橋本将生とは何者か① ~ananの乱~

お疲れさまでございます。また私です。すみません。
「タイプロ新規のアイドル門外漢」「これまで人生で初めて出来た唯一の実存の個人の推しはインドの俳優さん」「言い訳がうるさい」「話が長い」「うるさい」ことでやらせて頂いている、橋本将生についてのnoteを書き過ぎている者です。
別に私の書いたもんに影響力なんてないと分かってはいるのですが、万が一「橋本将生のファンってなんか文量重いよね」みたいな風評被害を”オンナ”の皆さまに起こしてしまったらどうしようという一抹の不安を感じている今日この頃でございます。もしなんかそういう風に主語デカめに揶揄される事態が起きたら是非私のことは「し、知りませんよ、あの人だけ異常なんです……」としらを切って逃げてください!!!
今回も”愛”ともつかぬ虚像と願望を語る形になると思いますので、「なんでも考えすぎる妄想豊かなオタクがな~んか言ってら」くらいで読み流して頂けると幸いです。実際そうだしね!

一昨日、候補生12人 Specialフォトセッション掲載のananが出ましたね!!

実はamazonで紙版の方をネット予約していたのですが、見られるの仕事から帰ってからなんだよな、その間に絶対ツイッターにネタバレ流れてくるよな、などと考えていたら0時に電子版を買うことは容易でしたね。良いんですよ、電子版と紙版にはそれぞれの良さがあるのですから。同じ画像でもパソコンやスマホの液晶から透過光で見るのと、紙面を反射光で見るのとでは脳の働きが異なるというのは科学的にも証明されているらしいのですから。良いんです。

さて……。これはもうね…「ananで撮ってもらう」とはそういうことですよね。タイプロを見ている人々がそれぞれの推しにプロの手が加わった姿を大手を振って「ヤバイ!!!」と騒げるお祭りなわけです。
アイドル門外漢なくせに何故知ったような口を…? と思われるとは思うのですが、かつてananでは私の大好きな映画にして人生で初めての実存の個人の推しが出来るきっかけとなった『RRR』の主演スター2人がバックカバーに採用され、他の映画誌や本国メディアとは全く異なる雰囲気のNTR Jr.とラーム・チャランの姿を撮ってくださった功績を存じ上げているからだ。本国では男性ファンが多く「兄貴的」「カリスマ的」なスターであることが求められているお二人が、日本メディアによって「柔らかく」「チャーミングに」撮られたのは貴重な姿ではないかと界隈では言われている。
あとこの趣味に関してはあまり人に言わない方が良いと思うんだけど私はオモコロ/オモコロチャンネルの読者/視聴者でもあり、つい数ヶ月前にオモコロチャンネルがananで特集され、メンバーがスペシャルエディションの表紙を飾った衝撃は記憶に新しい。「インターネット界のおじさんたちをどうにかそれっぽく撮る」ことに(そこそこの詐欺感もありつつ)成功して見せたanan側のプロフェッショナルな手腕には本当に恐れ入ったものだ。
そんなananさんにおかれましてはtimelesz候補生をバチイケに撮るのなんてお手のものでしょうね!?!? 大変なことになっていましたっつーの!!!!

チーム菊池についてはね、正直そんな気はしましたよ。ブラックコーデでコントラスト強めでちょっとワルくて危うい色気を出す感じ。やはりそう来ましたかと。
ていうかこれ怒られると思うけどオモコロチャンネル特集の時とコンセプト似てるな。っていうか菊池チーム全員で写真で使ってる黒いソファもオモコロチャンネルの集合写真のやつと同じソファじゃないか? えっ、待って、ひじ掛けのところとかそっくりじゃ……

ふざけるな!!!!!

なんでオモチャンとチーム菊池がニアミスしなきゃいけないんだよ、そこは絶対に隔絶されていて欲しい。好きなコンテンツ同士とか関係ない。タイプロ候補生は誰一人としてオモコロなんて見ていないで欲しい。あれは良くないインターネットだから。万が一見ていたとしても「見てます」と公言しない方が良い。「え、でも星野源も見てるって言ってるし……」じゃないんだよ。言うな、良いから公言すな。頼む!!!!!

まあそんなことはどうでも良いんですけども。いや、橋本将生……。
もう完全に【艶】でしたね……。
光沢のあるライダーズジャケットに濡れ髪。その分リップはヌーディーにといったところでしょうか。そんでライダースの下にスケスケ着てる。胸元にポツポツある黒点はシアーの柄かな? と思ってたらどなたかがホクロだと指摘されていて思わぬ色気を食らい顔がくしゃくしゃになってしまった。なんか凄い「足し算と引き算の妙」を感じるし、橋本将生一人でNANAやってる。顎のライン、胸鎖乳突筋と鎖骨が優勝している。篠塚くんと並んだ姿は正直ぶっ飛んだ。スラダンとNANAのクロスオーバー。集英社マンガ祭り開催中。

ド色気HAPPY大優勝、なんですけど。

な、なんかさ、

いや写真めっちゃ良いです。めっちゃすごいです。めっちゃ良いんだけど。

あの、なんか、ほんとナマ言ってすいませんの世界なんですけど、

橋本将生ってこんなもんじゃなくない??????

大丈夫、落ち着いてください。これは賛否あるというか、完全に個人の感性であり単純に好みの問題の可能性は十分あるので「きっとみんなそう感じているはず」とは思わない。だから同調する必要は全くないし、そんなことを感じることなく100%「橋本将生やばない???」と思った方は一切気にしなくて良いです。その感想は全く間違ってないんです。筆者が願望ギチギチに深読みするのが趣味の変態なだけなんです。
けれど正直一定、「同じ感覚」を抱いた人は一部いるような気がする。
写真のコンセプトが「クール系」なのはチーム菊池の課題曲を考えるとある程度予測できたし、また本人が写真を撮られ慣れていない(もっと表情を豊かにしないといけないという反省があると本人も書いている)部分も関係しているのかもしれない。
でも正直「クール」のバリエーションという点では4人にあまり差異はない気がするし、現場には菊池風磨兄貴を含め「表情や雰囲気を引き出すために角度や目線の持って行き方などの提案や指示が出来るプロ」がいるはずだ。だからプロに手を施してもらい自身を単体で撮ってもらう機会がタイプロまであまりなかっただろう他の3人も「バチイケやん」というところまで来ている。お顔がすごく立っている感じがする。ちゃんと盛ってもらえてる感じがする。
けど、なんか、橋本将生は私が思ったよりこっちに来てない感じがちょっとだけある。私は橋本将生を贔屓目で見ているのだからどんな姿でも「バチイケやん」と小躍りするために常に前のめりになっているし、実際に本編やビハインドで橋本将生の新規絵が出てくるたび前のめりだったはずの上体が橋本将生の魅力に気圧され仰け反ってしまい腰を抜かしている日々だ。だからananの写真だって「めっちゃ良い!!」「色気スゴ!!!」と勿論感じたんですけど、心の片隅で、ほんの一瞬だけ、ほんの数%だけ「いやでも橋本将生ってこんなもんじゃなくない……?」と感じてしまったことは否めない。

これはあくまで私の個人的な感想であり、ツイッターを見るにananの橋本将生の姿に熱を持った感想を述べられている方々も多くいらっしゃるので、そこに水を差すようなことを言いたいわけじゃない。私の感覚が正しいとも思っていない。何より写真はめちゃくちゃ良いです。最高です。私がそういう自分を許せるタイプの人間だったら間違いなくスマホの待ち受けにしてます。(私はスマホの待ち受けとかを趣味丸出しにしたくないため、現在の待ち受けも「音博カラーにライトアップされた京都タワー」という『アクティブ型の相当なくるりオタクじゃないとその画像がくるりファン特有のものだとは気付かない』ぐらいのものにしている)
そのくらい写真のクオリティはめっちゃくちゃ高いんです。でもそれでも「橋本将生はもっと出せるだろ」とどこかでちょっと思ってしまったんですよ。

ここから先はこの「かなり主観的な感想」と、「それを根拠にさらに仮説を立てる」というなかなか根本がグラグラな話になるのでついていけなくなったら全然この記事は捨て置いてください。どうぞ先に行ってください。

まず何故私が「橋本将生、もっとやれんだろ!?!?」と頭の片隅でほんのり思ってしまったのか。その仮説を(否定する前提のものもあるが)まず3つ立ててみた。

・写真映えするタイプではない。
・コンセプトが合っていない。
・”盛られ過ぎる”のに適していない。

これを一つ一つ検証してみる。

仮説① 写真映えするタイプではない。

これに関しては速攻で「そんなわけないだろ」と飛んできそうな気がするし私も思いついてすぐに「そんなわけないな」と思った。
なんと言ってもタイプロ公式のプロフィール写真の橋本将生は普通に良いのだ。特に3次審査の頃の上下黒コーデで仁王立ちしている「ラーメン屋の店主」みたいな雰囲気の橋本将生は”橋本将生のオンナたち(ファンの呼称)”の中でもいまだに人気があると思うし、勿論4次審査、5次審査の写真も全然良い。なんならananの最初のページのパーカー姿さえ、「この候補生たちが大変身しちゃうよ~???」というフリ的なものなはずなのに、すでに橋本将生は映りがだいぶ良いというところがある。
強いて言えば「静止画より映像の方が映える人」と感じているところはあるかもしれない。私は橋本将生を直線的な人ではなく曲線的な人と感じていて、ただ真っすぐ立ってるだけなのに「しなやかな人だな」と感じてしまうのが彼の不思議な魅力の一つだと思っている。動きがある方が目を引くというか、ダンスで揺れる髪とか、視線や顔の向きが変わる瞬間とか、ゆったりめな服の裾や袖がはためくさまだとか、そういう動きと動きの間に行間を読みたくなってしまうのだ。
ビックリした? 急にポエム差し込むキショいオタクが出てきて。怖かったね。引き返すなら今だよ。
ただ「強いて言えば静止画より映像かも」レベルであって、「静止画が全然映えない」というわけではないと思う。本人のインスタの写真も良いしね。公式のオフショットとかめっちゃ良いしね。
じゃあ次の仮説です。

仮説② コンセプト/メイクが合っていない。
要は橋本将生はナチュラル系のコンセプトの方が合ってるんじゃないかという仮説。これは上記仮説①を否定する内容からも何となく繋がっちゃいますよね。
でもこの考え方が合ってるかどうか分からないんですけど、最近橋本将生の顔面が亀梨和也や赤西仁の系譜だと語られる意見をよく見るじゃないですか。だったらこれ系のコンセプトが合わないってことあるのかな? というのは少しある。いや私亀梨さんや赤西さんのこともぼんやりとしか認識してないんで解像度ガバガバのパブリックイメージだけで言ってるところはあるんですけど。
(ちなみにそんな感じなので、橋本将生が亀梨さんや赤西さんの系譜で語られている件についてはあまりピンと来ていない。彼らが鮮烈なデビューを飾ったのは確か私が小中学生ぐらいの頃だったか。幼馴染の親友が「仁LOVE♡」と熱を上げていたのを横目に、私はロキノン系ロックバンドのCDや聞いたこともないタイトルの映画をTSUTAYAでジャケ借りしてくることを趣味とするサブカルこじらせ中学生だった。少し前に吉田大八監督の『美しい星』で亀梨さんが水星人の長男を演じていてそれはとても良かったな~という認識はある。が、ごくせん見てないし、野ブタも見てない。ワハハ。)

話は戻って、ではコンセプトというより、ヘアメイクが合ってないのだろうか? いやでも今まで汗で濡れた前髪と涙のマリアージュを何度も見せつけた橋本将生が濡れ髪が似合わないなんてことないだろう。照明か? コントラストパキパキだからか目にあまり光が入ってないんだよね。それがちょっと合わないのかな。これってアイメイクしてるのかなあ…ちょっとアイライン入れてるように見えるけど、コントラストが強いから目が強く縁取られちゃってるだけ? ちょっとシャドウ入れてるように見えなくもないけど、赤みが出る照明だからそう見えてるだけっぽい写真もある。ただ「プロデューサーからのメッセージ」の単独ショットはかなり猫目になっててあまり橋本将生っぽく見えないから、アイライン入れてるかもしれない。ムムム…? もしくはポージングの問題? 他の皆と比べると首や胸元を開けている衣装なので、胸鎖乳突筋や鎖骨を見せるために顎を挙げるポージングの写真が多くて、それがあまり合ってない…??? いやそんなことないよな。ムムムン……、分からん。
ていうかこれ完全に私の偏見なんですけど、こうやってプロのヘアメイクが入った「ブラックコーデ」「コントラスト強め」「クール系」って、ぶっちゃけかなり盛れるタイプのコンセプトの一つだと思ってるんですよね。それはオモコロチャンネルの特集で強く感じたことで、ただのインターネットおじさんすら「それっぽく」見せることが上手くいくジャンルなんだろうなと感じている。基本本来の魅力に1.2~1.5倍の魅力を付与出来る。
だから本多くん、前輔くん、篠塚くんは本来の魅力がさらに割増しされたなって印象。
だけどなんか、橋本将生はちょっと固定値に収まったっていう感じがする。いや、しっかり空気感は仕上がってるとは思うんですよ。物憂げな色っぽい視線とかゆるく開いた口元とか表情は最高に素敵。普段はすっごく男の子って感じで、特に西山くんといるときなんか(西山くんの姫感が強いせいかもしれないが)めっちゃ「彼氏感」出しているのに、今回の写真においてはほんのり「美女感」がある。濡れ髪も薄いリップもライダースジャケットというチョイスも「分かってるな~」って思う。でも「分かってるな~」ってことは、やっぱり正直ちょっと予想が出来ちゃってたってことなんですよ。それで橋本将生という候補生の全体的な数値が何割か増したか? というと、私は心のどこかで、ほんのちょっとだけ物足りないように感じている。で、これは橋本将生に(本人が書いている通り)まだまだ静止画におけるバリエーションが足りないからかもしれないけれど、そこもまた前述の通り「素人相手でもそれっぽく撮れるよう指導できるプロがいるはず」だから、実はあのanan撮影においては個々人の技量ってあまり関係ないんじゃないかなと思ってる。ていうか本人の技量か指導の賜物かどっちなのかを判断出来る材料が少ない。完成品しか見ていないわけだから。

さて、答えは出ぬまま、次の仮説です。

③”盛られ過ぎる”のに適していない。

②の冒頭で出した「ナチュラル系の方が映えるのでは」「メイクが合っていないのでは」という話と同じような内容かもしれないけれど、ここで一つ、少し面白い説と共に考えてみる。

ドン・キホーテとかにパーティーグッズってありますよね。所謂ジョークグッズ。あれってまあそのくだらなさが魅力だとは思うんですけど、その見た目のひょうきんさに対して、使ってみたら「アレ? 思ったより面白くならないな」っていうことがあるじゃないですか。それについてとある解釈がありまして、
「ジョークグッズの面白さが30だったとして、そしてそれを使用する人の面白さが50だった場合、ジョークグッズはその人の面白さに”30加点”して合計80にするものではなく、使用するその人ごと面白さを”30に固定化”してしまうものなのではないか」という説。
だから一切人を笑わせようとしてない人がジョークグッズをつけると0が30になるから面白いけれど、面白さ50のギャグを披露するときに30のジョークグッズを使ってしまうとギャグごと30に固定化されてしまうから、思いのほか面白さが増さない、ということですね。個人的にこれかなり納得できるというか溜飲が下ったジョークグッズに関する解釈なんです。

で、その説をちょっと踏まえて考えてみて思ったことなんですけど、
ひょっとしたら橋本将生ってそんな風に、外側からの「付加要素(所謂”盛る”)」がありすぎると「加点」ではなく「固定値になる」タイプだったりするのではないか……?

当たり前のことを念のために言うが、勿論ananさんのプロのヘアメイクをジョークグッズと同列に語っているわけではない。
ただ例えば本来の良さが120点ある他の3人が、プロによって30点が付与され150点になっているように見えるとしたら、橋本将生は本来の120点に付加要素を”盛る”ことにより何故か「100点」という固定値に納まってしまったように見えるのだ。
ちなみにこれは「他の3人が150点で橋本将生が100点」という相対的な意味ではなく、「橋本将生のわりには100点までしか行ってないように見える(もっと行けるように見える)」という絶対的な意味での印象の話だ。

これが「たまたまあのコンセプトとメイクがそう見えた」だけなのかは分からない。他を試していないから。
でも佐藤勝利さんの「橋本将生というブランド」という言葉を(都合よく)受け取ると、自身の【雰囲気】がありすぎるがゆえに「外側からの多くの付加で型にはめようとすると加点ではなく固定値になってしまう」という状態異常を起こすタイプというのはあり得なくはないような気がして、ちょっと面白い。そしてそれは「どんなコンセプトにも染まらなくてはならない」アイドルとしては課題になるということだ。そうなると彼は「外側から与えられたものを着こなす能力」というより「自分の内側からコンセプトに適した橋本将生を引き出す能力」を伸ばさなければ、100点を超えるのは難しいのかもしれない、ということになる。ただ、引き出せるようになったらそれはかなりの強みであり、そのときこそ最強の橋本将生爆誕なんじゃないだろうか。

勿論これは「主観に仮説と仮説を重ねた」かなりふわふわな解釈であり、「きっとこれが正解だ!」とは全く思っていない。読んでる方も「?」ってなると思う。むしろ正解かどうかなんてどうでも良いんですよ。どうせそんなの画面の外側にしかおれない限りは正確に把捉することは出来ないし、勝手に考えるのが楽しいだけだから。
でも仮に仮にこの解釈を一旦通すとしたら、それに対して彼はananでとても心強いコメントを出してくれている。

自分からもっと化けられるようになりたい」
「まだ何回も化けられると思ってます」

いいぞ、橋本将生。熱いぜ、橋本将生。
君はきっと私の想像よりも視座が高く、そして自分の内側からまだまだ魅力的で多彩な【橋本将生】を引き出せる人なのだと期待しているよ。
ありがとう。

っていうかanan撮影風景のショート見たけど、やっぱ動いてる姿はすごい良いじゃん。じゃあアイメイクと照明効果が合わなかっただけかな! ガハハ!

菊池風磨プロデューサーからのメッセージ

なんか何となく物議を醸しているような気がする菊池風磨プロデューサーからの橋本将生へのメッセージ。「彼が醸し出す雰囲気を画面越しにも伝えていかなきゃいけない」という課題と責任を語った結果、他の候補生(佐藤チーム・松島チーム含めても)の中で唯一具体的なスキルや素質について触れられない結果となってしまった橋本将生がまたちょっと面白い。
「これからメンバーになるとしても、メンバーとしてではなく、芸能活動するにしても」という言葉選びがまず物議を醸していたのかなと思うのだけど、今までのtimeleszのお三方を見ていると、候補生全員に対して「timeleszに入りたいという気持ちを見せて欲しい」と「でももしtimeleszに入れなくてもオーディションを受けたことを後悔させたくないし、あなたが夢に向かう限りその道を応援したい」という二つの想いを常に持ち、愛と敬意を持って候補生たちに接しているように感じる。それは二次審査から結構感じていることだ。だから前述の言葉選びは深読みしすぎず文字通り受け取れば良いのかなと私は思ったのでした。要は「現時点ではこういう言い方しか出来ないだけ」「それは候補生全員に対してそう」というスタンスはずっとブレていないと思う。

それに菊池Pの「彼の魅力を画面や写真越しに伝えきれているかというと、そうじゃない」というコメントも、私は何となく分かるのだ。
どなたかが5次審査のスケジューリングをまとめて下さったのを見るに、菊池Pのこのコメントが候補生たちのanan撮影当時に取られたものだとすると、放送時期的には「4次審査 人生遊戯チームの本番パフォーマンス(+ライネクチーム前半)」のオンエア直後ぐらいに当たると思う。その時期なら、菊池Pがそう言うのも何となく分かる気がする。
私は人生遊戯チームがまあどうしても贔屓目で大好きなんだけど、正直他のパプレチームやライネクチームよりパフォーマンスへの反応が視聴者全体としては鈍かったような感触がしていた。いや、勿論それぞれ自分の推しがいるチームを応援してしまうのは当然で、それは私だってやってることは同じなんだけど、あんなに殻を破って色んな表現を開花させた橋本将生 ~人生遊戯の乱~ が、私の肌感より視聴者全体に特に風を巻き起こさなかった感じがある。勿論以前から橋本将生を応援していた方々は感動してたと思うんだけど、じゃあ橋本将生への評価が視聴者全体で大幅に変わったかというと、ちょっと感触は微妙というか。あまり数字の話はしたくないけれど、YouTubeのパフォーマンス ver.とかMaking ver.とかも、人生遊戯チームだけ視聴回数がね……ふはは……なんでなんだろうね……。
そしてそれは、一つ前のnoteで書いた「無限まやかし」の高野水登さんの橋本将生への印象にも通じる。4次審査を3位で通過した橋本将生に「えっこんな高いの?」と声を上げて驚き、まだよくわかっていないけど「タイプロ側にしか見えていない何かがあるのかな」と感じたという高野さん。
あの、橋本将生ってなんか目が滑るの? 盛り上げ隊長やったり人生遊戯であんなに色んな顔見せたのに!? どうして見えてないの、こんなカッコいいのに。そりゃ他の候補生だってみんなカッコいいしキャラも立ってるよ、でも橋本将生だってすごくカッコいいしおもしれー男じゃん!!!
という悔しさがあり、私はあの時期大量にnoteを上げていたのだ。もっとみんな橋本将生の話をしてくれないかという祈りに近いものだった。すでに橋本将生の話をしている人は当時も沢山いたけれど、もっと、もっといて欲しいよと、縋るような気持ちも込めて書いたことを覚えている。
菊池Pはタイプロの反応などを結構チェックしているそうなので、もしかしたら橋本将生の人生遊戯のパフォーマンスが「3位通過」に至るほどのものだったことが、視聴者にあまり伝わってないように感じたんじゃないだろうか。
だとしたらそれはちゃんと伝えないといけない。「仲間を選ぶのは自分たち」だけど、「選んだ理由」はちゃんと画面越しの人々にも分かってもらわないと「増員」がただの「独善」と捉えられかねない。それは誰を仲間にすることになっても必要なことだろう。連続1位通過の山根くんや、逆に未経験の篠塚くんが唯一残り続けていることに関しても同様の配慮がなされていると思う。まあこの二人の評価に関しては疑問に思う人あんまいないと思うけど。
というか最近になって篠塚くんに一部アンチがいることを知ったんだけど、あの、普通に変だと思う。高い人気を誇る篠塚くんに対して、たとえば別の候補生を推していたり、タイプロというもの自体にあまり良い感情を抱いていない一部の人が、自分の抱えるモヤモヤをどうにか正当化したくて「スキル」という叩きやすいところを論ってるだけだろうし、「こんな悪口を言っても自分が一時的にスッキリするだけで誰も得しないな…」と内省し振り上げた拳を降ろさず納めるという冷静な判断が出来ていない時点で相当認識が歪んでると思う。あまりに人や物事に対する向き合い方が不健康だ。篠塚くんがイチ推しというわけではない私でさえすげ~嫌な気分になるぜ。

話めっちゃ逸れたね。
という感じ(?)で菊池Pは3次審査から橋本将生にそこそこ目をかけていた理由や、具体的な課題を与え、それを乗り越えて「3位通過」となった彼の魅力が、4次審査の時点ではまだ画面の向こう側まで伝わっていない、ならばちゃんと伝えないといけないと思っていたのかもしれない。

ただなんというか、勿論5次審査の本番パフォーマンスでさらに覚醒し菊池Pの語る「橋本将生の魅力」の真髄の目撃者に我々視聴者はこれからなる可能性もまだまだあるとは思うのだが、それよりも前に、なんか今橋本将生、ちょっとキテません…???

3次審査くらいからずっと「橋本将生を探す目」になってしまっている者としては、番外編で「結構トーク出来るじゃねえか、良いぞ!」と膝を打ち、5次審査の予告で「なんか橋本将生美しさに磨きがかかってないか…?」と打ち震え、5次審査初日に楽しそうに菊池Pとダンス練習をする橋本将生の姿に「橋本将生は最強になるかもしれない!」と期待が膨らみ、ブレプロの挙動不審な姿とか質問リレーのクソデカボイスとか「王子様って呼んでくれよ」発言などにオンナたちは基本好意的にゲラゲラ笑ってたと思うんですけど、なんかその中だけでなく、すでにじわじわ反響の広がりを感じているんですよねえ。
勿論候補生全体的に変動らしきことが起きている感じはする。候補生の人数が減り1グループあたりのメンバーも4人となって単純に目が行きやすくなったこともあるかもしれないし、例えば前輔くんなんかもグンと人気を上げている感じがする。
だからあまり明確に分析し切れない(客観視出来てない)ところはあるんだけど、4次審査の時と比べたらツイッターで「橋本将生」と検索したときのポスト数とか、自分がポストしたときのいいねなどの反応とかが増えてると思うし、「平成アイドル顔」とか「赤西仁」とか「亀梨和也」とちょっと騒がれていたり、「鈴木橋本シンメ」の再来を熱望されている橋本将生が、今度は本多くんとの並びの良さや西山くんとの仲の良さ、そしてananでは篠塚くんとのバチイケの並びを見せてなんかすごいことになっている気がする。そして先日上げられた「anan撮影風景」のショートでなんと篠塚くんが橋本将生に向けてタコチュー顔を向ける(そして微笑みで流す橋本将生)場面が公開され、私は「オタクが死ぬ前に見る走馬灯…?」となったし結構話題にもなっていたと思う。まあ贔屓目でしょうが。

勿論もっと前から橋本将生に惚れこんで応援している人々の存在も知ってる。私はツイッターの方でなかなかフォロバが出来ないのだけれど、ポストをいいねしてくださる方とかnoteの引用して下さった方とか「橋本将生」で検索してよく出てくる方とかそこそこアカウント覚えて来てたんですよ。4次審査くらいまではね。でも最近どんどん新しいアカウントが出てきてなんならたまにちょっと追いきれない時さえある。あと本人のインスタのフォロワーが伸びてるんですよね、確か。皆さんインスタのハイライトのダンス動画見たのかなあ、私あれめちゃくちゃ好きなんですよね。橋本将生だというのに顔が全然見えないんだけれど、体の動かし方が好きすぎるんだよな~。あれを見て「ギャーーーーこの人のダンス好き!!!!!!」って改めて惚れ込んだまであるよ。

だからなんか嬉しいですねえ。橋本将生がどんどん見つかってきて人気になってきているのだとしたら。別にみんながみんな橋本将生を好きになれ!! ってわけではないのだけれど、もし橋本将生がtimeleszの仲間になれたとしたら、その時外野から「なんでこの人? ファン少ないじゃん」なんて思われたらむっっっちゃ悔しいし悲しいもの。私はこんなに好きなのになんで分かってくれねえんだよぉ!!! と三日三晩泣き晴らす自信がある。

つまり菊池Pの「橋本将生の魅力はまだ画面越しに伝わってない」という発言が現時点のものではなく「4次審査 人生遊戯本番パフォーマンスオンエア直後」ぐらいのコメントだったとすると時差があるので、もしかしたらちょっと視聴者との認識にズレは少しあるかもしれないですね。もう気付き始めている人も結構出てきているかも、それ……ってことです。

まあ分からないけどね。「もっと」なのかもしれない。菊池風磨の知っている橋本将生は「もっと」なのかもしれないし、私自身橋本将生にはもう一歩覚醒してもらいたいと思ってる。橋本将生のプルス・ウルトラ(さらに向こうへ)にとっても期待している。ああ、来週が怖い!!!!!!

さて思いつくままに書いた今回のnoteですが、実は続きます。
ここまででもう1万字超えちゃったから一回区切るんですけど、最近「何故アイドルが今まで刺さらなかった私に橋本将生が刺さったのだろう」ということを結構ぐるぐる考えていたんですよね。でまあ「答え出た気がしなくもないかな~?」くらいに思っていた時に、ananの菊池Pからの橋本将生評を読んでいてなーんか腑に落ちる着地点が見つかったかもしれないなと思ったんです。

さっきも書いたけどananでは菊池Pが「画面の向こうにも魅力を伝える」ということを語るあまり、橋本将生は候補生の中でも具体的な素養や能力の話が出てこなかったんですよね。
たとえば「スキル」「完成度」「努力家」「ストイック」「理解度」「ポテンシャル」「自信がある(なさそうだったけど変わった)」「リーダーシップがある」とか、候補生たちを語る上でよく出てくる分かりやすい言葉での評価が意外とない。
菊池Pの「すごく雰囲気がある」とか佐藤勝利さんの「ブランド」って言葉も、褒め言葉ではあるけれど実はかなりニュアンス的で曖昧だなって思うんです。
「変わった」「表現力が出てきた」「感情が見えて人間味が出てきた」というのも本人は「(人見知りで出せなかったけど)人に慣れてきた」のと「timeleszのお三方が導いてくれた」のと「人生遊戯チームのおかげ」だと言っていて、自身に元々備わっている素養や能力みたいな部分についてあまり語ってない。周りからも意外と彼の内面から来る魅力ってあまり言語化されてないと思うんです。ノアくんも「なんか面白い」みたいな感じだったし。なまじツラが良くて色気があるだけに!!!
で、これひょっとしたらtimeleszのお三方も、外見ではなく橋本将生の内側から出ている素養をまだはっきり言語化出来ない、魅力は感じるのに対外的に伝える上で適切な言葉として断言がまだできない、所謂具体的なキャッチコピーがまだ見つかってないんじゃないかってちょっと思ったんです。
橋本将生の「魅力」とは、「雰囲気」とは、「ブランド」とは具体的になんなのか。橋本将生とは何者なのか。もしかしたらここは少しブラックボックスなのかもしれないと。
まあ言うてるだけです。好き勝手言えるうちに深読み過ぎる大仰な二次創作を言っておこうという奴です。笑ってやってください。

続きでは私自身の今までの趣味嗜好を検討しつつ、「私が橋本将生に感じる魅力とは何なのか」を探っていくセルフカウンセリング的なnoteになる予定なので、より「個人的」感が強いです。ずっとそうだろ。でも「より」です。なのでご注意ください。

書けたらまた上げま〜す。

さあ今夜は松島チームだぞーーー!!!!
正直楽曲めっちゃ好きなので波乱は超怖いけどパフォーマンス楽しみ過ぎる!!!!!


おしまい。

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