おめでとう、timelesz橋本将生!!
お疲れさまです。毎度すみません、私です。
アイドル門外漢で実存の個人を推すことに非常に不慣れな人間が、タイプロ新規として候補生・橋本将生を推し、身勝手な願望と妄想を書き連ねるnote芸人をやらせて頂いております。平素より大変お世話になっております。
まずは本当におめでとう、橋本将生!!!!!!!!!!!
新体制timelesz、おめでとう!!!!!!!!!!!!!
勿論、これからです。これからまだまだ頑張らないといけない、timeleszという船の長い長い旅路が始まったばかりです。その船に橋本将生はまだ乗ったばかりです。それでもこの船出を、まずは心からお祝いさせてください。本当におめでとう。応援させてくれてありがとう。そしてすべての候補生のみんな、本当にありがとう。
私のnoteを読んでいてくださった方々、別に読んでないけど橋本将生を応援なさっていた方々、皆さま今どんなお気持ちなんでしょうか。
私は正直、浮ついてます。ドキドキしちゃって実感がなかなか湧かないです。それでもゆっくりゆっくり、自分のペースで、実感を手に入れていったらいいのかなと思っております。焦らない焦らない。
私の最愛のロックバンドであるくるりのアルバム『天才の愛』より『I Love You』という楽曲から大好きな一節を引用させて頂きます。
”何かが 誰かに動かされても 焦るな”
自分の中にしかない”愛”を、じっくり大事に育てていきたいと思う所存でございます。
さて、今回のnoteはお祝いの意味を込めまして、最終審査と結果発表、それから始動した新体制timeleszに関して感じた、相も変わらず非常に個人的な所感を改めて書かせて頂こうと思います。きっとこの結果と終幕と初動に対して、色々な想いを抱かれている方が沢山いらっしゃると思います。複雑な気持ちになって、ナーバスになってしまっている方も多いんじゃないかと思います。だから全方位に対して”読める”ものではないと強く自負しております。でもこれはしょうがない。おそらく今が最も荒れる時期だから。そんな時期を、私も乗り越えていきたいなという自分の中の整理も込みで書かせて頂きますので、どうか、どうか、「一個人が勝手になんか言ってるだけ」という距離感で読んで頂けると幸いです。何かの、誰かの総意のつもりで書く気はありません。そんなものは私だけでなく誰にも言えないもののはずです。どうぞよろしくお願いいたします。
よーーーし、元気に行くぞ!!!!!!!!!!!
最終審査 パフォーマンス
今思えばこの最終話配信前の週が一番私の中で精神の波が激しかった時期だったかもしれないです。もう現実世界では結果が決まってしまっている中で、一足遅れて結果を知ることになる状況に、「私は無力だ!!!!!」と猛烈な悲壮に苛まれることもありました。
だって事前に公式から出た橋本将生のRock This Partyのダンチャレ動画がめっちゃ良かったんですもん。「ああ、橋本将生はこんなにもアイドルになったんだ」と私の目には映ったので胸がいっぱいでしたし、反面「橋本将生がこんなにもアイドルな顔になって来ているのに、結局加入出来なかったらどうしよう」という気持ちも湧きました。でもそれは最終審査まで残っている候補生みんながそうなんです。5次審査まで残っていたみんなもそうだったんです。一人残らずみんな本当に素敵なアイドルになってるんです。だから私個人の願望に正当性なんかない、私に「こうあるべきだ」とか「これが正解だ」とかを決める権利なんかないことも分かっている。かなり苦しい葛藤がありました。
だけど配信前に公開された予告を見たらこの気持ちが少し晴れました。
だって予告の橋本将生、本番パフォーマンスを楽しみにしてたんですもん。「あんま緊張してなくて」って言いながら鏡の前でアイドルっぽい表情の研究をしまくってて、もはや「なんやねん」って笑っちゃいましたよね。思えばずっとそうだった。4次審査も5次審査も「橋本将生大丈夫かな…頑張ってくれよ……」ってこっちが勝手に心配して泣きそうになってるのに、本番パフォーマンスではこちらの想像を超えてくる表現力としたたかさを見せてくれるから、毎回「私は橋本将生のことを何も分かってなかったんだな……」と置いてきぼりを食らうのが本当に楽しかった。橋本将生が楽しみって言うのなら、じゃあ私も楽しんで見届ければいいんだ!!
そんな風に元気をもらいました。もうさ、それだけで私にとっては橋本将生ってすっかりアイドルだったんだなって思います。
だから配信の前日夜くらいから公式以外の情報を一切遮断してぐっすり眠りにつき、朝起きてコーヒー飲んで観葉植物に水をやり部屋の換気をしてゆっくり朝ごはんを食べましたよ。ほんと強がりでなく爽やかな朝でしたね。もう「かかってこいや」の気持ちでしたね。タイプロを見始めた今まで史上、一番万全なコンディションで配信を待機できたなと思います。
まあただ実際に10時回ったらさすがにドキドキでしたけどね!!!
しかも配信ページがなかなか開かなくて、やっと開いたと思ったらうちの回線の問題なのか画質ガビガビで!! リアタイ中絶対にツイッター開かないと決めてたのにさすがにちょっと調べたら同じ方が結構いたんですよね。アクセス過多だったんですかね……だってNetflixの他の番組試しに開いてみたら読み込みも画質も全然問題なかったですもん。
「こんな状態でパフォーマンス見んの!?!? その上で結果発表見んの!?!?」とまさかのバッドコンディションが訪れて、さっきまで優雅に飯食ってた時間なんだったんだってくらいの慌てようだったんですけど、時間空けて見るなんて無理だからもう心の目で見るしかねえ!! と強行しました。マジ内容7割くらいしか頭に入ってこない状況でヤバかったですね。でもガビガビの画質の中でも後ろ姿見て「あ、目黒蓮さんでは!?」って分かった時は面白かったです。私別に詳しいわけでも目黒蓮さんの出演作を見たことがあるわけでもなかったのに。なんかもうシルエットえぐぐて(勿論いい意味で)。
色々盛り沢山な最終審査において全部触れてたらキリがないんですけど、ファイナリスト8人の紹介ムービーが『THE FIRST SLAM DUNK』みたいでめっちゃかっこよくてアガったな。映画本編というより予告っぽかったというか。お三方が候補生一人ひとりの名前読んでデカデカと名前が画面に映る演出、熱かったなあ……。あとはもうメディアからのレポートでネタバレは食らっちゃってましたけど、過去に脱落してしまった候補生のみんなが駆けつけてくれていたのも本当に嬉しかったな。テレビの前で私も手え振っちゃったわ。「久しぶりーーー!!! 会いたかったよーーー!!!!」って沁みてしまいましたね。ここでまた橋本将生が「今喋ったら泣いちゃう」って言うのがね。「泣きそう」じゃなくて「泣いちゃう」なのがね、良いところだなって思います。
で、課題曲『Rock This Party』のパフォーマンスです。ほんと申し訳ないけれど一旦チームREDについては割愛させて頂きます。当たり前ですが感想がないという意味ではないです、ほんと全部書いてたらキリがないだけなんです、すみません。
で、チームBLUEのまず橋本将生の衣装な。肩幅…? はまあ置いておくとして、すごいヒラヒラさせてるなあってところが嬉しくて。すごく似合っててめっちゃ素敵だった!!! 下半身のボリュームに合わせてジャケットも大きめだったのかな。あと肩回りぴったりだと踊るの大変だよね、橋本将生よく動くから。New phaseの衣装のときもちょっと書いたと思うんですけど、橋本将生のダンスってキレがあるし長い手足を生かした空間占有率の高いところが好きだったので、長い前髪が揺れるみたいに服にも揺れ物がついてるとすごく素敵だなって個人的に思ってたんです。なので沢山ヒラヒラさせてもらってて良いなあって思ってました。あとは赤! 他のメンバーとのバランスを見ているところもあったと思うんだけど、首元や裾から見える赤と黒のレースが華やかで最高だったな~。「熱い男」をあしらってもらったのかなって思うとすごく嬉しかったです。
パフォーマンスにおいてはもう歌い出しからとってもアイドルですごく良かった! 「明るさの中にカッコいい」をしっかり体現していたと思う。『君を escort』のところでふわりと上がる腕の動きも気持ち良くて好き!! サビの『君といたい』のところのウインクも、ロイくんのソロパートを囲んで『Wow…Wow…』と歌うところで拳を振るだけじゃなく顔の横に手を添えて呼びかけるようなアクティングしてるのも、ラスサビ前の「1,2,3,Go!」のちょっと熱い感じの表現も、ほんとに全部全部最高だよ、橋本将生!! 全部かっこいいよ、橋本将生!!! 沢山考えて沢山練習したんだろうけれど、それをすごく楽しそうにやってるんだもん。練習中とかは自信なさげでぽわぽわしてるときもあるのに、ステージに立ったら自分に向けられたカメラを逃さず絶対に決めてくる勝負強さのギャップがほんと大好きだよ!!!!!
勿論ロイくん、猪俣くん、寺西さんもめっちゃ最高だったのは存じ上げております。全部触れてたら5万字になるのでどうしても割愛しているだけです。ご了承ください。
そしてまあ、続いての課題曲『RUN』ですよね……。
メディアからのネタバレと、前回の配信の練習風景で橋本将生が元々はケンティーさんが担当していたパートを担うことになったのは知っていた。疾走感の間にふと入ってくる静かで印象的なパート。私がちょっと予習した限り、ケンティーさんは「信じた」のところを囁きっぽく、歌うのではなく「喋る」感じにされていて(練習のときの橋本将生はこっち寄りだった)、ケンティーさん卒業後にそのパートを担うことになった菊池風磨くんは、静かに歌い上げる感じにされていたと思う。ここで「想いを乗せる」っていうのはハードルの高いパートのような気がして、尚且つケンティーさんや菊池風磨くんの真似をするのは違うんだろうなというのは素人の私でもなんとなく思った。それを橋本将生がどんな風に仕上げたのか、正直不安というよりめっちゃ楽しみだったんですよね。だって彼は”やる男”だから。与えられた課題やチャンスをちゃんとパフォーマンスの中で掴む男だから。むしろ「魅せてやれよ、橋本将生」なんてくらいの気持ちだったんですよ。
始まったパフォーマンス、楽曲世界をその高い理解度で作り上げるロイくんの歌声から始まり、みんなの力強くて美しくて熱いバトンが繋がれていく。本多くんが自分のパートでありながら猪俣くんを抱き寄せる姿はあまりにも綺麗だった。そのあとに間を割って歩いてくる橋本将生のパート。高い表現力/歌唱力とまでは言えないかもしれないけれど、私は橋本将生のクセのない真っすぐ抜けていくような歌声が大好きだ。この大事なパートを担うことになった意味を噛みしめるように見守った。ふと目を伏せる表情は、決して儚いものではなく静かな強さを感じさせるものだった。
”分からないままの僕ら それでも何かを……信じた!”
私はこの声を聴いた瞬間のことを一生忘れないかもしれない。
今まで橋本将生から聴いたことのない声だった。ただの大声を出しただけなんかじゃない。芯の強さ、想いの強さ、そして抜けていく音の響きと余韻の綺麗さと儚さ。大げさだけれど、私にとってはスーパーノヴァのような爆発を見たかのように思えた。彼がこのオーディションで自分と向き合い仲間と共に闘い続けた先に辿り着いたのが、こんなに力強くて美しい景色だったのかと思ったら、そしてそれが、今この瞬間にしか存在することの出来ない本当に刹那な光なのだと思ったら、なんてことをしてくれたんだと、私は震えながら泣いてしまった。
何度でも化けられる、本当は熱い男なのだと語っていた彼の全部がここで発露されたのだと感じたし、こんなすごいパフォーマンスを、沢山の観客が見ている本番のステージでやってのけてしまった橋本将生に心底圧倒された。そのあと続くダンスブレイクの気迫も本当にすごかった。映ってる限り一番力強かったんじゃないかと思う。表情もめっちゃ良かった。なんだかスーパーヒーローみたいな熱い表情に見えた。もちろん贔屓目ではあるんだけど、ゾーンに入っちゃった橋本将生って「表現力のお化け」になるんじゃないかと、今までほのかに感じていた期待がさらに膨らんだ。
ただ一点、語っちゃってるとこ腰折ってごめんね。(語ってるの私だけど)
前から橋本将生、ちょいちょい上着が上がると腰あたりからなんか赤いの見えるなと思ってたけど、その真っ赤なカルバン・クラインが見えてしまう点においてはちょっと今後一考していこうか!?!?!?
あのね、分かんないよ? アイドル的にそれがどう思われるのかってちょっと私は門外漢すぎてわからないんだけど、橋本将生に関しては腹筋も相まってちょっとえっちすぎるかもしれないなって!?!? ちょっと気ぃ散っちゃうかもなって!?!?
しかもなんかそのカルバン・クラインの上に黒いベルトみたいなのも巻いてたでしょ。なんだろ、イヤモニの受信機用のベルトかなんかかな。あのね、ちょっとダメです。ちょっとえっちすぎるわ。えっち警察が来ちゃうかも。逮捕されちゃうかも。あなたただでさえ色気があるのに、ダボっとしたパーカーの下に腹筋と黒ベルトと赤いカルバン・クラインの三層があるのは、分かんないけど、ダ、ダメ!!!!!!!! 無防備に出していいやつじゃないかも!!!!!!
のでtimeleszの皆さま、ご一考頂けたらと思います。橋本将生の腹筋とカルバン・クラインは守るべきか否か、一回会議お願いします。
まあもうね、すでに色んな方が語ってらっしゃるんじゃないかなって思うんですけど、私の中では、橋本将生の「信じた」は伝説です。本当にすごかった。何度見ても心が揺さぶられる。
そして何度見てもその後ろからカッとライト浴びた眼光強めの寺西さんがかっこよくてビクッてなる。あそこ多分ドゥルルンって鳴るベースの音に合わせて首捻ってらっしゃるんですよね。表現オシャレすぎる。
そして『RUN』が終わったらもうあっという間に新メンバーの発表です。でもここで「今までの日々……」みたいなダイジェスト挟まれたらくどくてダルいなってちょっと思ってたんで、タイプロの編集さん、さすがですとしか言いようがありません。
正直ね、私は『RUN』で橋本将生にあのパートを任せられたことと、そして本番のパフォーマンスを見て、ひょっとしたら1番に名前を呼ばれるんじゃないかとちょっと期待しちゃったんです。でも5次審査で言う山根くんや前輔くん、西山くんのように、完成されたように見えたところで「あえて手放された」パターンも散々見てきたわけだから、これは私の願望フィルターでしかないんだよなって思って。もうただ見守る。私にはそれしか出来ない。それに私あまり加入予想とかしてなかったんですけど(私がわざわざ発信する意味がないから)、個人的に寺西さんと原くん、そしてロイくんは確定なんじゃないかと思っていて、そこに橋本将生が続くことが出来るかどうか……っていうのが最終話の配信を見るまでの予想だったんです。だから一人目はさすがに夢見すぎかもしれないって。
そう言い聞かせながら見守った結果発表。佐藤勝利さんから告げられる、timelesz新メンバーの一人目………。
橋本将生君
もう、マジで、嗚咽でした。
もし選ばれたら、きっと橋本将生はめちゃくちゃ泣くだろうなって思ってたんですけど、こんな夢みたいなことが起こるなんて、多分本人も思ってなかったと思う。
体を折って泣き出す橋本将生の姿に、私の中で色々なものが駆け巡った。3次審査で「楽しくないのかな、暗いのかなって映っちゃうのが勿体ない」と指摘されて、本番でさりげなく見せた微笑みを菊池風磨くんが評価してくれたこと。4次審査で「譲っちゃいそう」「見た目のクールさに苦しめられてる」とNOSUKE先生に言われて涙していたこと。盛り上げ隊長になって何度も声を張り上げていたこと。そしてその姿を仲間が愛を持ってあたたかく受け入れてくれたこと。人生遊戯のパフォーマンスで本当に殻を破って、びっくり箱みたいに代わる代わる色んな魅力を見せようとしていたこと。それでも当時、私の体感として橋本将生は候補生の中でそこまで人気がなかったと思う。もっとキャラクターが強い候補生や、「完成されている」と言われるようなタイプの候補生、人格者タイプの候補生の中ではまだ少し印象が負けてしまっているように見えた。みんなもカッコいいけど、橋本将生だってカッコいいのにな、私はもっともっと見ていたいのになと身勝手な寂しさを抱いたときもあった。共に闘いながら候補生が絞られていく中で、全員がデッドヒートと思えるほどの仕上がりになっていく。4次審査も5次審査も上位に入っているのに、落ちてしまった候補生への注目が強くなっていって、残っている候補生を称賛することに申し訳ない気持ちになってしまって、それでも負けないでくれ、勝ってくれと何度も何度も願った。以前所属していたアイドルグループのYouTube動画の中で、良いダンスパフォーマンスをしているのにコメント欄で全く触れられていない彼のこと、大所帯のステージの上で、本当に端っこで、数秒しか映らないような場所で踊っていた彼の姿も思い出した。「見つけてもらえない」「気付いてもらえない」という気持ちがもし彼にあったとしたら、それはどれだけ悔しかっただろう。グループを抜けてからもダンスを続けてアイドルになるための活路を探していたとしたら、それはどれだけ不安な日々だっただろう。
それでも諦めずに、負けずに、3歩進んでは2歩下がってたかもしれないけれど、着実に進み続けてステージを楽しむ橋本将生を、timeleszのお三方が仲間にしたいって言ってくれたよ! それも一人目に呼ばれたよ!!
本っっっ当によかったね、橋本将生!!!! よく頑張ったね!!!!!!
そりゃ泣くよ。大好きな仲間との別れを何度も繰り返してさ、例の動画のこともあって傷ついたときも不安になったときもあったと思う。それでも一位を獲るんだって、大好きな盟友である山根くんからの激励も抱えてさ、ここまで必死に頑張ってきた先で、自分を迎えてくれる人たちがいたんだよ。
佐藤勝利くんのコメントも本当に嬉しかった。
「将生には無限大の可能性を感じます」
はいっ!!! 私もです!!!!! 橋本将生にどこまでも可能性を感じています!!!!!!!! 彼を応援するのが本当に楽しいです!!!!!!!
ルックスだけではない、ダンススキルだけじゃない、私は彼から出てくる表現にいつもワクワクしてるんですよ!!!!!!
それを佐藤勝利くんと松島聡くんが全部言葉にしてくれた気がして、涙が止まらなくて、そしてその後ろで私と全く同じ顔で泣いてる篠塚くんに「最終審査前の候補生へのコメントのときから思ってたけど君ほんっと橋本将生好きだよな!!!!! つかファン!?!?」ってちょっと笑っちゃった。
そんでもう名物か! ってくらいになっちゃってるけど、本当に橋本将生の涙は綺麗なんだよな。泣いてる顔まで本当に綺麗。笑ってる顔の方が好きだけどね。雨に濡れた花にように涙を流し、咲いた花みたいに笑う橋本将生が大好きだから、そんな君が徒花で終わってしまうところを見たくないなとずっと思っていた。だから松島聡くんが「開花」という言葉を言っていたのも、勝手にグッと来てしまった。ただ視聴者として見守っているだけの私が望んでいる物語なんて、本当に私の身勝手な願望でしかない。私の願望が、timeleszの目指している景色と一致している保証なんてどこにもない。食い違ったって文句を言える資格はない。人は自分の見たい世界しか見ていないから。だから全部自分の願い通りになることなんか滅多にないじゃないですか。人生、ほんとに。なのにこんな風に、見たかった景色が叶うことってあるんだなって胸がいっぱいでした。
何度も言うよ、橋本将生、timelesz加入おめでとう!!!!!
これからだから、始まったばかりだから、頑張ろうね!!!!!!
私も頑張るよ!!!!!!!!

新体制timeleszの『家族』というテーマ
新メンバーが決定してから怒涛の初動でございましたね。
私も勿論橋本将生加入の可能性を最後まで信じ、FC加入は検討しておりましたが、まあ手こずった手こずった。案の定会員番号が書かれた案内メールが届くまでかなり時間がかかったから生配信は間に合わなくて、でもアーカイブで見ればいいや、始めっから飛ばしてたら身が持たねえっつの! と海を見に行ったりしていました。海を見ている間はスマホを見なくて済むから。良い時間でした。
そして確か翌日くらいだったかな? 新体制timelesz襲名式の模様がメディアから出てきてましたね。
そこで私は新体制に対する「家族」というものにちょっと「おおう」ってなったんですよね。
なんかツイッターで「Sexy Zoneにとって『メンバー』とは家族や友達とも違う特殊なもの」というような情報を見かけた気がして、実際に記事を読んでみたら襲名式で菊池風磨くんがそれと同じようなことを言った上で、あえて”家族”と宣言する旨を話されていた。
一般的に家族ってあたたかい言葉だとは思うんですけど、ある意味「逃れられないもの」でもあるというイメージが私にはある。時に家族とは牢獄にもなりうると思っていて、この世の決して少ない家庭問題や事件などを聞くと、その点に関しては完全に目はそらせないよなというのが私の中にはあって。だからちょっぴり喉の奥がぐっとなるところがあった。(ちなみに一応断っておくと私自身は自分の家族に問題とかトラウマとかは特に抱えてないです)
timeleszの仲間になるためのオーディションに参加していた候補生を推していたのだからこの感覚は完全に本末転倒なんだけど、「あっという間に橋本将生がtimeleszのものになってしまった」という動揺というか。まあ別に私のものであったことも一度もないんだけど。それは別にこれからもないしね。
ただなんとなくこの「家族」というものに対して考えていくうちに、色々と想像をしてしまったんですよね。ここから先はタイプロからtimeleszやSexy Zoneを知ったクチの解像度ツンツルテンのど素人が感じた印象を元に、マジで考察とも言えない妄想を重ねた二次創作なうえ、だいぶぶっ飛んだ大仰な話になっていくのでどうか距離感を保ってお読みください。
多分なんですけど、タイプロというものを始めた当初は「仲間探し」と言っていたように、お三方の中の「”メンバー”とは友達とも家族とも違う、”メンバー”としか表現できない関係値」という考えはそのままだったんじゃないかなって思うんです。
だけどオーディションを進めていく中で、お三方が同じ時間を多く過ごすようになり、互いが何を考えているかなどを知る機会が増えてきたと語っていらっしゃった。そして元ジュニアで俳優部である寺西くんと原くんの加入が現実味を帯びてきた段階で、一人で俳優として活動していたお二人が「グループという帰る場所」を心の中で本当は求めていたことも見えてきた。そのあたりで、”メンバー”というものへの考え方がもしかしたら変わってきたのかもしれないなって、なんとなくですけど想像したんです。
そしてもう一つ。私が旧ジャニーズ、現STARTO ENTERTAINMENTのことをほとんど知らないタイプロ新規として番組を見ていく中で、やっぱりツイッターを見ているとどうしても目に入ってしまうんですよね。事務所所属とジュニア経験を経ていない外部の新メンバーが入ることへの猛烈な反発が。勿論伝統を守るということは大事だし、まだデビューできていないジュニアの人たちを思う気持ちもまあ理解できないわけでもない。でもそれを一緒くたにしてタイプロ候補生に怒りをぶつけることに正当性があるのかは私にはよく分からないし、ほんとに蚊帳の外っていうか、そういう界隈を外側からぼんやりと他人事みたいに見ていた身としては、「ハリーポッターの『穢れた血』みたいだな」って思ったんですよね。
ハリーポッターに出てくるホグワーツ魔法学校、そこに登場する魔法使いたちには魔法使いのみ家系の出身である「純血」と、魔法使いとマグル(人間)の間に生まれる「混血」、人間の家系から魔法を学びに来る「マグル」がいます。そして魔法使いの血が流れていない「マグル」、もしくは家系にマグルが混じっている「混血」を、「純血」の家系の者が「穢れた血」と蔑む描写があるんですよね。そうです、ご存じマルフォイです。純血の家系であるマルフォイが、マグルであるハーマイオニーを蔑むときに出す言葉が「穢れた血」。まさに「純血主義」ってやつです。
純血主義、縁故主義、世襲制というのは、伝統や家系、あるいはコミュニティの名誉を守るという点においては強いですが、反面差別を生むことがあるのも事実です。
言っておきますが、旧ジャニーズ、現STARTO ENTERTAINMENTさんにそういう思想があるかどうかは知りません。あくまでそれをとりまく人々の「見方」にそれを感じるというだけです。
たとえばオリジナルメンバーであるtimeleszのお三方、そしてすでに事務所に所属していてジュニアを経験している寺西くんと原くんを「純血」とするならば、その外部から入ってくるだろう候補生たちを「マグル=穢れた血」かのように苛烈に叩いている方がいるように見えるときがありました。それはもはや何らかの差別だろってくらいに。
人権的な観点としても、どこで生まれどこで育っても「穢れた血」なんかいないはずなのに、まるでこの事務所に限ってはその考え方に正当性があるかのように苛烈に叩き、そういったポストに何千もいいねがつく界隈、むっちゃ怖いなって思ってました。
「そうじゃないよ」「差別じゃないよ」と言う方もいるかもしれません。大袈裟に聞こえるとも思います。でも根底に似ているものがあるんじゃないかと感じるほどに、外側の人間からはちょっと異常には見えたんだよねって話です。
そしてこの「純血主義」的に見られがち(個人的な印象)な旧ジャニーズ、現STARTO ENTERTAINMENTのグループとして、「穢れた血を入れるな」と苛烈に叩かれるであろうことを想定した上で、このタイプロというものに挑んだのがオリジナルメンバーのお三方で、そこに大勢のプロの大人たちが「面白い」と乗ったのが今回のこの一大プロジェクトだったと思うんです。そしてそんな舞台で実名と顔を全世界に晒して闘い続けたのが、このオーディションに参加したすべての候補生たちです。たとえ「穢れた血」だと言われようと、timeleszに入りたいと強い意志を示し続けた候補生たちです。
そう思えばですよ。私は襲名式、改めて考えたらちょっと痺れましたね。
血の繋がりがなくても共に生きることを決めた8人が、「血」の代わりである「酒(メンバーカラーのドリンク)」を盃で交わし、「義家族」「義兄弟」となった姿をお披露目したわけですから。
まさに任侠の世界じゃないですか!!!!!!!
あの松島聡くんの題字の任侠感ってそういうこと!?!?
なあんてね、全部深読みの妄想ですよん。
でもそう考えると、これに対して「家族という牢獄」なんて暗い話をほんの一瞬でも想起した自分が恥ずかしいですわ。違うんだよな。「家族」というのも多分メディア向けに分かりやすい言葉として選んだところもあるんじゃないかなって思うし、「一緒に楽しく闘っていく」「共に生きていく」「互いを守り合う」「帰ってこられる場所を守り続ける」、そんな色々な意味があって、「家族」という言葉を掲げたんだろうなと思います! とりあえず、初動の印象としては! まだまだ始まったばかりだもんね、出来立てほやほやだもんね。かわいいね。
ちなみに「縁故主義」と「名誉を守る」というところで、個人的にはインドにおける「名誉殺人」をちょっと思い出しましたね。インドと言えば、ハリーポッターが生まれたイギリスから長年植民地支配を受けていた歴史を持つ国です。
「家族の名誉を守る」という意識が強い一部のインド人にとって、子供の婚姻というのは同宗教/同カーストの中から年長者が決めるのが社会的慣習であり、それによって家族の中の名誉を増大させると考えられている。反対に子供が異宗教/異カーストの相手と恋愛結婚や駆け落ち婚をすると、「家族の名誉に穢れを持ち込んだ」として若い男女が両親に殺害される事件がインド各地で起こることがあるそうです。それが「名誉殺人」。コミュニティの名誉が傷つくくらいならば、今まで自分たちが育ててきた子供ですらも殺してしまう。なかなか日本人の私としては理解に苦しむ事件であり、インド有識者として名高い高倉嘉男先生のブログや池亀彩先生の本などで勉強はしてみたのだけれど、いまだにちょっと腹に落ちてこない話です。
さて、タイプロに登場なさった旧ジャニーズの血統を持つ数々のトップアイドルの皆さまは、果たして「自由結婚」を選んだtimeleszを、そして外側から飛び込んできた候補生たちを、「自分たちのコミュニティの名誉を穢す」と見なすような方々に見えたかというと、そんな狭量な方々には私には到底見えませんでした。むしろでっか過ぎる方々ばかりだった。
結局必要以上に批難してるのって「部外者」だけなのでは??? と「部外者」の一人として思っております。
timeleszからのご挨拶
こちらのFC配信のアーカイブ、見させて頂きました!! 個人的には楽しく見られたので、面白かったです!!!
もうね、複雑な気持ちをぶり返すからあまり触れたくないんですけど、私個人的に橋本将生とロイくんの組み合わせが大好きだったんです。ロイくんの圧倒的な華とスター性を放り出す理由ってちょっと無さすぎるなって思っていたし、ロイくんが橋本将生にデュフデュフしてるのも、橋本将生がロイくんと一緒にいるのが楽しそうなのを見るのも本当に好きで。人生遊戯チームが大好きだったのもありますしね。だけどロイくんはおろか5次審査でぽわぽわペアを築いていた本多くんとも離れ離れになってしまった。最終話でステージから退場していく3人に猛烈な寂しさを感じたし、クレジットの中で「ロイがいたから楽しくやれた」と泣いている橋本将生を見て「ロイくんと橋本将生は一緒にいさせてくれよ!!」と、二人ともtimeleszに入りたくてこのオーディションに挑んでる者同士であることをすっかり忘れて本末転倒で無茶苦茶なことを言いたくなるほど寂しかった。橋本将生は篠塚くんとも仲良くなってましたけど、今回の新メンバーって寺西くん+篠塚くん、原くん+猪俣くんと、すでに良い先輩後輩コンビが出来上がっているイメージが強くて。そこに橋本将生が一人だけポンと放り込まれちゃった感がどうしてもあって、また勝手に心配しちゃってたんですよ。チームBLUEでやっと寺西さんと同じチームになれたけど、最終審査においては本編でトレーニング期間の分量がうんと減ってたからどんな感じだったのかなって。いや寺西さんめっちゃ優しいから普通に仲良くなるだろうとは思ってたけどさ。目には見えてないから心配だったんですよ。勝手にね。
そしたらなんか楽しそうに話してるし可愛がられてんじゃん。候補生のみんなとの別れの寂しさはまだ残ってるかもしれないけど、いつまでも引きずってる姿を見せたら今のメンバーにめちゃくちゃ失礼だもんね。お前何に入りたくてオーディション受けたんだよって。
モノマネもめっちゃ面白かったよ。振られたからやったんだろうし、原くんに言い返してたのとかも普通に笑ったしね。ちなみに私原くんは新メンバーの中で橋本将生の次に好きかもなぐらいなんで、二人がギャンギャン言い合える関係になり始めているところが見られたのめっちゃ楽しかったよ。
これも多分なんだけど、新体制グループとして初動の時点で、「下の子たち(具体的に言えば外部から入った新メンバー)が上に言いにくいという空気を作らないようにしたい」というところが一つあったんじゃないかと思う。あの配信動画に関しては寺西さんの反応がある種のリトマス試験紙だと個人的には思っていて、例えば「原くんの誘いは絶対行かないっすけど」って言った橋本将生に原くんが「先輩だぞ!」って言ったとき、寺西さんが「先輩とかないよ」って添えていた。そのあと原くんの髪型の”束感”の話でも、「束感とか言って良い髪形じゃない」って橋本将生が突っ込んだあと、多分寺西さんがそれに対して「いいねえ」って言ってるんですよね。だから年長者的に「まず下が上に言える空気を作りたかった」っていうのがあったんじゃないかと思う。
だってさ、年功序列っていうこれから一生埋まらないものを理由にさ、勿論親しき中にも礼儀ありだけど「お前は年下なんだから、後輩なんだから弁えろよ」っていう圧力が初めから同じグループ内の新人に対して強すぎるとやっぱり良くないと思うんですよ。
組織でそういうことが行われ過ぎるとどういう懸念があると思います?
権力勾配で押さえつけられ上に意見することが許されないと感じた新人は、我慢を長く溜め込んで限界になってから「前から思ってたんですけど先輩ってえ!!」と突然爆発して関係が修復不可能になるか、「どうせ言ってもまた自分の意見は潰されるんだろうな」と諦めて相談をしようとも思えないまま黙って仕事辞めていくんですよ!?
おい、そこのお前だ、聞いてるか!?!?
「最近の若い奴は退職代行業者なんか使って、何も言わず簡単に辞めていくんだよな」とグチグチ言ってるそこの経営者・責任者・管理者!!!!(聞いてないよ)
お前が「相談しやすい上司」になれなかった、不安や不満を言えるような信頼関係を築けなかった可能性についてちゃんと考慮しとけよ!?!?!?
押さえつけすぎたせいで下から「何言ってもしょうがないな」と思われた上の人間は、もう部下から悪いところとか指摘してもらえず裸の王様になる可能性があると思った方が良いんだからな!?!? 部下のコミュニティの中で陰口叩かれまくって最悪のエコーチェンバーが生まれるだけなんだからな!?!?!?
まあ勿論これは極端な例。
でも数々の「男性グループ」というものを長年生み出してきた事務所さんで、尚且つグループ内で年齢差があることもとても多いと思うので、「目上の人への礼儀」と同じくらい「年上からしてあげる年下への配慮」っていうのが叩き込まれている人が多いんじゃないかなって思うんですよね。
勿論グループ外の事務所の先輩に対する礼儀はかなり慎重にしないとマズいと思うけど(グループそのものへの評価にも繋がってしまうから)、佐藤勝利くんも襲名式で「イジり合って楽しくやっていきたい」って言っていたので、あくまでグループ内ではそういう風にやっていこうと思ってるんじゃないかなと思いました。そういう意味での「家族」でもあるのかなって。ゆっくり見守れば良いのかなって思っている。
それに前回のnoteで5次審査のチーム菊池について書いた時と同じ話にはなるのだけれど、どうしても男性同士のコミュニケーションってマジで女性のそれと相容れないんですよね。
基本男性同士が急速に仲良くなる手段って「いじり合い」なんですよ。こっちが突っついたときに、相手からどんな返しが来るかで「どれぐらい仲良くなれそうか」「どれぐらい距離が縮んだか」を見るっていうコミュニケーションを取る男性は多いと思う。これは自分の身近な男性たちを見ていても感じることだし、私が普段記事を購読させてもらっている複数の男性ライターさんからもめっちゃよく聞く話なんです。「有害さ」という文脈ではなくシンプルにジェンダーの違いとしてね。だから女性同士のコミュニケーションの初動が「寄り添い」や「気遣い」がスタートであるのと同じくらい、「イジり合い」がスタートになる男性コミュニティは多いんじゃないかなって。
よく「男の子は好きな女の子をいじめてしまう」という話があるじゃないですか。男の子としてはちょっかいをかけたときにどんな反応が返ってくるかでどのくらい仲良くなれたかを測りたいんだと思うんですけど、それを受けた女の子としては「嫌なことをされた」と傷ついてしまう。この乖離の延長にあるものなんだろうなって思ってます。大人なんだから子供と同じままでいないでよって女性としては感じるかもしれないけれど、男性の「少年性」って女性にとっての「少女性」と比べるとなかなか捨てられないんじゃないかなって感じています。なんとなくね。
そしてこれを女性ジェンダー側からホモソーシャル的なノリと断罪するのは簡単だけど、実際当人たちの間では「楽しい」と感じている場合の方が多いものだと思うので、外側からはなかなか指摘が難しい部分なのかなって。5次審査のチーム菊池のノリに佐藤勝利くんが苦言を呈した場面もあったけど、それが一発アウトって意味じゃなくて、男同士はこういうことがあるから一緒に考えて今後気をつけて行こうねってことだったと思うし。楽しいとどうしてもね、そういうことにはなるよね。特にチーム菊池の篠塚くんと前輔くんは本当に仲が良かったんだろうし。
あとは原くんイジリか。あれは私個人としてはそこまでひどいものには感じなかったかな。菊池風磨くんも原くんをイジってたっていうより、菊池風磨くんが原くんを"ハブ"にして「回してた」って印象だった。楽しそうで面白かったよ!!!
今は原くんが大好きになったから言えることだけれど、正直私は4次審査に現れた原くんを初めて見たとき「圧つよ……」「作画違くない……?」「ゴツくない……?」ってビビったことは否めない。
けれどパプレチームの様子を見て「叩き上げのプロってこういうことなんだ」と圧倒されたし、パプレチームのビハインドや座談会で「原くんって結構楽しそうに笑うんだ」と発見があったし、6次審査で「菊池風磨くん相手だけかと思ってたけど、年下の候補生たちにも自分からイジられに行くようなことが出来る人なんだ」って沢山の発見があって、どんどん原くんのことも好きになっていったんですよね。
ただこれは元から原くんを知っていた人や、タイプロを見続けていた視聴者だからこそ分かる魅力であって、原くんのこともタイプロのことも知らない人が突然テレビとかで新メンバーを見ることになったとき、「なんか違くない?」「圧強くない?」って印象を原くんに抱くことはありうると思う。ananでも原くん自身が「このキャラや見た目はグループのカラーっぽくない」と自己分析されていたし。だからメディア向け(何も知らない人向け)の襲名式では外側から「違くない?」って言われる前に先手を打とうとしたんだと思うし、そういうことをするかもっていうのは私はなんとなく想像ついていた。実際襲名式の動画見たら原くんの「ビジュアルです」は、記者の方々にかなりウケてたし。
で、その流れをFC生配信でも持っていったら、見ているファンは想像以上に「原くんがtimeleszに入ることの違和感」を感じていなかった……っていう、少し読みの失敗があったのかなって。ラジオで話してた種明かしも正直「そうでしょうね」としか思わなかったし。むしろ面白い、楽しそうと思ってもらいたかったのに、「可哀想」って一部から言われちゃったから笑い飛ばすしかなかったんだと思う。
でもこういうのは初めのうちはしょうがない! だって出来立てほやほやのグループだもんね! かわいいね!
原くんも「意外と違和感抱かれてないんだな」と思えたら、自分からビジュいじりを受けに行くようなことしなくて済むようになるんじゃないかなって思います! んもう、「サービス精神の鬼」すぎるんだから!!!
それに橋本将生の「原くんの誘いは絶対行かない」も普通に面白かったけどな。原くんから「(みんなでご飯食べに集まるの)サボりそう」って言われて、みんなから「こんな風に断りそう」って想像されて、それをめっちゃ否定しまくったあとにあの間で繰り出した「原くんの誘いは絶対行かないっすけど」は、「結局行かないキャラなんかい!」「しかも原くんだけ行かないんかい!(まあ振ったの原くんだしね)」っていう綺麗な流れで面白かったよ。
いやなんで私が推しのユーモアを必死に説明しなきゃいけないんだよ。こんなん説明しなくても伝わるもんなんじゃないのか??? 照れるわあ。
なんだろうね……なんか文脈の前後とか流れを無視して一部だけを悪し様に切り取って感情的なこと言ってるだけのポストがインプレ稼ぐ仕組みは本当にどうにもならないんだね。少し前もネット記事が「悪質な」「過剰な」見出しをつけて、それを見た人がリンク先の記事の本文を読まずに拡散して誤解を生みまくるってことが横行していたじゃないですか。だからネット記事のリンクを開かずにリポストしようとすると、「まずは記事を読みませんか?」って注意が出るようになったわけで。これを今ツイッターでは個人がバンバンやるようになっちゃってますよね。
「ちゃんと文章を読む」「ちゃんと人の話を聞く」「流れを理解する」「尺の長いコンテンツでもちゃんと情報を処理する能力をつける」ってことを、あえてなのか無意識なのかやらないまま、自分の論調にとって都合の良い部分だけを読む取って怒ってる人が結構いるんだな~と感じているこの頃です。まあこれはタイプロ関係なくSNS全体として以前からずっと思っていたことだけど。
ラジオでゲラゲラ笑ってたのがまた一部から反感買ってたみたいだけど、良いんじゃない? 「食らってる」姿なんか見せない方が良いと思う。原くんは傷ついてなかったとして、その旨を弁解したところで「いやでも私は不愉快でした」「それでも私はガッカリしました」「何を言われようと無理です」「誤解させた方が悪いです」と話を聞く気になれない人はどうしてもいるものだと思うから。
人は「信じたくない」と決め込んでしまったら、「信じようとしない」「見ようとしない」「何を言われてもとにかく否定する」能力がある。99の事実が目の前にあっても、100個目の最後に「それらは全部嘘だ」と拒否出来る。知りたくないから、心がそれを見るのを拒否する。見なかったことに出来てしまう。
だから多くの人に理解してもらおうというのはどうしても時間はかかるし、実態とかけ離れている意見に関しては無視して跳ね返すことをしたって良いんじゃないかと私は思う。
その象徴がやっぱり新メンバー篠塚くんなのかなって。
篠塚くんを落としたら、彼を苛烈に叩いてた人たちに成功体験を与えることになるんだよね。勿論その点を差し引いても篠塚くんは新メンバーに相応しい魅力に溢れている人なんだけど、絶対大変だったろうに「支えてくれた候補生」と「応援してくれているファン」への感謝の方を向くことに決めて最終審査まで挑んだ篠塚くんは本当に凄いし、そんな彼を「背負う」って決めたtimeleszはもうそういう覚悟なんだろうなって。
そしてその点については橋本将生にもちょっと思うところがあって。本編ep.15 チーム松島回の最後についていたチーム菊池の次回予告で、マスクして目を腫らせた橋本将生の姿と「つらい時こそ、笑顔でとか、頑張る」って本人の声が使われていたじゃないですか。5次審査中の12月中旬ごろって橋本将生の例の動画が拡散された時期と重なるから、橋本将生のファンはその予告を見てかなり心配しまくってたと思うんですけど(私もめっちゃ心配してた)、結局本編ではそんな場面は元からまるで無かったかのように楽しそうなチーム菊池の姿が多くて。橋本将生自身の本番パフォーマンスも良くて結果も4位通過になったわけですよね。
これはちょっと意地悪な見方なんだけど、タイプロ(編集)側はぶっちゃけあの予告で「あの動画の件で橋本将生を叩きたい勢」を釣っておいて、本編で肩透かしを食らわせて「誹謗中傷の成功体験なんか与えてやんない」っていうことにしたんじゃないかなって。これはめっちゃ深読みのだいぶ捻じ曲がった解釈だな。でもそうだとしたらそれで良いと思う。タイプロ側として彼の例の動画の件を「脱落理由にしない」と決めたのなら、5次審査で橋本将生が「あの動画の件で落ち込んでるっぽい」描写なんて本編で微塵も見せなくて良いと思う。篠塚くんは勿論、それを乗り越えて最終審査であんなパフォーマンス出来た橋本将生はほんとすごいよ。かっこよかったよ!!
染まるとは
なんかちょこちょこツイッター見てると(もう見んのやめなよ)、「新人3人が芸能界に染まっちゃわないか」「橋本将生が菊池風磨に染まっちゃわないか」みたいな心配の声を見る気がする。その心配ってちょっと気が早くね……? という感想を抱きつつ、私もその件については少し考えてみた。
環境がガラッと変わって、生活が変わって、金銭面なども変わってくるわけだから、いわゆる「めちゃイケの三ちゃん」現象が起きないかってことなのかなって思う。これ若い人に通じるかな。でも個人的にこれ以外の分かりやすい例がすぐ浮かばないからごめん。
まあまず橋本将生に関しては今のところそこまで心配してないかな~私はね。(理由はそれぞれ違うけど猪俣くんと篠塚くんもあまり心配してない)
18歳から芸能活動してて、3年間大所帯のアイドルグループで揉まれてきたわけでしょう。メンバーはみんなきっといい子たちだったろうけれど、それでもまだ未熟な20代前後の子たちが集団で人気商売やってたら結構大変な思いもしたんじゃないかと思う。グループを脱退したあとは、今は無き本人のインスタのハイライトで上がってた動画を見る限り渋谷のダンススクールに通ってたみたいだし、YouTubeに残ってるジュノンボーイコンテストのラジオに出演していたときは「東京都在住」って答えてたから(チェックしまくっててごめんな、キモイよな)、多分都内で一人暮らししながら「店員さんが一枚ずつ焼く、ときにシャトーブリアンも焼く」タイプの焼肉店に勤めていたんじゃないでしょうか。なんか六本木だったんじゃないかっていうだいぶ真偽不明な情報をチラ見したけど、なんとなくそういう「業界の人が来そう」な店で働きながらチャンスを探ってたんじゃないかな~って勝手に想像していたからギロッポンは全然ありえそう。映画『LA LA LAND』で女優志望のミアが撮影所内のカフェで働いてたみたいな風に。そういう店でさ、平民目線のめっちゃド偏見だけど金持ってるだけの薄っぺらい人間とか、よく分からない事業内容で何故か成し得た顔だけはしてるベンチャー企業の社長とか、顔が良いだけの調子に乗ってるバカとかを客として相手するときもあったかもしれない。ひどい偏見だな。
そんな風に都会で揉まれていたと仮定して、それでも24歳まで(オーディション中に25歳になったけど)全然擦れた感じしないし、強すぎるプライドとかに縛られている感じもないし、寄り添ってもらえたときとか仲間を想うときにいっつも泣いてるし、「これからも友達でいてね」とかなんの臆面も言えるし、あれだけ顔も良くてスタイルも良くてダンスも上手いのにオラついた感じしないし、最終審査のときには一般候補生の中で最年長になっちゃったのに10代のロイくんやノアくんに全然懐かれてるし(バランスゲームでノアくんが前に立つ橋本将生の肩に後ろから手置いてたの私は見逃さなかったからな!)、これは実は結構すごい素養だと思ってますよ。そしてそれは簡単に失うものではない気がする。
何より自分を「弱い人間」「不完全な人間」と自己分析出来ていて、自己評価が謙虚な分、周囲への感謝の分量がすごく大きい人だと感じるんですよね。ananのコメントで「しっかり地に足をつけて、周りの方々への感謝を忘れちゃダメだよ」と”言い続けてる”って書いてるのも、人は簡単に揺らぐことを分かってないと書けないことだと思うんですよ。
そんな橋本将生なら大丈夫じゃないかな。あまり下積みがなくて社会経験もない19、20歳とかだったら突然アイドルになっちゃうことは少し心配になるけど、なんだかんだもう25歳だからさ。それでその繊細さと優しさを失わずにいられているなら、大丈夫なんじゃないかな。
それにこれtimeleszのANNの話になっちゃうんですけど、本田翼さんが推しとして「自信を持った橋本将生」と答えたあと、「もっと自信もって良いのに!」と熱弁していたとき、timeleszのオリジナルメンバーのお三方が「あ~…」「まあね~」みたいな微妙な反応だった記憶があるんです。そしてちょっと声被ってたけど、多分菊池風磨くんの声で「良いところでもあるんですけどね」ってぼそっと言ったように聞こえたんです。私は正直それが嬉しかった。ステージでは自信を持ってほしいけど、それでも「弱い」「不完全」と自覚している橋本将生の謙虚さは良さでもあると思うから。(本田翼さん自身は身も心も超光属性って感じだもんな……)
だからお三方は橋本将生の繊細さや優しさをよく理解していて、それを失わないように守ってくれるんじゃないかと思う。きっと寺西さんも原くんも。その周りにはさらに彼らを支えてくれる大人が沢山いるだろうしね。大丈夫大丈夫。
それに「菊池風磨に染まらないで」みたいなのも正直私は意味がよく分かってないんだけど、橋本将生って化ける表現の幅が広くなりそうな気はするけどその分根幹は失わないんじゃないかなと思っていて(だから本人が興味を示してるように俳優業は結構アリな気がしている)。その上なんかFC配信の菊池風磨くんと橋本将生のイチャイチャしてる感じとか、菊池風磨くんがインスタのストーリーに載せてた『まさきと原が俺をXだと思ってるのか自分の状況つぶやいてくる まさきに至っては「こういうの好きですよね?」って言ってくる』というエピソードとか見るとさ。
むしろ「なかなか自分の意見を言わない」とか「仲間への想いをあまり表に出さない」と言われている菊池風磨くんに、「仲間への愛がダダ漏れ」な橋本将生がその繊細さや優しさを保ったまま無邪気に懐へ飛び込んで、菊池風磨くんを「仲間への想いを表に出すようになる」愛の戦士に変えちゃう可能性すらあるんじゃないかとちょっと思ってるからね。
逆に橋本将生が菊池風磨くんをちょっと染めちゃう可能性、全くないとは言い切れないと思っているからね。
怖いよ、橋本将生って。私はそれくらいとんでもない男だと思ってるから。勿論良い意味でね。
なんならすでに原くんと二人でニヤニヤしながら菊池風磨くんをどう愛してやろうか作戦会議してんじゃないかと思ってるくらいだから。
楽しみすぎるっつーの!!!!!!!!!
そしてこれは全部新参オタクの勝手な二次創作でーーーーーーす!!!!!!!!
とりあえず今週末の『ニノさん』がめっちゃ楽しみ!!!!!!!
てか新メンバー発表の翌週には地上波のバラエティ番組出演しちゃうとかスピード感やばいねえ!!!!
バラエティではきっと原くんと猪俣くんが無双してくれると思うので、橋本将生はあまり目立たないかもしれないね。いいよいいよ、ゆっくりでいいよ。でもみんなと一緒に楽しそうにしてるとこ見られたら嬉しいな~。
途中面白くない話もしちゃったと思うのですが、気持ちを詰め込んだらこんなに長くなってしまいました、ごめんなさい。
きっと相容れないと感じる内容もあったと思います。そのときはどうか「個人の意見」という距離感で、ディレイでお願い出来たらと思います。
私もこれから少しずつ、timeleszのことを(歴史も含めて)知っていきたいなと思っております。
あっ、そういえばめっちゃ個人的なことなんですけど、timelesz新メンバーが発表された週明けに会社で面談があって、4月から昇格が決まりました~!!!!!
めっちゃウケる!!!!!!!!
頑張って働きま~す!!!!!!!!!!
それでは、お付き合い下さりありがとうございました!!