“調布祭”のタイピング選手権に出場しました。(2023/11/25)
1.参加を決めるまで
電気通信大学の大学祭である「調布祭」にて、タイピング選手権が開催されるという知らせを知ったのは、Xのフォロワーのリポストでした。
正直、ずーっと参加を迷っていました。3月のRTC以来、音ゲーや放浪旅ばかりで、さっぱりタイピングしてなかった自分が、腕をどこまで戻せるのかと… 予選って辛いよね… とか。そもそも仙台から片道350km以上ある
悩んでいるうちに予選締切前日となってしまい、「やべ!!」と慌てて予選を開始してました。(自分ってなんだかんだでイベントごと好きなんだなぁ… とそこで初めて気が付く)
2.予選
予選は「タイピング速度測定」(以下、「タイ速」)という、Webブラウザ上で無料で出来るタイピングゲームにて行われ、上位16名が本戦に出場できるというものでした。
果たして予選がどれほどのレベルになるのか予想できなかったのですが、この段階では、RTCさながらのレベルの高さになってくるのではないかと(勝手に)予想していました。
(※RTCについては、筆者の過去の投稿記事をご参照ください。)
ただ、タイ速については残念ながらあまり自分自身やり込んだことはなく、ボーダーラインがどれほどの記録になるのかも予想が付かず…。
その昔、「打鍵トレーナー」というゲームをよくやっていた時期があり、60秒間で800打鍵というのがどれほどの困難さであるかという感覚は残ってたのですが、打鍵トレーナーとは違い、タイ速は次に打ち込む課題文がすぐ下に表示されるゲーム形式のため、初速(レイテンシ)の影響がまったくありません。
そのため、ひとつの目標として、タイ速で450打(つまり900kpm)を出せればひとまず予選通過できそうかな…?という目標のもと、リハビリも兼ねつつ、2日間はひたすらタイ速を打ち込み続けました。
最終的には以下のような結果を出すことができ、こちらを運営に提出したのですが、、ネット上のランキングと比べたり、後日、本戦出場者の予選結果などをこっそり聞いたりもしたのですが、案外ヤバめのリザルトだったかもしれませんねこれ…💦
450打くらいでは「もしかしたら予選通過は厳しいか…?」という感覚でしたが、491打で予選落ち(=17位以下)だったら正直この国はおしまいだと思ってました。
3.本戦までの準備期間
そんなわけで無事予選は通過でき、1週間後、予選通過者向けのオンライン説明会で詳細ルールが発表。
なんと、本戦の課題文は「運営が独自に作成した文章」「事前公開なし」とのこと😱
対策しようがないじゃん… と思いましたが、WTの「ワード自動生成」なる機能を発見し、しばらくはそれで練習をしていました。
練習してみた感想。メリットは、初見の文章にはちょっと強くなれる…気がする。
デメリットは、、あまりに荒唐無稽(&たまに文法崩壊)な文章だらけで、なんと言っていいか… 俗に、“SAN値が下がる”って言うのかな?ぜひ一度やってみてね🎵(余談)
4.本戦(@電通大)
そして当日。緊張しながら、電通大A棟の集合部屋に入ると、会ったことのあるタイパー(ゆっきー。さん、isseiさん、goeさん)とお会いでき、だいぶ緊張が和らぎました。
XでFFの関係だっためたるさん、3の倍数さんとも遭遇してお話できたり。知り合いの方々がいなかったら、会話もなく本当に心細かったと思います。
程なく、運営の方からあることを告げられました。なんと、自分の1回戦の相手が急きょ来られなくなってしまい、自分の不戦勝になるとのこと…!!!?
複雑な気持ちもありましたが(今日初のタイピングが本番ステージ上となるので)、ともかく自分は残りの時間、他の参加者の1回戦の様子を見学していました。ここで初めて課題文が明らかになる…!
課題文の第一印象は、「打ちづらい…」と思いました。突飛な表現もなく自然な日本語だけど、やや長めで句読点あり。なにより、全てのワードが「。」で終わるのはキツい。
待機中の皆さんは、他者の対戦中の画面を見ながら手元のキーボードでイメトレをしてました。自分は、「バーベキューパーティー」のあまりの打ちづらさに「ワッ!!!」って声が出ました…
一抹の不安を残しながら、1回戦通過者の8名で、有観客のもと本戦が行われる講堂へ移動。
講堂のステージ上は、RTCさながらの照明・舞台配置となっており、一気に緊張が走りました…!観客も50名はいらっしゃったかも。
待機中は、選手同士で和やかに雑談していた時間が長かったと思います。(そうでもないと、皆緊張で押し潰されてしまう、というのもあると思う…w)
とにかく、自分がやることは、速度をいくら犠牲にしてもいいから正確性85%(決勝は90%)を死守すること。そしたら結果は後から付いてくる…という気持ちで、まず2回戦(対 めたるさん)の準々決勝に当たりました。
想定よりも大きい崩れはなく勝利することができましたが、やはり緊張がだいぶ悪影響を及ぼしている感覚が残りました。
続く3回戦(対 3の倍数さん)では、「ステージの場に慣れる」ことも意識しつつ、より平常心で打てたらいいなと願い、準決勝開始。
1回戦よりは多少平常心を保てたかな、という感覚とともに勝利することができ、なんと、もう気がつけばgoeさんとの決勝戦に。。
決勝開始直前、ステージ脇での会話。
🦙「なんとなく、決勝はこのカードになるんじゃないか…って、どこかで思ってました。」
goe「私もです。」
🦙「………‼️」
RTC出場者同士の決勝戦。自分の気持ちは、“勝てたらいいな”は前提として、会場を盛り上げる試合にしたいと思っていました。
ズタボロな試合は何としても避けたい。…そして、それはgoeさんも同じ気持ちだと聞き、(自分の中の)盛り上がりは最高潮に……!🔥
結果!!3-2で優勝はgoeさん🏆 順当な結果だと個人的に思います!決勝の場で1100kpmはスピード違反ですが!!!!!!!🚨
なんか、1ラウンド目で「あっ、goeさんほとんど本調子に戻してるな」って気付けてしまったんですよね。自分は緊張から抜けきれなかったな。速度は多少戻せた気配はあったけど…
しかしながら、両者1000kpm超えの世界や、フルカウント(2-2)の展開を観客の皆さんにお見せできたことには、とても満足しています…!
優勝インタビュー後に賞品の授与式があり、賞金としてAmazonギフトカードが優勝者に10,000円分、準優勝者に5,000円分、3位(2名)に3,000円分、そして5位(4名)に1,000円分が贈呈されました。
…と、ここまでは事前に開催要項で知ってはいたのですが、なんと、4位以上にはさらに副賞が送られるとのこと。(ステージ上で初めて知りましたw)
そして、いただいたものが「サンリオピューローランド」と「マザー牧場」それぞれのペアチケット…!!!
いや豪華すぎませんか!?!?びっくりしました。本当にありがとうございます。。😭
特に、マザー牧場はいつか絶対行かなければならない場所(の一つ)だと思ってたので(アルパカ的な意味で)、本当に嬉しかったです。私がなぜ「あるぱー」というHNを名乗っているのかご存知だったのでしょうか?
5.おわりに
大会後、運営の方に「盛り上げていただいてありがとうございました」と本当に有難い御言葉をいただき、ホッとするとともに、競技者として冥利に尽きるなと思いました。
今回の大会は、自分自身本当に楽しむことができ、出場して良かったと心から思えました。
あらためて、選手・観客の皆さま、どうもありがとうございました。そして運営の皆さま、素晴らしい舞台を創っていただき、本当に感謝いたします。
2023/11/25 あるぱー
※この記事は、2023年11月25日深夜にX(@Alpaa_ca_)で投稿したレポート文を一部加筆・修正したものです。
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