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アートライターから見た厨子と工芸作品の世界。厨子屋 銀座本店について

2024年10月、厨子屋銀座本店がグランドオープンしました。
今回は、厨子屋銀座本店のことを、アートライターに執筆を依頼したnote記事も含めて、ご紹介したいと思います。


厨子屋銀座本店について

2002年にギャラリー厨子屋を開廊し、「厨子(ずし)」という「大切なものを納める箱」を、現代の祈りのかたちとしてご提案してきました。

近年、多様性を重視する時代の中、これまでの様式とは異なる“自身が望む祈りのかたち”を求める方々が増え、少しずつ広がりをみせています。

自分らしい供養・祈りのかたちがあることを、より多くの方々に知っていただきたく、一階にショップを新設し、「厨子屋 銀座本店」をオープンしました。

新設した1Fショップには、厨子や位牌、仏さまなどが並ぶ

多様なサイズ、色味、素材の厨子が並ぶ店内
小さな厨子に合う仏さまやお位牌もディスプレイ

一階ショップは、建築、インテリアから家具、プロダクトに至るまで多岐にわたり手掛けるデザイン事務所・TONERICO:INC.(トネリコ)に、店舗設計・デザインをいただきました。


B1ギャラリーでは多彩な企画展を開催

明るく落ち着いた空間で、ゆっくり工芸作品を鑑賞いただけます
九谷焼の陶芸家・米田文さんの作品
入口の様子。左はガラス作家・成田聡子さんの作品

厨子屋銀座本店について、詳しくは、こちらのプレスリリースをご覧ください。

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アートライター・Naomiさんへ執筆を依頼

実はこの度、アートライターのNaomiさんに依頼し、厨子屋銀座本店の記事を執筆いただきました。

プロのライターさんに執筆をお願いするのは、今回が初めてです。広報チーム一同どきどきでしたが、快くOKをいただき、あれよあれよと素敵な記事を書きあげてくださいました…!

アート・工芸・民藝・ミュージアムなどの領域を主とされる、Naomiさんならではの内容になっています。

厨子屋へ行ったことがある方も、まだの方も、ぜひご一読いただけたらと思います。

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おまけ

Naomiさんは新里さんの作品を購入されていますが(ありがとうございます)、実はわたしもつい先日、清水真由美さんの練り込みの器を購入しました。

仕事デスクのそばに置いて、時折愛でています。ああ、美しい…

いくつもの陶土を組み合わせた、万華鏡のような清水さんの世界。

他にも、伊藤慶二さんの仏さまや、花山河さんの張り子など、デスクまわりにこつこつと工芸作品を集めています。

じわりと滲む、ものづくりへの静かで誠実なエネルギー。今日も仕事を頑張ろう!という前向きな気持ちを、作品からいただく日々です。


文/むらかみ

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