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コーチングtips-セルフイメージ-
セルフイメージがどのように作られるのか
過程がわかるとセルフイメージを変えることが容易になります。
他人の言葉→セルフトーク→セルフイメージです。
■ネガティブな自己イメージの作られ方
失敗を経験しただけでは、ネガティブな情動記憶は形成されません。
私たちのマインドは、ネガティブな感情を伴った経験を繰り返し思い返すことによって、ネガティブな情動記憶を形成します。
「なんで自分はできないんだろう」
「また失敗してしまった」
「いつも上手くいかないなぁ」
といったネガティブなセルフトークを繰り返し、うまくいかなかったときの状況とその時の感情を何度も再体験することによって、そのような自己イメージがリアルになっていきます。
■ポジティブな自己イメージの作り方
ポジティブなセルフイメージの作られ方も同じです。
ポジティブな感情を伴った経験を繰り返し思い返すことによって、ポジティブな情動記憶を形成します。
多くの場合、他者の言動に左右されます。
「すごいね」
「よくやったね」
「上手上手」
外から来た(親など)他者の言葉をセルフトークとします。ポジティブなセルフトークを繰り返し、セルフイメージがリアルになっていきます。
■今のセルフイメージに良い悪いはない
ポジティブなセルフイメージであろうが、ネガティブなセルフイメージであろうが、ゴールに合致したセルフイメージを持つことが重要です。
たとえポジティブなセルフイメージであっても、それが現状のコンフォートゾーンになってしまい、動けないこともあります。
良いか悪いかはゴールが決めるのです。
■ゴールに合致したセルフイメージを作る
前へ進めるマインドをつくるためにはどうすればよいのでしょうか?
失敗やうまくいかないことがあったときは、「自分らしくない。次はこうしよう」というセルフトークをしましょう。
失敗の内容や原因を確認したうえで、「これは自分らしくない」とセルフトークをし、ゴール側のポジティブなセルフイメージの臨場感を上げることが重要です。
その上で、「次はこうする 」という置き換えの映像を刷り込むようにしましょう。
その失敗の原因は一度確認して理解すれば十分です。
自分や他人を卑下するような内容を言っていることに気づいたときは、「これは自分らしくない」といい、肯定的なセルフトークに置き換えていきましょう。