タイプロ橋本将生の話をするけど誰も読まないで欲しい(2025/1/28 追記)
タイプロ(timelesz project -AUDITION-)の話です。特に概要の説明はしないのでご存知ない方は各自でお調べください。ご存知になってください。
前置き
まず書き手(私)自身の前提なのですが、前提の時点で「こいつの話は読まなくて良いかな」とか「この程度の解像度の人間が言ってる話ってことな」などなど色々判断・自衛して頂けたらなと思います。
何と言っても私は所謂『タイプロ新規』。小さい頃から漫画やアニメを嗜むタイプのオタクであり、最愛のバンドはくるり、芸能においては映画が好きだけれど、俳優さんではなくどちらかというと原作や監督さんで観る映画を選ぶタイプで、俳優さん個人を推したことは人生で一度もなし。そんな中で実存の推し(インドの俳優さん)が数年前に初めて出来たばかり。
そして「くるりが最愛」な時点で分かって頂けると思うが音楽はロックバンドが主に好きだし、アイドルにはそこまで興味が持てず(勿論すごい人々/職業だという認識はある)、ジャニーズ系はおろかアイドルの世界自体すってんてんのド素人という有様の人間です。あ、でも小学生の頃モー娘。は見てたか。なんとなく矢口が好きでしたね。センスを疑うな、小学生の時の話だ。
こういう遍歴の人間がタイプロ候補生『橋本将生』の話をさせてくれと汚ねえ悲鳴を上げているだけのnoteです。この時点で「こいつから有益な情報は得られないな」など判断頂けたらと思います。有識者の方々の話の方がずっと面白いと思うので。
タイプロを見始めたきっかけ
そんな私が何故タイプロを見始めたかというと、以前からリスナーであったYouTube・ラジオ等でエンタメ解説考察をされている大島育宙さんが番組を激推ししており、そのプレゼンが相変わらず素晴らしかったから。そもそも私はオーディション番組自体「頑張っている人が無暗に怒られたり恥をかかされているシーンを見たくない」という理由で食わず嫌いをしていたため、一切と言っていいほどその類の番組を見たことがないのだが、大島さんが「timeleszを知らなくても大丈夫」「厳しいことを言う場面もあるけど意外と当たり前の(アイドルに限らず社会人としての意識にも通じるものがある)ことしか言ってないからそこまでストレスはかからない」「とにかく面白い!」と太鼓判を押してらしたので、「じゃあ…まあ…」ポチ……\デトゥーン/(ネトフリの起動音)と見始めたわけです。前提長いですよね。まだまだ前提続くし途中本題からも逸れるよ。本題の橋本将生の話が出るまで我慢ならない方は目次から飛んでください、別にここそんな付き合わなくても良いです。
見始めたらそりゃもう二次面接から面白いわけです。ただこの時点では候補生より、timeleszのお三方がどれほどの覚悟と意識でアイドルをされているか、どういう着眼で新しい仲間を探そうとしているのか、という点にスポットが当たっていたと思います。なんて新規に優しい構成。菊池風磨さんは「ち●こ出ちゃってるよ!!」とボールドのCMくらいしかすぐに参照出来る記憶がなかったし(マジでごめんなさい、ご活躍に対して私が何も見てなさすぎるだけ)、佐藤勝利さんはドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』の青野くん役だったなという認識(原作ファンのため)、松島聡さんはほんとに申し訳ないけどほとんど存じ上げなかった。でも今となっては現メンバーの中で聡ちゃんが一番好きです。聡ちゃん言うとるがな。というかまずこのお三方の魅力がめちゃめちゃすごいですね。今まで知らなかった私ですらタイプロを見ただけで「この3人のままでも良いんじゃ…」ってちょっと思っちゃったし、この人たちに今までよくぶつからずに来れたな私って思います。どっかでぶつかるだろ、こんなにすごい人たち。
そして三次審査。SUPER EIGHT大倉忠義さんの登場により一気に締まった空気感になってきてさらに面白くなってまいりました。しかもかなり人数が絞られているため、二次審査と比べたら個人個人の顔を覚え始めてちょっと愛着が湧いてしまう。それでもまだ「みんな満遍なく頑張れ~」みたいな気持ちでいたつもりだったのですが、GREENチームでどうにも気になる子が現れてしまいました。そう、橋本将生です。
手足が長くスタイルが良い、顔も良い、髪型良い、雰囲気が良い、ダンスも歌唱も結構良い。ただ菊池風磨に「クールなだけだと飽きちゃう」と課題を課せられる候補生。確かに同じチームである、今までどこにいたんだと言いたくなるほどの原石感を放つ浜川路己くんや、表現力がすでにかなり完成されている鈴木凌くんと比べると少し印象が弱く、でも未経験者ではないから技術の伸び率みたいなところでのアピールが難しい候補生だったんだろうなと。
ただ最終審査の本番で少しだけ見せた「表情」を菊池風磨は見逃さなかった。ありがとう。「出せたな、感情」「すげえ嬉しかったよ、俺は」「あなた、笑ったんだよね」というあまりに男前な細評に、男性グループ、ひいては男性コミュニティの"見てくれている兄貴分ムーブ"にあまり免疫がない私は「なん、口説いてる? 今夜抱く気か?」と勘違いしたほど(するな)。そして「感情を表に出す、表現する」という課題を前にすると目を潤ませてしまう橋本将生に、「君は過去に何かあったのかい!?」と興味を駆り立てられてしまった。
ここで一旦インドの『推し』の話
さらに読み飛ばして大丈夫な項です。
前置きで書いた通り私には数年前まで実存の『推し』という人が一度もいたことがなかった。漫画やアニメが好きなので好きなキャラとかはいくらでもいるけど、アイドルや俳優など「実存の個人」を推したことがない。「素敵な人はみんな好き、突出して個人にハマったことがない」という感じだ。
そこに嵐のように現れたのがインドの俳優、ラーム・チャランだ。
2022年に公開され熱い”ナートゥ旋風”を巻き起こしたインド映画『RRR』の主演の一人。
その美貌と瞳の奥にどこか影と儚さを感じてしまう……と思ったけどめっちゃ強いし全然儚くないし最後神様になっちゃってんじゃんあまりに神々しくてこのまま映画館の座席で死んでもいい! と思ってしまうことでお馴染み(?)のラーマを演じた、インド・テルグ語映画界のスターである。
![](https://assets.st-note.com/img/1734493317-bGo8SmsWCf0LJAVvrpZwhnEy.jpg?width=1200)
もうほんと「なんだこの人は」と。こんな人をなんで今まで知らなかったんだよと衝撃を受けた私は、全くのつんつるてんであったインド映画界、ひいてはチャランさんについて調べ始めた。
ラーム・チャランさんは所謂「家系スター」であり、テルグ語映画界の頂点に立つ“メガスター”チランジーヴィの嫡男。父である”メガスター”と、叔父の”パワースター”ことパワン・カリヤーンから名前を受け継ぎ「メガパワースター」という二つ名を冠している。大スターの子は大スターになることを(とんでもない規模のファンから)期待される家に生まれ、優しげなお顔立ちと品のある風格、さらにシャイなお人柄でありながら「デビュー作からすぐ主演映画」「”メガパワースター”としての興行的な成功」という責務やプレッシャーと戦ってきたキャリアをお持ちのお人。
ご興味ある方は詳しくはこちらということで。
興行的成功を収めるため、またファンの期待に応えるため、チャランさんの過去作は「リベンジ・アクション」というテルグ語映画では定番とされる(と思う)ジャンルが多く、私の感覚ではざっくり言うとカリスマ的ヒーロー役が多いイメージ。これが批評家などからはマンネリだと指摘されることもあったのだとか。
そこでチャランさん自身も「役者人生の転換点」と語る『ランガスタラム』という作品が登場する。生粋のセレブ、デビュー時からスターであり大衆の心を掴むヒーローであることを期待され続けていたであろうチャランさんが、「純粋だけど粗暴で、障碍を持つ農村育ち(被差別カースト)の青年」という家系スターが普通はやらないような「異色ヒーロー」主人公を演じる革新を起こした。その演技力とエネルギーの高さは凄まじいもので、私も実際に映画を観てその熱量に度肝を抜かれた。当初のイメージを覆し殻を破ったとも言える本作は、本国でも商業的な成功と共に国内で数々の映画賞を獲得したそうだ。
そもそも私がチャランさんを好きになったのは、『RRR』で演じたラーマの「儚そうに見えて全然儚くない」ところが大好きだったからだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1734502808-IDJGQO7CAVcdZRos4x9qzum8.jpg?width=1200)
実際のお人柄は『RRR』のもう一人の主演スターNTR Jr.さんから”閉じられた本”と評されるほど、謙虚でシャイで人見知り。しかし心を開いた相手に対してはいたずらっ子になってしまう一面もあり、スクリーンでは「どこからそんなエネルギー引っ張り出してきたの」と言いたくなるほどの表現力と「メガパワースター」の名に相応しい圧倒的で熱いパフォーマンスを魅せてくれる。
このギャップこそが、ラーム・チャランさんの魅力の一つだと私は思っている。
さて、そろそろ私が何故こんな必死にラーム・チャランさんの話をしているかお分かり頂けるだろうか。こんな説明で分かったらすごいと思う。
つまり私は橋本将生のこういう面が見たいし、こうなる可能性を感じているんですよってハナシ!!
段階を飛ばしすぎていて何を言ってるんだと思われるでしょうね。放っておいて大丈夫です。さ、ようやく本題です。
橋本将生……君って奴は……
三次審査候補生36名の中で四次審査に進めるのは15名。半分以下だ。
ここで橋本将生が落ちてしまうのはあまりに惜しい…とドキドキしつつ、「この子が落ちたら惜しい」なんてここまで来たら36名全員がそれに該当するくらい皆魅力的だろって話であり、通らなかったら今後の視聴の楽しみちょっと減るな~程度の温度感にあえて留めていた。だって辛いから。
そしたらぬるーんとしたご紹介で橋本将生は6位通過したのである。
び、びっくりした……良かったけど、嬉しいけど、編集上のタメが一切なかったので全く心の準備が出来ていなかった。
でもこれで少なくとも橋本将生をもう少し拝める。「絶対に加入してくれ」なんて温度感で応援し始めちゃったら今後緊張によるストレスで胃に穴が開いてしまうくらいには他の候補生の皆も好きだし、まだそんな堂々と「推し候補生」とは言えないけど…頑張ってね…という気持ちだった。
そして四次審査の配信が始まった。
東京駅から浮足立った様子でバスに乗り込む候補生たちの中に、いるねえ、橋本将生。そりゃいるだろって話なんだけど。
そして突然明かされるSTARTO ENTERTAINMENT俳優部の皆さんの合流。ジュニアから途中合流があるという話はふわっと聞いていたけれど、このタイミングで、しかも「元ジュニアで俳優部」の方々の参戦に、新規の私は「情報量……」と圧倒されてしまう。
そして心が追いつかないままにOPが始まってしまった。先行カットもある、頭パンクしそうだ。
ちょっと待って
今の橋本将生?
今一瞬めっちゃぐわっ!! ってした顔で映ってたの橋本将生?
カチカチッ……(巻き戻す音)
オイオイオイオイこれ殻破った橋本将生じゃないか!?!?
殻破(からやぶ)将生じゃないか!?!?!?!?!?
えっあっ無理かも、やばいかも、なんか強めなアクセつけてるし
というか画面構成的にもド真ん中にいる……同チームとなる山根くんやロイくんを差し置いて…?? これ運営側・編集側からの「期待しててね」ってコト?
殻破(からやぶ)将生祭り・開幕決定って、コト…???
そんなこと誰も言ってない。とりあえず本編観よう。
(のちのちになってみれば人生遊戯チームは”岩崎くんが本番のパフォーマンスに間に合うかどうか”という点を引っ張る構成になっていて、全体が映ってるパフォーマンスカットはネタバレになるので先行で使えない、代わりにインパクトのある単独のカットを選ぶ必要があった、という事情により橋本将生の姿が採用されたのだろうと思う。にしたって……心臓に悪いってば……)
第8話(審査本編としてはep.7)は合宿初日と審査内容の発表、そしてPurple Rainチームがメインだ。そしてある種の原嘉孝回でもある。原くんが入るのはPurple Rainチームだっつのに、「こんなツヨツヨギラギラのプロが入って来ちゃった…橋本将生、頑張らなきゃだヨ…!」と相変わらず橋本将生が気になる。全体練習の時も橋本将生を探している自分がいるし、Purple Rainチーム本番5日前の練習シーンでは合同の練習スタジオに入ってきた候補生の中の橋本将生をすぐに把捉した。くそ、その黒コーデほんと良いなあ、シルエットも好きだなあ、髪掻き上げるの結構癖だよなあ、えっまままま待ってメガネかけてない? 黒縁メガネ手に持ってたよね、そしてかけたよね??? ここここらそっち行くなこっち向けーーー!!!!!
もう推し候補生だろ。
OPの殻破(からやぶ)将生が脳裏に焼き付いてしまったのもあり、橋本将生の新規絵を血眼になって探してる私がいた。いや推してるじゃん、言い逃れ出来ないよ、もう。お前はこれから心臓を焼かれそうになりながら彼を推すことになるのだ。往生しな。
ともあれPurple Rainチーム、めっちゃ良かったですね。原くんの参戦は「他の候補生と作画が違うよぅ…!!!」とすごく緊張したけれど、バチバチな感じで引っ張ってくれる(けれどリーダーの西山くんのこともちゃんと尊重する)ことでチームとしての「ギュっと感」を感じた。本番のステージの完成度は本当にドキドキしたし、6人それぞれのイメージと体型に合わせた衣装がめっちゃくちゃ素敵で、しかも皆たぶん身長がそこそこ近いからまとまり感もある。サビのところの振付めっちゃオシャレで大好き。何度もおかわりしたせいで配信から数日間はずっと頭の中をPurple Rainが流れていた。(ビハインドもめっちゃ良かった)
で、次週はもしかしたらこういう橋本将生が見られるかもしれない、と。
今さらだけどちゃんと衣装着てヘアメイクしてってデカいな!?!?
今までみんな私服と練習着しか見てないもんな。その点Purple Rainチームが素敵すぎて「もう競わずにこの6人でデビューして……」と身勝手なことを思ってしまうほどだった。
これを、橋本将生が、来週……どうしよう………。
さて、第9話(審査本編としてはep.8)の開幕である。
配信直前にX公式で「中間発表まで」と予告されていて、「えっ最終パフォーマンスまでやらないの!?!?」とたまげたものだが、1話で最終パフォーマンスまでの膨大な「橋本将生の新規絵」をいっぺんに浴びて体がはじけ飛ぶか、それとも次週まで引っ張られ待ちきれないもどかしさで精神を引き千切られるか、どちらがマシかと言われても甲乙つけがたい。ここはもう番組の運営と演出と編集を信じることくらいしか出来ない。文句は言わん。
『人生遊戯』という楽曲は、タイプロを見始めてからやっぱりどうしてもtimelesz/Sexy Zoneに興味が湧いてしまうので公式YouTubeのショートバージョンMVをすでに何度か見たことがあった。エネルギッシュで熱くてカッコいいMVだな、皆さん顔が良すぎるだろ、顔が…なんて思いながら見ていて、特に「(ゼロになれたならって)負けるつもりか?」のところの菊池風磨さんの表情がすごい好きだった。
これだけ表情によるテンションの高さが必要な楽曲と言うことは、橋本将生だけでなく、恐らくロイくん辺りもあえてこのチームに振り分けられたんだろうなと察せられる。まあ本編でも散々言われてるし。
あの菊池風磨の「負けるつもりか?」ぐらいの、あるいは近しいレベルの表情が橋本将生から出ちゃったらどうしようと思った。
そしてチーム内では比較的順調に振りや歌詞を入れている様子の橋本将生だが、贔屓目の私からでも「ままままた指摘されちゃうヨ!」とヒヤヒヤしてしまうほどにやっぱりテンションが低い。本人はちゃんと課題を自覚しているし、「人生遊戯は自分の課題にぴったり」と言っていたように楽曲のことも自分に足りないものもある程度理解しているように見える。それは良く言えばストイックな姿とも捉えられるんだけど、テンションのせいでNOSUKE先生の言う通り「楽しくなさそう」「やらされてる感」にどうしても映ってしまう。
しかもこの回、タイプロ側の厳しさが過去一出ていた回なんじゃないかと思っていて、NOSUKE先生の「入れさせない」であったり、今江さんの抱える悔しさやプレッシャーの重さであったり、佐藤勝利さんとロイくんの噛み合わなさだったり、岩崎くんの負傷だったり、色々なままならなさでもう全然落ち着かない。そのせいで辛さと橋本将生の新規絵の交互浴が自然発生しており、どういうわけか見ている間私はずっと顎が痛かった。たぶん辛さで歯を食いしばったあと橋本将生の新規絵で顔が緩むということを繰り返したせいだと思う。顔痩せするかも。一石二鳥じゃん。
だってもう……NOSUKE先生にアドバイス求めたときの顔見ましたぁ……?
ていうかNOSUKE先生の言葉選びの的確さが凄すぎるっていうのもあるんだけど、「将生は譲っちゃいそう」って言葉は私にまでズシンと来てしまった。んでそのあとカメラがNOSUKE先生から橋本将生に移ったらななな泣いてるやん……。相変わらず涙目と前髪の組み合わせの破壊力が半端ねえな、橋本将生…。確か三次審査のときも「自分を表に出すという課題と、その課題に対する不安」の話をしていた時に涙目になっていた。というか彼はそこそこの頻度で「不安」という言葉も結構口にする。何があったんだ、橋本将生。過去所属していたという大所帯のアイドルグループ活動や出演していた恋愛リアリティーショーで(直接的、対人的に何かが起きたわけでなくても)何かあったんか…!?!? な、泣くな!!! 元気出せ!!!!! おっ、NOSUKE先生に「声がちっちゃい」って言われたあとに言い直した「ありがとうございました!」は良い顔してる!!! 頑張れ!!!!!! 橋本将生ならきっと出来るよ!!!!! 私は君のそんなところが見たいよ!!!!!
はあッ……はあ……(疲労困憊)
そしてそのあと投入されるのが菊池風磨兄貴により提案される「盛り上げ隊長」任命だ。これNOSUKE先生と同じく、菊池風磨のアドバイス力みたいなものも凄すぎないだろうか。多分佐藤勝利さんや聡ちゃんだってアドバイスはしていて、でも演出のバランスを取った結果たまたま厳しく言っている箇所だけピックアップされている可能性だってあるので、菊池風磨兄貴のみが得意なわけではないのかもしれないが。
チームの中で一番テンションが低い(とされる)メンバーが盛り上げ隊長をやることで常にテンションを上げる練習になるし、他のメンバーも「一番低いはずのメンバーが頑張って声出してる」ことにきっと感じ入るところはあるだろう。というかほんとここで真っ先に橋本将生なんだな。岩崎くんも結構「崖顔」ばっかりピックアップされるからそこまで明るい印象ってないんだけど、それでも明らかに橋本将生なんだ。まあ岩崎くんわりと懐っこい笑顔でメンバーと話してる姿が見切れてるから、平場では結構明るいのかもしれない。
でさあ……やっぱここ嬉しいのって橋本将生が好きな人だけなのかなあ……。
「低いの誰?」ってなったとき皆の「それははっしーだねえ…」みたいな視線が集まった瞬間とか、それに橋本将生が(>_<)って目になりながら「早っ! 早…」「そんなことない……」と”メンバー1”とまではちょっと自覚なかった様子とか、盛り上げ隊長って言われた瞬間少し笑ったあとに「はい」って即答する感じとか、皆から声出しするよう言われたときの「い、今…!?」の感じが意外とレスポンス良くて(実はこの子結構ノリいいんじゃないか…?)って感じるところとか、中間テスト(中間テスト?)とか、声出した後みんなが「いけんじゃん、いけんじゃん」みたいにちょっと詰めてる感じとか、「いけないわけないじゃん 人間なんだから 人間なのよ」とか。
NOSUKE先生!!!!!!!!!!!!!
「わちゃわちゃが嬉しい」ってこういうことですね!?!?!?!?!?
身に沁み入るようだぜ……NOSUKE先生ってやっぱりすごいんだね。正直タイプロ見始めてtimeleszの次に好きになったのって候補生よりNOSUKE先生だったもん。顔が良い。指導が的確で候補生を無暗に怖がらせたり惑わせたりしない。厳しい目を持っているけれどそれでいて「ちゃんと見てくれている感」がすごい。信用に足る。ありがとうございます。
正直「盛り上げ隊長」のくだりだけでHPがだいぶ削られていたのでカレーのとこは初見のときすごいぼんやり見ていた気がする。この回随一のほっこりシーンだったはずだろ。そんな場面でまたフリを入れられる橋本将生。急なフリにも関わらずほんとに上の句はわりといいこと言ってたので可能性をバシバシ感じる。下の句って難しいよな。ネトフリで字幕つけて見てると「使い方合ってる?」とか言ってた。合ってるよ、マリアージュの使い方のことを言ってるのであればまあ合ってるよ。君の潤んだ瞳と前髪のことだよ、マリアージュとは!!!!!
そして中間発表です。
予告からリーダーは山根くんなのになんで円陣で声出してるのは橋本将生なんだろうと思ってたけど、盛り上げ隊長だったからなんだね。このとき山根くんの背中に回した手が少し震えてるんだよ。ふうぅぅぅ…。あと「みんな 目見よう マジで」って言ったあとロイくんと岩崎くんが橋本将生をニコニコ見てるの可愛いね。好きなの? デケー声の橋本将生。私も好き。気が合うね。
で、よ。パフォーマンス。
「窮屈な世界は 誰が為に spin around?」のとこ、の、顔!!!!!!!
そんなぴえんみたいな顔、でき、やれ、こっこの……コラ!!!!!
「あるがまま」のとこでちょっとウインクしてる!!!!
だか、貴様(貴様?)、ほんとマジでそういう表情どっから急に持ってくんだよ!!!! あっ分かりました、一つ分かりました、橋本将生は流し目が大変良いです、はい、素人の意見で大変失礼いたします、大抵顔が整った方は性差問わず流し目で魅力が増大しやすいというのは相場が決まっておりますが、それに準じて私は橋本将生の流し目がもっと見たいと思っております。
「イエーーー!」のところの声量と表情にも胸が熱くなったし続くサビもパワフルだったし、「自分で答えを」のとこの笑顔+流し目の破壊力やばいしずっと強気な表情ですげーーー良かったが!?!?!?!?
編集でカットされてるだけかもしれないけれど、橋本将生って本番でトップギア持ってくるタイプだったりするのだろうか。聡ちゃんの言う通り「すごいですわ」だよ。橋本将生が褒められたときロイくんや日野くんが嬉しそうにしてたのも含めて嬉しいよ、橋本将生の見えなかったところがどんどん見えてくるのが嬉しいよ!!!!!
そんで次週が本番!?!?!?!?
ちゃんとヘアメイクして衣装着た橋本将生の本域の殻破(からやぶ)パフォーマンスが見れてしまうかもしれないの!?!?!?!?!?!?
AED買っといた方が良いかも。
今回人生遊戯チームは「岩崎くんや、いかに…!?」を次週まで引っ張っている関係か、ビハインド動画が上がってないんですよね。部屋割りだけでも良いから教えてくれ。ロイくんと岩崎くんが同部屋ってことしか分かってないから。岩崎くんの反対隣、多分髪が黒い人が寝てたと思うんだけど布団に包まってるか抜け殻かのどちらかだから誰か分からないんだよな。何となく雰囲気的に山根くんな気がしちゃうんだけど、だとしたらコミュ力高い今江くん日野くんと、自称コミュ障の橋本将生が同部屋ということ…!?!? か、絡みを見せろ!!!!!!
オタクは!!!!!!! 関係性というものが!!!!!!! 大好物なんだよ!!!!!!!!!
ともあれ本番パフォーマンスめっちゃくちゃ楽しみです。いっそ殺してくれ、君の魅力で。
例の動画
配信日以降も興奮冷めやらず本編を1日2回くらい見直しながらツイッターで「橋本将生」で検索する日々を過ごしていたんですけど、このnoteを書いている時点で私はタイプロおよび橋本将生の名前を検索するのを一旦辞めてます。
まあなんつーかご存知だろうとは思うんですけど、橋本将生の昔の動画が掘り起こされてたんですよねえ。
その内容はほんとにわりとどうでも良かったというか、多分以前所属していた大所帯のアイドルグループでの活動の一環でYouTuber的なことをやってみてたんだろうなとしか思わなかったし、普通に下らなくてちょっと笑ったくらいだったんだけど、その動画に対して色んな人が色んな意見を言っている様を見て「あ、無理」と一気に精神が叩き落されてしまった。
実は私は人生で初めて実存の推し(ラーム・チャランさん)が出来たとき、彼のことを調べながら苦しくてうなされた時期がある。それは「実存の個人を推す」というのは「人生がある人を消費する」ということであるのに気付いてしまったからだ。
これは決してスターやアイドルというものの構造やファンの方を否定しているわけではなく、あくまで私の中でそういう葛藤と自罰があるというだけの話。
橋本将生の過去の動画を巡って沢山の人の意見が飛び交っているのを見て、ものすごい勢いで彼が消費されていくような感覚がして、それは当然私自身が彼を消費しているということに向き合わざるを得なかった。人生がある人を私は消費しようとしている、いや、すでにしている。
私が三次元素人(?)なばっかりにこの点に関してはまだまだ向き合い方を模索している最中で、そんな中で他の人の意見まで目に入ってくるのは少しきつくなってきた。他の候補生を推してる人だって当然いる、元ジュニアの俳優部の方をずっと前から推してる人だっているし、Sexy Zone時代や現メンバーに対する強い想いを抱いてる人だって沢山いる。そして推す人、推される人全員に人生がある。
アッッッッ、無理かも!!!!!!!!
すべての人に人生があるという当たり前のことが急にずっしりと100トンくらいの重さで降ってきて頭から血を吹き出してぶっ倒れてしまった。(オタク特有の誇張表現です)
じゃあここで一つ、さらにオタクの得意な身勝手な妄想を繰り広げてみましょうか。
もう橋本将生の情報をタイプロ公式以外から得るの一旦やめてるので、記憶・正誤ともに曖昧なところもあるが、彼はかつて50人くらいが所属している大所帯のアイドルグループのメンバーだったそうだ。そんな大人数のアイドルの中を「自分が自分が」とかき分けて前に出ることは相当大変な活動だっただろう。もっと前に出るのが上手なメンバーの背中を見ながら、めちゃくちゃ悔しい思いをして必死に足掻いていたかもしれない。どんなに魅力を前に出そうとしても伝わらない、見つけてもらえない、気付いてもらえない。そんな思いを経験していたとしたら、もちろんそれをバネにしてこそアイドルだという考え方もあるだろうけれど、いたいけな若者であれば普通に心が折れて最悪傷跡にもなりうることだ。三次審査で彼は「どうやって戦ったらいいか(分からない)」「24年間ずっと悩んできた」と声を震わせながら語っていた。殻を破る、自分を出す、爪痕を残す。アイドルの世界で生き残るために色々試行錯誤していた中で、何か突破口になるものがないか必死に探していた中で、たまたまやってみた試みのごく一部としてあの動画があるだけなんじゃないだろうか。
そしてNOSUKE先生にアドバイスされている時の涙は、スラダンのミッチーよろしく「なぜオレはあんなムダな時間を……」という成分も含まれていたかもしれない。ごめん、これはちょっとふざけたわ。
という妄想をね、タイプロ本編とちょこっと彼の過去の活動を数分覗いただけで繰り広げてしまうことが出来るわけですよ。我ながらオタクって勝手だなあって思うわけです。
※2025年1月28日 追記
この動画に関して、橋本将生の以前の活動を知っていた有識者の方より「TOKYO MXのバラエティ番組に橋本将生が以前の所属グループであるVOYZ BOY名義で出演し、YouTuberを目指そうという企画のために立ち上げた個人チャンネル内の動画の一つだった」という詳細が出てまいりました。番組HPの情報も残っており(無断転載にはなっちゃうけど)上げてくださった当時の番組映像を見る限りかなり有力な情報だと思う。ありがとうございます。
あの……じゃあ本当に仕事だったんじゃん……いや、グループ活動の一環のものだったんじゃないかと思ってはいたけれど、本当に仕事で体張ってただけじゃん……プライベートで勝手に撮ったおふざけ動画が流出したみたいな扱いはかなりタチが悪いですよ……。
「それでも彼がああいう表現の動画を撮ったのは事実でしょ?」とまだミャーミャー仰るカワイコチャンがいるかもしれないから、釈迦に説法かとは存じますが、どう話が違うのか? という私の認識を念のため書きますね。自分自身の整理のためにも。橋本将生の名誉のためにも。
TV番組の企画に、VOYZ BOYのメンバーとして出演・参加するために立ち上げたYouTubeチャンネル内の動画ということは、もちろんアイデアを出して動画を撮影・編集したのは本人かもしれないけれど、チャンネル運営は所属事務所の管理下のものであるべきだと私は考えます。ちゃんと管理できてなかったのだとしたら単純に所属事務所側の「監督不行き届き」です。組織なんだから。相手(番組)があるものなんだから。VOYZ BOY名義の”仕事”なんだから。それにあの企画・経緯なら他のメンバーのチャンネル動画とネタが被らないように、少なくともメンバー内では事前にアイデア共有をしていると思うしね。そうなってくるとあの表現自体の責任は彼一人のものではなく、彼らのチャンネルを管理する立場であり、その上でその表現を容認した所属事務所側にも十分ある、ということです。もし番組内でも動画が採用され放送されてた場合は番組側にも責任がある。ていうか企画進行中の投稿・放送当時も別に問題表現扱いされてたわけじゃないでしょ、多分!? 「セ●ンのラベルがついた炭酸水使った」という部分に影響があるのだとしたら、それもやはり個人の責任ではなく所属グループのメンバーである彼らを監督する所属事務所側が配慮・指導すべきことだったでしょう。「知らん、彼が勝手にやった」はダメですよ、それは組織として。その表現の責任の所在はどこなのかという点は、芸能の世界に限らずお仕事をしていく上でとても大事です。私も仕事で管理に回ることもある立場なので、自分の管理下の業務で何かあったら、それがスタッフ個人の独断が原因であっても責任は私にあると思って仕事してます。相手がある仕事ってそういうことです。組織ってそういうことです。「個人が勝手にやりました、本人の責任なんであとは知りません」なんて考えの経営者・責任者が若い子たち矢面に出してアイドルビジネスしようなんて言語道断だよ。ごめんちょっと熱入っちゃったよ。私「責任者」のくせに「無責任」なヤツ大嫌いなんだよ。
だから「プライベート動画流出」という扱いとは全く話が違うんです。人格否定も違います。個人の人格と仕事上の表現は切り分けるべき、の案件だと私は思います。
要は「ち●こ出ちゃってるよ!」の菊池風磨兄貴が「バラエティ番組内のドッキリ企画で水着を溶かされた(何それ?)」だけなのにその経緯を伏せて、「本人が勝手にカメラの前でち●こ出した」かのように切り取られて晒されるのと近いことだと思う。
ともあれ、その経緯を知る前のこのnote執筆当時の私が「それくらいで私の中の橋本将生の評価は下がらないよ!!」と吐露した部分を削除するのもなんか違うかなって思うので、以下は執筆当時のまま残します。何も知らない私の七転八倒を引き続きご覧ください。
そもそも、だ。彼の以前のアイドルグループ活動って確か3年くらいだったんだよね。時間にしたら26,280時間ですよ。26,280時間彼がアイドルとして活動している時間の中でよ、炭酸水にチ⚫︎コ入れてみたのなんてほんの数秒だろ!?!?
たった数秒のアレで彼の残りの26,280時間を無視して「昔の橋本将生の姿」って言っちゃうのは消費を通り越して暴力では!?!?!?
何回もやってたら逆に面白いよ。分かれよって。一回で覚えろよって。ハーモニカ咥えて炭酸水にチ⚫︎コ入れてみてもただ噛みつかれたような痛みが走ってハーモニカから「ファファ〜…」って音がするだけで特に何も生まれないということは一回で学べよと。何回もやるなよと。しかし「何も得られない」ということを一度やってみることで身を持って知るという経験自体は尊い宝だよ。そういうのを経て人は成長していくんだよ。無駄なく有意義な時間だけを過ごせたら、間違えず正解だけを選べたら、迷わずに真っすぐな道だけを歩けたら、それで夢を掴めたらどんなに楽だろうかね、人生とはさ!!!! 誰だって出来る限り品行方正でいたいわ!! 清廉潔白でいられたらと思うわ!!!! でも人生ってそうはならないだろ!!!!!! ままならないことばっかりだよ!!!!!!!
という風に人生について考えちゃうじゃん。実存の個人を推すということは。あくまで私はってだけなんですけど。けれどそれほどに私にとって「人生がある実存の個人を推す」とは重い。自分の中の消費であったり、加害性や暴力性にも注視をしないといけない。橋本将生のあの昔の動画を悪し様に晒すポストを見て「人生がある人を手前の露悪的価値観で弄ぶな!!!」と叫びそうになったあと、「いや私だって大して変わらないかもしれない!!!!」という自責に苛まれる。こんな状態で自分以外の膨大な人々の意見が飛び交うところに無防備に突っ込んだら死ぬ。本当は同じように橋本将生を推してる方々の話も読みたいけど、少なくともツイッターで検索するのはあまりに情報が玉石混合すぎて怖い。鎧の厚さが足りない。私の。
いや多分タイプロを見てる(色々な立場の)ファンの方々って、私と違って優しくて純粋にアイドルから元気を貰ってる応援してる健全な人がほとんどだと思うんですよ。私よく映画の感想とかポストするからジャニーズ系の出演者さんに言及するとファンの方からすごいいいねもらうんですよ。推しが褒められてたらそれがアイドル門外漢の人間の意見でも読んでて嬉しいって思うってことでしょ? あったかあったかランドじゃん、愛じゃん。
けれど反面ツイッターってどうしても「感情が動かされた」ポストがインプレッションを稼ぐ仕組みになってるから、ごく一部の極端な意見とかが検索の上の方に上がりやすくなったりしてて、まずそもそもその仕組みがキツイっていうのはあるんですよね。全部イーロンのせいだったわ。おのれ、イーロンめ。
ということでこのnoteも私の意図しない文脈で拡散されたりおもちゃにされたり、あるいは素人の記事ゆえ有識者の方から何かしらのお叱りなどがあったら脱兎のごとく削除するのでよろしくお願いいたします。
でもそんな感じで情緒がクチャクチャになりつつも公式YouTubeのショートとかインスタとかはすげ~いいねしてる。写真撮影のときのコメントとかAnthemのショート動画とかすごいニコニコしてるよね、橋本将生。君が笑顔なのが嬉しいよ。あとそういうののコメント欄は結構見てる。そこは公式の検問が入る可能性があるからまだ安心感がある。そして橋本将生を応援している方々のコメントを読んで私もニコニコしている。有難いね。
とりあえず今夜配信される第10話(審査本編としてはep.9)、本番パフォーマンスの橋本将生に心臓を止められないよう事前に左胸辺りをリズミカルに叩いて心の準備をしておこうと思います。
めっちゃ楽しみ!!!!!!!!!!
おしまい