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駐在妻になるのが不安?大丈夫、何とでもなる話【体験談】
1.めちゃくちゃ不安だった駐在前
突然、夫の海外転勤が決まった…!」
「子どもが小さいし、仕事もあるし、どうするべき?」
「キャリアを諦めるのが怖い」
夫の海外転勤が決まったとき、こんな風に悩む人は多いはず。
私もまさにそのひとりだった。下の子が1歳&上の子が3歳の数年前、夫の上海転勤が決定。
どうしても行きたかった憧れの会社で育休も開けて誇りを持って働いていた。
しかし、旦那の駐在期間は不明。
休職申請もできず、泣く泣く仕事を辞めることに。
「帰国後、職はあるのだろうか・・・」と、頭の中は不安でいっぱい。
でも最終的には「家族みんなでいたい!」という気持ちを優先して、上海へ行く決断をした。
この選択が、結果的に「まぁ、何とでもなる!」ということを身をもって実感する経験につながるとは、そのときは思いもしなかった。
2.私の駐在妻ストーリー
転職大成功からの辞職、そして上海へ
新卒から積み上げてきたキャリアで、転職にも成功し「ここで長く働きたい!」と思えた会社。仕事も楽しく、やりがいもあり、まさに順風満帆だった。
そんなときに夫の海外転勤。
正直、「中国って…本当に大丈夫なの?」と、ネガティブな感情しかなかった。
特に私は超潔癖症。中国の衛生環境に対する偏見もあったし、言葉もわからない。「生活できるのか?」と不安でいっぱいだった。
でも、住んでみたら案外なんとでもなった。言語も生活も問題なし。想像して、勝手に恐れていたのは私だけだった。
中国の厳しいコロナ政策とメンタルダウン
ところが、そんな私の駐在生活を襲ったのがコロナ禍。これが駐妻生活か!という華やかな世界は半年で終了。
武漢でコロナ発生。中国の厳しいロックダウン政策により、自由が奪われ、心が折れそうになった。
いや、正直に言うと、折れた。
1回目のロックダウンのときは2月頭に緊急帰国。そして3月に中国は人の交流を断つための政策として、往来はできなくなった。私はかろうじて滑り込みで上海に戻り家族で暮らせたが、同じマンションに2000人近くいたという日本人ファミリーはたった10家族が残るのみ。この状態が数ヶ月続いた。
これはこれで寂しい期間だった。
2回目の2ヶ月に及ぶロックダウンで完全に限界を迎えた。
子どもとずっと家の中で過ごし、外には一歩も出られない。「私、何やってるんだろう…」とメンタルはどん底。
このままではダメだと思い、ついに一足先に子どもを連れて本帰国を決断した。
だけど「最高に楽しかった駐在生活!」
それでも、振り返ってみれば駐在生活は最高に楽しかった。
駐在妻だからこそできたこともたくさんあった。
時間があるからこそ、ここぞとばかりに遊び倒した。
現地の友達もできたし、普段ならできないような経験もたくさんした。
そして、何よりも「何ものでもない自分」というレッテルを貼った自分との対話の期間があった。
結果として、駐在中に自分と向き合う時間を持てたことが、今につながっている。
帰国後、元の会社に戻れたし、今は自分ビジネスも!
「仕事を辞めたらキャリアが終わるんじゃないか?」
私もそう思っていた。でも、実際にはそんなことはなかった。
帰国後、なんと以前の会社に戻ることができた。
そして、駐在期間中に経験したことを活かし、今では自分ビジネスも展開している。
駐在妻期間はキャリアのブランクではなく、新しい可能性を広げる時間だった。
むしろ、「今後の人生どう生きるか?」をじっくり考える貴重な機会だったのだ。
3、未来はより良き方に流れる
この経験を通じて、私が伝えたいのは、「未来はより良き方に流れる」
🔹 大切なのは「本心に従うこと」
🔹 「今、何がしたいか」を最優先していい
🔹 駐妻はキャリアの考え方も変わるくらいの経験
駐在妻になるとき、「この選択で正解なのか?」と悩むこともある。
でも、大事なのは「今、自分の心はどうしたいか」にフォーカスすること。
「キャリアが途絶えるのが怖いから行かない」ではなく、「本当は行きたいのか?行きたくないのか?」
一度、自分の気持ちに正直になってみるのが大事。
そして、駐在生活も楽しみ方次第で最高の経験になる。
会社に貢献できてたならちゃんとまた戻れるし、転職を考えたっていいと思う。
何なら駐在期間を活かして新しいキャリアを築くこともできる。
4、まとめ
駐在妻になることは、不安もあるし、決して楽なことばかりではない。
でも、実際には「最高の人生の夏休み!」だったと思っている。
🔹 仕事を辞めても、本気になれば何となる
🔹 むしろ駐在期間を活かして新しい道を見つけられる
🔹 まずは「自分の本心」に耳を傾けることが大事
だから、「駐在妻になって後悔するかも」と不安になるよりも、
「今、私はどうしたいのか?」
それを一番に考えることが大事だと実感しているし、もし今悩んでいる方がいたらそのように考えてみるのはいかがだろうか。
♡プロフにありますインスタDMより、駐妻前のご相談等も受けております♡
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