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「家庭が怖くなる病気」—— 産後うつを振り返る

しばらく noteを書いていなかった
理由は 2つ ある。

1つ目は、忙しかったから。
2つ目は、うつの症状が少し落ち着いてきたから。

落ち着いてきたら、今度は、
「あの頃の自分を客観的に振り返る時間」 が生まれた。

でも、振り返れば振り返るほど、
書きたいことが頭に浮かんでは消え、また浮かんでは消えていった。


「家庭が怖くなる病気」

うつになっていたことを、周りに普通に言えるようになった。

その頃の自分を振り返ると、
「どう考えても変な人間だったな」 と思う。

でも、一言で表すなら、
「家庭が怖くなる病気」 だと伝えている。

家中の 何もかもが怖くなる。

🔹 何をしているのが正解か分からなくなる。
🔹 目の前にコップが置いてある。これを動かしたら怒られる? それとも片付けないと怒られる?
🔹 洗ったほうがいいのか? でも中途半端に洗ったら泡が残るかも…逆に洗い足りなくて雑だと言われるかも…
🔹 そんな被害妄想が、家の中のすべてで起きる。

家にいることが、息苦しくなる。
何をしても 「間違いではないか」 と疑心暗鬼になる。


フリーランス・在宅ワークと産後うつ——これから増える現代病

何度も書いてきたが、
「この症状は、フリーランスや在宅ワークが増えたことによる弊害でもある」 と考えている。

現代の働き方は どんどん「家庭の中に仕事を持ち込む」 ようになった。

会社勤めなら、
🔹 仕事と家庭を切り離しやすい
🔹 仕事に集中している間は、家庭のストレスから離れられる
🔹 育児の大変さを「知らないまま」過ごすこともできる

でも、在宅で仕事をしていると、
仕事と家庭の境界線があいまいになる
「家にいるから手伝わなきゃ」と思うほど、負担が増える
家庭のルールやストレスをダイレクトに受けてしまう

結果、産後うつのリスクが高まる。


「これから、同じような人が増える」

だからこそ、これを 「現代病」 として捉えている。

「今後、私みたいな人が増える」 と思う。
だからこそ、「同じ状況で苦しむ人をサポートできる人になりたい」

経験したからこそ、伝えられることがある。
抜け出したからこそ、できるアドバイスがある。

これから、自分がどんな形で発信していくのか、
このテーマを 大きなライフワークとして考えていきたい。

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