見出し画像

性について(Part1)

こんにちは。あるとです(`•∀•´)✧

始めて2日目にして結構ディープな話なんですが…
最初の方に一度このお話はしなくてはいけないと思いました。

性について”のお話は長くなりそうなので、何回かに分けてお話しようと思います。
今日は、あるとの性別についてお話しようと思います。



その前に

性について”の内容は、読む人によっては「気持ち悪い」「意味わからん」「それはちょっとちゃうくない?」と思うかもしれません。

読んでる人全員に理解されないことも知ってます。
なので、嫌な気持ちになったり意味わからんと思ったら途中で読むのをやめてくれて構いません。

知識不足であるのも最初にお伝えしておきます。
まだまだ勉強中の身ですのでお手柔らかにお願いします。

以上をふまえて読んでください。



“性別”について

まずは、あるとの性別についてからお話しようと思います。

実は、昨日の日記の自己紹介ではあえて性別を書きませんでした。
それは今日のお話をするためです。


あるとの性別は結論からいうと、

どちらとも言えない

です。

「は?」と思った方、ちゃんと説明するのでもう少し読んでください。
(さっきと言ってたことちゃうやん…)


あるとの戸籍や身体的な性別は“女性”です。

では心が男性なのかというとそれもちょっと違います。


“心の性”は、女性と男性が混在しているような、どちらでもないような…という曖昧なもので明確に性自認が出来ません。


日によってグラデーションなのですが、

完全に女性な日
中性な日
どの性にも当てはまらない日

のどれかであることが多いです。
完全に男性な日はないのですが、男性みが強い日、男女が混在してる日はたまにあります。



あるとのような人たちは、意外と世界中にいます。
彼らは、自分たちのことを

ノンバイナリー(non-binary gender)
Xジェンダー

と呼んでいます。


“ノンバイナリー”はLGBTQとは異なります。
女性か男性のどちらか特定の性別ではなく、両方が混在している、あるいは2つの中間、あるいはどちらでもない“第3の性”である人のことを指します。
なにか検査を受けて判断するのではなく、あくまで自称になります。



違和感はいつから?

今思えば、小学生の頃から既に何となく感じていましたが、はっきりと違和感を覚えたのは高校生の時でした。

いくつか高校時代のことをお話します。


1つ目

朝、制服を着ようと思ったらスカートが履けなかったんです。

通っていた高校は、それなりに厳しくて登下校は必ず制服を着なければならなかったし、スカートの下に長ジャージを履くのももちろんダメでした。

当時、困ったあるとはスカートを膝丈までにして(普段は折って短くしてました)、下にハーフパンツを履き、何とか1日過ごしました。


2つ目

高校時代、割とモテ期でしたww
何人かにアプローチされたり、告白されたり、キスされたりと色々ありました
(ここら辺の話はまたいずれ気が向いたらするかもしれません)


そんな高校時代のあると、男性と1年半程お付き合いしてたのですが、ある時期、女性として見られてるということがめちゃくちゃ嫌になったことがありました。
受験生だったこともあったので、受験勉強に集中したいという理由で距離を置きました。

今思えば、ちゃんと理由を言っても良かったのではと考えたりもしますが、高校時代はまだLGBTやジェンダーへの関心があまり広まっていなかったので、理解されないと思って言いませんでした。


悩んだこと

あるとは身体は女性です。
なので月に1度の“あの日”は絶対に避けられません。

あるとの“あの日”は、ストレスでひと月来ないときもあれば2週間で来るときもあります。
また、頭痛や起き上がれないほどの腹痛、倦怠感、食欲不振、貧血による立ちくらみなんかがあることもしばしば。


そんな重い“あの日”と男性な日が被ったことがありました。

ただでさえしんどいのに、心と体がちぐはぐなのが気持ち悪くて吐いてしまいました。


なんでこんなに気持ち悪い思いせなあかんの?
なんで男に生まれんかったん?
なんで完全に女の子になられへんの?

さすがにこの時はめちゃくちゃ泣いて、めちゃくちゃ悩みました。


そんな、自分の性に対する悩みや考え方を少し変えてくれるきっかけがありました。

それは、マンガ『彼方のアストラ』(篠原健太)を読んだこと、登場人物の一人、ルカ・エスポジトの存在です。


※ここからネタバレ注意です!!!


ルカは、お調子者で明るいキャラクターとして描かれています。

そして、養子でありIS(インターセクシャル)であること、それにより親と確執があること、実の父親のクローンであることが後に明らかにされます。

ISとは、男女どちらの形質も持っていて性別の判断が付けにくいことを指します。


自分の性や親のクローンとして生まれてきたことと向き合ったルカは、前向きに自分の個性を楽しんでいました。時にはその個性をネタにしていることも。

フィクションであること、キャラクター設定や作品の流れでそのように描かれているのはここではひとまず置いておいて

自分と似たような人がいるんだとここで初めて知りました。そして他にも同じような人がいないかと調べ、自分がノンバイナリーにあてはまることを知りました。

元々の性格がめちゃくちゃ明るい訳ではありませんが、ルカのように自分の個性を楽しむことはできるんじゃないかと思い、どうやったら楽しくなるかを研究していきました。

また、次回もう少し詳しくお話ししようと思いますが、今通っている大学に入ったことも考え方を変えるきっかけになります。




ノンバイナリーであること

あるとがノンバイナリーであることは、Twitterの趣味垢でつぶやいたことはありますが、親や友人、大学の先生、バイト先の方々には話していません。

理由は

理解がされにくい
完全に男性な日がない
知られている必要がない

からです。

理由の大部分は、多少ジェンダーの考え方が寛容になってきたと言えど、まだまだ理解がされにくい事です。

でも、理解されるされない関係なく、ノンバイナリーであることは大っぴらにする事でもないと思ってます。

また、性同一性障害というわけではありません。
ノンバイナリーであるからといって、急に男性として接せられても困まります。
今のままで充分なんです。


勘違いしないでほしいのは、ノンバイナリーであることを今は隠したいとは一切思っていません!
言わなければならない時は言おうと思ってます。

ノンバイナリーであることは、恥ずかしくないし、そもそも隠そうと思ってるならここで話しません。


現在、あるとがアンケートで性別を答える時などは、“その他”や“答えたくない”、そういった欄がなければ“女性”と答えています。
何か登録や申請をする際も“女性”にしてます。


基本的にスカートやワンピース、レースやシフォン生地の洋服は大好きなので、めちゃくちゃ持ってるし着てます。
可愛いアクセサリーも沢山持ってるしつけます。

最近は、男性な日でもスカート履いてピンクメイクして、コテで髪を巻いてアクセサリーもバッチリにして女装コスプレを楽しむこともあります(ややこしいwwww)

もちろん中性的なものも着ます。



ノンバイナリー”はあくまで自称なので、「嘘じゃないの?」って言われたりしても仕方がないと思ってます。

ただ、実際にそういう人が世界中にいること、性別は男性と女性だけでないという考え方があることを、ここまで読んでくださった人には知っておいて欲しいです。


悩んだりすることがなくなったとは言えませんが、今は自分の性を楽しんでいるので、こういうやつもいるんだなぁと軽く捉えて貰えると嬉しいです。



次回は、そんなあるとの過去の恋愛についてお話していこうと思います。

それではまたヽ(・`ω´・ )<また!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?