ライブは過剰摂取して大丈夫な麻薬 #3 - Poppin’Party×Roselia
BanG Dream! 9th☆LIVE「The Beginning」
8/22、初の野外ライブ。上京してから初めての遠征ライブ。
バンドリは高校生の頃からゲームやアニメを見ていたコンテンツで今回ライブ行けることが楽しみで向かってる電車でバンドリーマーが乗っていく様子を見て期待が高まっていった。
初めに物販、そこまで遅く行った自覚はないが、着地した時すでにTシャツやタオルなど、定番グッズはほとんどなかった。買いたいものを買えたのでよしとする…(笑)
開演30分前にオープニングアクトとしてD4DJからDJパフォーマンスがあった。申し訳ないのだが、私はこのコンテンツに触れていないため、声優がDJやるしか知らないのだが、バンドリ曲オンリーでDJプレイを行ってくれたため楽しめた。テンションが上がるこの感じは「ライブ始まるな〜!」という雰囲気にさせてくれた。
本編スタート。えー、ここで私の席を確認しよう。
後ろ。だいぶ後ろ。しかも野外なので席の段差がない。私が立ち上がって目の前に見えたのはぽぴぱ(Poppin'Party)のフルグラ法被。このライブ、演者の姿ほとんど見えなかったため、音と大型ビジョンで楽しんだ。
まず前半はRoselia。最初に推しバンドか、後半楽しめるかな…と好きなものは最後に食べる派の私はその時思ってしまったが、その不安は杞憂に終わる。
壮大なSEに乗せて登場する5人。この地点で世界観が出来上がっている。
「PASSIONATE ANTHEM」からスタート。この曲はガルパに実装されてからフルが楽しみで仕方なかった楽曲。最初から盛り上がる曲でサイリウムを振る手に力が入る。立て続けに「R」がきた。私の好きなベースの音やメンバーのソロが身体に響いてきた。続く「Break your desire」が終わった後、メンバー紹介。推しの氷川紗夜は氷川紗夜だった。「打ち上げは禁止よ!」という友希那は雰囲気を消し去ることなく重要なことを伝えてくれた。Roseliaはこの時期映画を公開したばかりで、映画内で出てきた新曲「Proud of oneself」が始まった。背景の映像がキャラ→その演者というスイッチングが鳥肌たった。私は都合が合わず、映画には足を運べなかったが、曲を聴いていて本当によかったとこの時は感じた。新曲を聴けて嬉しさの後には、大好きな「熱色スターマイン」。本当に大好きな曲で、まさか聴けるとは思っていなかったため本当に嬉しかった。たくさん跳んだ。ダンスを入れよう、というリサとあこの提案でダンスを入れた「BRAVE JEWEL」。「Safe and Sound」、「Sing Alive」とRoseliaの魅力がたくさん詰まった曲の後、バンドストーリー2章の映像が流れた。その後、2章のテーマソングでもある「Neo-Aspect」。その時一番新しい曲「Sprechchor」。演奏終わり、立ち去る姿を見て、「完全に構築された世界観」を自分の目に焼き付けることができて大満足だった。
続いてPoppin’Party。拍手を誘導させていく登場してからのパフォーマンス。あ、これか。ポピパが人気な理由はキャラクター性も楽曲もあるが、パフォーマンスで観客を引き込む。本当に上手い。そしてあの時間は、陽が落ち始める時間。1曲目は「陽が落ちて 歌声は星となり」が歌い出しの「Time Lapse」。エモいという言葉しか、状況が合う言葉が出てこない。実はというと、ポピパの予習は一切していなかかったため、知らない曲がいくつかあった。しかし、歌詞と状況がマッチしている瞬間が多く、ライブならでは、野外ならではの演出で本当によかった。「夏のドーン!」では、水鉄砲を観客に向けていて涼しそうに見えた。実は今までのライブ映像を見て濡れるかも、と思い予備の着替えを持って行っていたのだが、使わなかった(笑)
「Hello! Wink!」は振り付けがある曲で、前にいた法被着たお兄さんたちを見ながら真似した。あの曲あそこまで動くのか…と思いつつも楽しかった。ライブ初披露となった「Moonlight Walk」、照明がさまざまな色に残っていたのが印象的だった。「二重の虹(ダブルレインボウ)」のあとのポピパはRoseliaと違って中の人の素を出していっているため、MCが緩く、時々笑いながら楽しませてもらった。「Light Delight」を挟んだ後、「STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜」。サビ前の「STAR BEAT!」と言えないのが悔しかった。〆は「Live Beyond!!」。5人の奏でるポピパらしさが強く強く響いた。
アンコール前にポピパとRoseliaがお互いのことをどう思っているか、という対談があり、お互いのことを理解してお互いの演奏に深みを入れている、ということに気付かされた。いい関係、という言葉では収まらないと思うが、いい関係だと感じる。
アンコールは「FIRE BIRD」で2バンドの同時演奏という迫力ある演奏、大サビのソロパートでは楽器担当が2人同時に歌っていたりと胸が熱くなった。「キズナミュージック♪」では2人の絆を再認識させる息の合わせ方、ラスサビには花火が上がって野外ならではの演出を目に焼き付けることはできた。実は私が会場に着いた際、音漏れで「キズナミュージック♪」の音が聞こえていて、披露するのはわかってしまっていたのだが、まさか2バンド同時にやるとは思っていなかった。
最後、軽くMCがあったあと、マイクを通さず10人が「ありがとうございました!!」と挨拶をし、このライブの幕は降りた。
野外ライブの楽しみ方や、はじめてのバンドリのリアルライブ、とはじめてづくしで一生の思い出となった。2バンドの競演はまた、どこかで見たいと思っている。