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【日常にアルプス_12月27日】地域おこし協力隊4年間の終わり

Good Morning Alps!
おはよう伊那谷。

2024年12月27日 金曜日

長野県伊那市の地域おこし協力隊としての活動最終日。
伊那市の学校教育課、地域創造課、伊那市ICT活用教育推進センター、伊那市地域おこし協力隊の皆さんに、メールで退任の挨拶とお礼。他にも市職員の方々、学校の先生などお礼を伝えたい方はたくさん。4年間お世話になりました。

「地域おこし協力隊」といっても、所属する地方自治体によって雇用形態も待遇も任務も一般の方からの認知もさまざま。「そんなひどい目に遭っているの?!」というハードケースは話題になるけれど、恵まれたケースはあまり知られない。平凡な話は語るほどでもないし、そもそも個人的な体験でしかないし。

それでも、信州移住にあたり「地域おこし協力隊」というカードを使えてよかったと思う。私のミッションは学校教育で、いわゆる「地域おこし」のエンドユーザーと接することはあまりなく、学校の先生や児童生徒へのサポートが中心だった。それもたいていは間接的な支援だ。例外的に、私が情報リテラシー教育の出前授業を行うようになって、たくさんの先生や子どもたちと接する機会があったのはラッキーだった。私は自ら「地域おこし協力隊です!」と名乗ることはほとんどなかった。名乗ると「地域のために何かしてくれる人」という色が付くような気がしたし、伊那市には他に20人くらいの地域おこし協力隊がいるので、他の人とは違う道を歩もうと思ったというのもあった。

それでも、見ず知らずの移住者が土地にソフトランディングしやすい制度なので、ありがたく感じている。任期中の生活(収入と人間関係と、ここにいていいのだという肯定感)の軸があったおかげで、私は楽しく暮らすことができた。

あっという間だった。

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