 HRC Pegasusが急遽出走しなければならない事態となった。これは俺たちなのか、撃墜なのか、恐らく両者と大半が思うことだろう。
更にRd.3に引き続き予選で好調だったNo.11 t o t oがDiscordの調子により直前でDNS。事前から11台だったものから10台へと減った。そして、No.91 Cellがエンジン交換でグリッド降格となり最後尾スタートとなった。
スターティンググリッドはこの通り。
P.P No.46[G] 628ps
2nd No.35[U] 515ps(531ps)
3rd No.14[S] 602ps
4th No.37[S] 640ps
5th No.55[S] 644ps
6th No.33[G] 626ps
7th No.1[S] 657ps
8th No.8[U] 714ps
9th No.100[S] 599ps
10th No.91[G] 546ps
DNS No.11[S] 670ps
DNS No.19 657ps
ELEMENTは2台[G]、俺たちは2台既に[G]を消費しており[S]で走らなければならない展開となった。
圧倒的ELEMENTが有利な中スタートしていく。
今回はこの2チームをメインに進めていくこととする。
スタートしてポールのNo.46 まふゆは二番手以降のNo.35 アリを離していきつつコーナーを抜けていくがヘアピン手前で強引なレイトブレーキをしたNo.14 そうミサイルの発射によりNo.35 アリが追突。ヘアピンはカオスと化しイエローフラッグとなった。これによりスルスルと抜けてきたNo.91 Cellが3番手、4番手スタートのNo.37 紫崎が2番手に着け俺たちは後方へ沈む展開に。1-3を築き上げたELEMENTは2台揃って[G]に対して後方のPegaFC+Sの2台は[S]とELEMENTが圧倒的有利な状況となり、一番やってはいけない自分で自分たちの首を絞める結果となってしまった。
少し時間を巻き戻してスタート直後の接触の解説をしていく。
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まずスタートが抜群に良かったNo.1 raiがNo.33 FUGAに並びかける。
![](https://assets.st-note.com/img/1732178847-FKyu9RiewtokYHbAPUIaTOGh.jpg?width=1200)
この時点でNo.1 raiがNo.33 FUGAに対して勝負権がある状態にある。
そもそも「勝負権」についてもう一度説明していくが、後方のドライバーが前方のドライバーを仕掛ける際、後方の車のフロントアクスルと前方の車のリアアクスルが重ならなければ後方のドライバーはバトルを仕掛けることが出来ないルールになっている。
それに基づいていくと重なるどころかサイドハイサイドに縺れる勢いがある。
No.33 FUGAはNo.1 raiに対してスペースを残さなくてはならなかった。
本来であれば10秒ペナルティとなる用な事例が5秒となっているのは、
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スタートしてNo.33 FUGAは左にハンドルを切っており、僅だが左に進路を変えていることが情状酌量の余地として5秒という結果になった。
ただ、実際切る角度は足りてないことは事実だが、いくらスペースが左に残っていたとしても群サイの逆走のTurn1を、ましてや1周目からスリーワイドになんてなりたくないのは前方のNo.55 J.Jも同じだろう。
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無理やりNo.33 FUGAからスペースを開けようと試みたものの失敗し、No.100に後ろから追突される結果となってしまったのがTurn1で起こった出来事だった。
その後のヘアピンが問題だろう。
焦りからきた自分の首を絞めてしまった出来事を解説していく。
分かりやすいように遠目からの写真で説明していく。
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まずこの段階でNo.35 アリがマージンを残しながらターンしているに対してNo.14 そうはミドルから無理やりレイトブレーキで仕掛けた
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![](https://assets.st-note.com/img/1732181534-fjD6dH7XJubE4qSz8nkQr1Zx.jpg?width=1200)
下 No.14 そう
実際ブレーキングポイントはすこしNo.14 そうが遅れているくらいで言うほどレイトブレーキでは無いが結果として止まりきれなかったのは事実である。
普通この距離感ならばNo.37 紫崎はそのまま玉突きとなっていただろうと思われるが流石としか言いようが無い抜け方だった。
本来後ろのNo.55 J.Jはブレーキング中の進路変更は許されないのだが、こればっかりは進路を変えざるを得ない形となった。
後方のNo.33 FUGAも避けるものの結局は被害を食らってしまった。
ぶっちゃけ主催者はこの一周目だけ解説して終わると予想していたのだが、思ったより首位争いが面白かった。
動いたのは3周目、No.46 まふゆが痛恨の単独スピン。
![](https://assets.st-note.com/img/1732187004-9atcqGmfkCjsbnPVRoAFdzHL.jpg?width=1200)
トップから一気に7番手まで後退してしまう。
これにより初優勝とボーナス5ptが絶望的状況に。
後続のNo.37 紫崎とNo.91 Cellが首位争いをここから繰り広げる。
互いに意識するがバトルするような距離ではなく常に緊張感がある中レースが11周目まで続いた。
途中紫崎のミスもありテールトゥノーズにまで縮まるがオーバーテイク出来る決定打はなかった。
高速コーナーはNo.37 紫崎が速く、低速コーナーはNo.91 Cellが速かったためS1ヘアピンまで縮めるもそこからの高速セクションは紫崎が離し、S2にでぎゅっと縮まりつつあったがS3でまた広がり‥というのを繰り返していた。
最終ラップにNo.37 紫崎がタイヤ交換をし3番手に復帰。
これで1-2体制となったELEMENTがトップチェッカーを受けた。
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通算2勝目をあげチャンピオンシップにリードを広げたNo.91 Cell。
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接触の被害もなく最善の戦略で見事な1-2フィニッシュ。
これでランキングはトップとなり、俺たち PegaFC+Sから赤色を剥ぎ取ることとなった。
ドライバーズランキング
1st No.91 95pt 462ps
2nd No.35 72pt 552ps
3rd No.14 61pt 643ps
4th No.100 52pt 642ps
5th No.46 50pt 584ps
6th No.33 39pt 602ps
7th No.37 36pt 655ps
8th No.55 26pt 621ps
9th No.5 23pt
10th No.1 22pt 651ps
11th No.19 20pt 657ps
12th No.11 11pt 658ps
13th No58 3pt
14th No.17 1pt
14th No.8 1pt 714ps
14th No.26 1pt 642ps
18th No.0 0pt
コンスタントラクターズランキング
1st COMBAT element 168pt
2nd PegaFC+S 114pt
3rd TEAM R.I.N.C.E with RHODES 89pt
4th McVeatin 60pt
5th Red Bull TEAM MUGEN 32pt
6th HJR 27pt
これでポイント差をぐっと広げたELEMENTとNo.91 Cell。
俺たちが次戦からどのようなリバリーで来るのか楽しみなところ。
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そして、Rd.5でby Alto GP一周年。
まだまだ準備中ですが何かやろうかななんて思ってたり‥
といった感じで以上Rd.4総括でした!