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【日常にアルプス_1月30日】引っ越しをふりかえる(費用だとか)

Good Morning Alps!
おはよう伊那谷。

2021年3月 南箕輪村大芝高原の森

2025年1月30日 木曜日

この5年間で二度引っ越しをした。引っ越しは疲れるしお金もかかる。
賃貸住宅にも持ち家にもそれぞれに良いところがあると思うけれど、私はもう引っ越しをしなくていい人生になったことが本当にうれしい。それだけで家を建てた意義があったと思っている。

2021年1月

大阪市中央区から長野県伊那市へ。
築80年以上の木造長屋(古民家)はとても広くて、5年暮らした間に物がたくさん増えていた。できるだけ身軽になるように処分したはずなのに、4トントラックにぎっしりと詰め込まれた荷物は約360km移動して伊那谷まで運ばれた。
引越し業者に頼んで、約23万円。トラックの大きさ、スタッフの人数、高速道路や距離と時間、エアコン2台の撤去とクリーニングと取り付けなど、お金がかかる理由はいっぱいあった。

大阪谷町の長屋 大好きだった家

2024年9月

長野県伊那市の東から西へ。
コンパクトな3DKの市営住宅では、1つの部屋を荷物収納にしていた。クローゼットも大きくて、3年半暮らした間にまた荷物は増えていた。次に移る家はとても小さいので、かなりシビアに仕分けをした。本棚代わりにしていた木箱をすべて処分し、棚や家具をたくさん手放した。大きな家具や家電を中心に2トントラックに積み込んで、町を横断して約15km。
引越し業者に頼んだ分は、約7万円。安く抑えられたけれど、本や洋服、細かな荷物は、その後に自分のクルマで何度も往復してひとりですべてを運んだのでとても大変だった。


大阪から伊那谷への引っ越しは、迷いが多かったと思う。今回の引っ越しでは、とにかく身軽になりたかった。壊れかけの電子レンジが壊れたので処分したらスッキリした。考えるのが面倒くさくなってとりあえず大阪から連れてきたあれこれ、さようなら。そして堀江の家具店で一目惚れして迎えた大きな木製テーブルや、カフェ経営の先輩から譲っていただいたアメリカンアンティークの四脚の椅子など、今なお大切に使い続けているものたち、これからもよろしく。

引っ越しとは定住インパクトのリセットだ。

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A.F. / アルプス暮らしの編集者
甘いパンをおやつに食べて、お礼といっしょに報告するよ!