【日常にアルプス_11月14日】長野県まで来てくれた人たち
Good Morning Alps!
おはよう伊那谷。
2024年11月14日 木曜日
長野県の中で、長野や松本や諏訪には敵わないけれど、伊那市はそこそこにアクセスが良い方だと思う。「大阪にも東京にもクルマを走らせればいつかたどりつき、遠くない空港から実家がある札幌へ飛行機で行くことができる」というのが、私が長野県の中でも伊那市を選んだ肯定的な理由だった。
私の体感では日本全国で「長野県」「信州」の印象は良く、引っ越したことを伝えると多くの人が「遊びにいくよ」と言ってくれる。
交通があるとはいえ、遠い。大阪からだと休憩を含めても5時間以上かかるし、新宿からのバスだって長旅だ。JR中央東線の特急あずさは快適だけど乗り換えたらローカルなJR飯田線だし、JR中央西線の特急しなのは振り子が強烈だ。便が少ない飛行機は安くはない。
そんな旅路にもかかわらず、本当に遊びにきてくれた人たちが何人かいる。クルマで車中泊をしながら、渋滞に巻き込まれながら、大雨の中を走りながら、高速バスで時間をかけながら、特急列車でワイワイしながら。
優しい人たちは「長野県に来てみたくて」と無邪気に言うけど、私はその時間と手間と旅費を知っているので、わざわざここまで来てくれたことが嬉しい。わざわざ来てくれた人たちへの好感は上がり、印象がリロードされている。
嬉しい。来てくれたときに全力でもてなそうと思っているけど、彼らの「わざわざ」にちゃんと応えられているか不安になるくらい、とても嬉しい。