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Rocky Linux 9.5のインストール

端末の管理のためにZabbixを導入したいと考え、そのサーバーを構築しました。
CentOS7のサポートが2024年6月に終わってしまいました。
実際、yumのリポジトリも変更されており、デフォルト設定では追加のインストールもできないような状態ですので、今回は、今後のことも考慮し、Rocky Linuxを使用するします。

Rocky LinuxはRHELとバイナリーで互換があるというだけに、インストール手順はCentOSと全く同じでした。

ISOイメージからブート
言語選択
メニュー項目がCentOSと同じ
KDUMPは無効化
(クラッシュダンプは解析が面倒なので取らない)
使い勝手を考えて「サーバー(GUI使用)」としました
これはオフですね
これもスキップ
権限のないユーザーを作成します

ネットワークからSSHでログインする際デフォルトで、rootではログインできないように設定されています。
セキュリティも考慮して、一般ユーザーでログインし、そこでsuする運用とします。

グローバルからアクセスされないローカルなサーバーなので、セキュリティを全て外してしまいます。(詰まらない設定ミスで、動作しないことがないように)

● selinuxの無効化
次のコマンドで無効化して
# setenforce 0
さらに/etc/selinux/configの
SELINUX=enabled→disabled
に書き換え、再起動後も無効になるようにします。

● firewalldの無効化
# systemctl stop firewalld
# systemctl disable firewalld

これらはCentOS7と同じでした。

ネットワークの設定を変更しようと、
/etc/sysconfig/network-scripts
をみたら、readme-ifcfg-rh.txtが置いてあり、そこに
/etc/NetworkManager/system-connections/
へ移動したとありました。その中にプロファイルがあり、記述形式も変更されているようでした。

とりあえず、OSは正常に機能したので、ここにZabbix 7.2をインストールしていこうと思います。

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