ヨーロッパ旅③オーストリア🇦🇹・スロバキア🇸🇰
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スロベニアの首都リュブリャナからオーストリアのグラーツへ向かう。鉄道を使いたかったが接続が悪いのとバスが圧倒的に安いのでここでもバスを選択。
3時間ほどでグラーツに到着。とは言っても、バス停が中心部からかなり離れているのでまずは近くの鉄道駅へ。無人駅で券売機も無いが、アプリで乗車券を買えるのはヨーロッパの有難いところ。近郊列車に乗り、グラーツ中央駅に向かった。
オーストリアに入国すると一気に物価が上がったと感じた。スイスの物価が高いのは有名だが、隣国のここも高い。ビックマックセットが1600円はアホすぎる。
駅で翌日のウィーン行きチケットを購入。雨が降っていて街を歩く気が失せたので少し早いが宿にチェックイン。夕飯はスーパー半額乞食をした。
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昨日は街歩きをしなかったので、朝早く起きて市内を散策。20分ほど歩いた先に朝市を発見した。果物や野菜が売られているのは日本と同じ光景だが、チーズや肉類が大量に売られているのはヨーロッパならでは。
グラーツの旧市街は細い道を路面電車が縫うように走っておりいい景観だった。プレッツェルの屋台を見つけたので、人生初体験。美味しいが塩味がちょっと強い気がした。
グラーツと言えば高台にある時計台。公園を散策してから頑張って坂を登り、到着。高台と旧市街の距離が近いため、頑張って坂を登った甲斐がある景色を眺めることができた。
高台から下りてからスーパーで昼食を調達し、ウィーン行きの列車に乗るため駅へ。今回乗る列車は世界遺産のゼメリング鉄道区間を通る。(ゼメリング鉄道という鉄道会社があるわけではない)ゼメリング鉄道は山岳鉄道で、歴史ある石橋や風光明媚な景色を楽しめる。夏ならもっと景色が良かったと思うが、写真で見た石橋を列車で通ることができて十分楽しかった。グラーツから2時間半ほどでウィーン中央駅に到着。宿は駅近くにとっていたのでそのまま直行。この宿では日本人大学生と同部屋になった。ウィーンはこれまでの都市よりは日本人が多い。
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日曜日で超有名観光地シェーンブルン宮殿が混みそうなので、早起きして朝一番で向かった。何度か地下鉄に乗りそうだったので一日乗車券を購入。シェーンブルン宮殿はウィーン中央駅から乗換一回でアクセスできる。入場料は€20と高額だが、流石にウィーンに来て入らないのも変なので入場。入口では日本語のオーディオガイドを借りることができ、これが大変分かりやすかった。基本的に宮殿とかは興味がないが、そんな人でもおぉ…とこぼすくらいには豪華絢爛だったし、当時の生活を垣間見ることができたのは良かった。たまにはこういうのも良いもしれないと思った。ちなみにシェーンブルンは美しい泉という意味らしい。中国語表記は美泉宮となっていた。
宮殿に満足し、駅巡りとして地下鉄でウィーン西駅に行ってみた。ここは私の大好きな頭端式ホームで、またロビーは広く屋根も高い開放感がある駅だった。昼食はやたら見かけるケバブ屋にした。ケバブは結構好きなので、日本でももう少し増えてほしい。
昼食後はウィーン自然史博物館へ。博物館とは思えないほど豪華な内装、外装。入るとまず大量の鉱物の展示があり、それから惑星や古生物の展示に続く。恐竜、魚竜や大量絶滅の展示には見入ってしまった。また上階にはこれまた大量の剥製(鳥類、哺乳類)の展示があり、動物園の様だった。あまりにも広すぎて4時間ほど滞在した。もう夕方になっていたので、中心部まで軽く散歩してから宿に戻る。
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スロバキアの首都ブラチスラヴァを日帰りする日。ブラチスラヴァはウィーンから鉄道で1時間なので気軽に訪れることができる。その際は、ウィーン↔︎ブラチスラヴァ往復とブラチスラヴァ市内の交通機関乗り放題がセットになっているブラチスラヴァチケットが便利。ウィーン中央駅の券売機で簡単に買うことができる。
ブラチスラヴァペトラジャルカ駅(市南部の拠点駅)に着き、城へ向かうためにバスに乗車。城は高台にあるので、バスを降りてから坂を頑張って登った。
ブラチスラヴァ城は、逆さまのテーブルと呼ばれているらしい。意識すると確かにそう見える。綺麗な白色が際立つ城だった。
トロリーバスで中心街へ向かい昼食。羊チーズのダンプリングを注文。濃厚すぎる。おそらく今回の旅で食べた中で最もビールに合う料理だった。
昼食後は市内を散策。青の教会やミハエル門に行ってみた。ミハエル門の近くには日本大使館もあった。
駅までバスで戻り、ウィーン行きの電車に乗る。同部屋の大学生と夕食に行く約束をしていたが、まだ時間があったので前日行けなかった駅の東部ベルヴェデーレ宮殿方面を散策することに。ベルヴェデーレ宮殿にはクリムトの絵画が多く観れるらしい。
夕食はまだ食べられていなかったウィーン一番の名物シュニッツェル。マヨネーズとケチャップは付いてくる場合と付いてこない場合があるらしい。シュニッツェルは普通に美味しいが感動する味とは言えないのが正直なところ。わざわざ食べに行くほどの味ではないと思ってしまった。
翌日は朝早い列車でポーランドに向かう。