ドン吉
『俺の武勇伝聞きたい?』 昼飯を食べた後、一服してる時に一本吸い終えた先輩が煙草の火を灰皿にねじり消しながら聞いてきた。 『高校生の時の話だ。』 何も答えてない…
よくあるホラー映画に出てくる黒く長い髪の女性の幽霊ではなく、至って普通の女性。言うなればまだ生きている感じさえする。 しかし、彼女のまぶたはピクリともせず、僅か…
ソレが横にいるって気がついた一番古い記憶を 遡ってみた ‥多分アレだな 同じ職場の先輩が亡くなったのがちょうど1年前で、不慣れな自分に良くしてくれた先輩だと思えば…
1人でいる時にふと気づく 横にいる何がいるかはわからない 顔が数センチ近くにある感じ 息遣い 体温が右側から感じる でも落ち着いて考える 『幽霊なら息も体温もないじ…
2021年9月13日 08:09
『俺の武勇伝聞きたい?』昼飯を食べた後、一服してる時に一本吸い終えた先輩が煙草の火を灰皿にねじり消しながら聞いてきた。『高校生の時の話だ。』何も答えてないのに勝手に語り出す先輩を止める事もなく、そのまま煙草を吸い続けた。先輩が高校生の時、彼曰く学年で一番可愛い彼女と付き合ってたらしい。2人で初めて学校から帰る時の話みたいだ。勝手に話を始めるくらいの先輩だから、その彼女が学年一かわ
2021年7月5日 22:03
よくあるホラー映画に出てくる黒く長い髪の女性の幽霊ではなく、至って普通の女性。言うなればまだ生きている感じさえする。しかし、彼女のまぶたはピクリともせず、僅か数センチで自分を見ている。この世の者ではないな。と、感じ視線をゆっくり前に向けたが、今度は顔ごと自分の視界に入ってくる。瞬きはしない。只々、自分を見てる。この状況を何とかしないと、と思い勇気を出して話かけてみようとした。『
2021年7月4日 17:24
暑い
2021年7月4日 14:15
ソレが横にいるって気がついた一番古い記憶を遡ってみた‥多分アレだな同じ職場の先輩が亡くなったのがちょうど1年前で、不慣れな自分に良くしてくれた先輩だと思えば、そんなに怖くない。その先輩はいわゆる体育会系のノリで人を引っ張っていくタイプのおっさんで最初は苦手だったけど、だんだん慣れていくっていうか、いつの間にかついていってた。そんな先輩が事故で亡くなった時よく怒られたなと思う反面そ
2021年7月4日 10:27
1人でいる時にふと気づく横にいる何がいるかはわからない顔が数センチ近くにある感じ息遣い 体温が右側から感じるでも落ち着いて考える『幽霊なら息も体温もないじゃない?』勇気を出してそっと右側に視線を向けてみるいない気のせいか視線を戻すやはり横にいる‥コレどうすんの?もう1年くらいこの現象に悩まされているけど流石に慣れてしまった。