『幻肢痛』知っていますか?
こんにちは!アルファプランニングです。
本日は聞き馴染みのない方も多い、『幻肢痛』についてまとめていきます。
幻肢痛とは
幻肢痛(げんしつう)とは、実際には存在しない手足や身体の一部が痛む現象を指します。特に腕や脚の切断後に幻肢痛が生じることが知られており、手足を失った約8割の方が痛みに悩まされています。この現象は、かつて存在していた部分がまだそこにあるかのような感覚を伴うことが多く、痛みやかゆみ、圧迫感、さらには焼けるような感覚として現れることもあります。
幻肢痛のメカニズムは複雑で、神経の信号の授受ができず、エラーとして痛みが出ると言われています。
幻肢痛の治療法
現在、一般的におこなわれている幻肢痛の治療方法は、主に4つあります。
・薬物療法
鎮痛剤(アセトアミノフェン、イブプロフェン)、三環系抗うつ薬抗痙攣薬、プレガバリン(リリカ)などの抗てんかん薬が、治療に使われることがあります。
・鏡療法(ミラーセラピー)
鏡をつかって存在している健常な四肢を見せることで、脳が「幻肢は無傷である」という情報を受け取らせる治療です。
・電気刺激療法
刺激を与え、脳の神経の伝達を調節する治療になります。
・リハビリテーション
義肢や装具を取り付け、サイズを適切に合わせていくようなリハビリをする場合もあります。
上記のさまざまな方法を組み合わせて治療を進めていくケースが多いです。
幻肢痛という存在をまずは知ることから
幻肢痛をお持ちの方の多くが、「あるはずのないところの痛み」に共感してもらえず、孤独を抱える方もいます。また、薬の副作用に悩まされるケースも少なくありません。痛みの感じ方や程度は人によって様々で、中には社会復帰ができないほどひどい症状の方もいらっしゃいます。
このような痛みを少しでも多くの人に理解されるようになることで、救われる方もいらっしゃいます。今回を機に、『幻肢痛』について知るきっかけになれば幸いです。
終わり
今回は幻肢痛について説明させていただきました。
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