市町村巡り#0 ~企画説明~
#0 企画説明(この記事) #1 函館市
こんにちは!「あるぱー」(@Alpaa_ca_)と申します。🦙
普段は主に音楽ゲームを趣味としながら、週末ツーリングに出かけたり、たまーにタイピング大会などに出場している者です。(詳しくは自己紹介の記事などをどうぞ。)
これから、「市町村巡り」なる一連の記事をnoteに投稿していくのですが、書き始めていくにあたり、始めるに至った経緯や思い、そして企画のマイルールなどをあらかじめ書き残しておこうと思います!
1.始めるに至った経緯など
私は昔から地図を見るのが好きで、飛び地や離島、珍地名といったものは興味を持ったらすぐ調べてしまうタイプです。暇さえあればGoogle Mapで日本中のあちこちをバーチャル旅行してたり。
もちろん、リアルの旅行も大好きです。基本的に知らない土地に行くことが好きなので、行きと帰りで違うルートを通らないと気が済まない性質。
…と、まぁここまではよく聞く地図好きの人の話かもしれませんが、私はもう一歩踏み込んで、「市町村」そのものも好きだったりします。
どういうことかというと、一言で言い表すことは難しいのですが…
道路上に立ってる、市町村境を表す「○○市」みたいな標識、アレめちゃくちゃ興奮しません?????
この気持ちが分かる方は、本企画について興味を持っていただけるのではないかと思います。分からない方(たぶん大多数)はちょっと厳しいかも…?
“市町村”(地方自治体)について、ぜひ魅力を語りたいところですが、それだけでめちゃくちゃ長い記事になりそうなので、ここではやめておきます。。
2.目的
この「市町村巡り」なる企画は、「旅行・ツーリング好き」かつ「市町村好き」である筆者の趣味が高じた結果、「ただ旅行して終わり…では物足りないし、もったいない!!」ということで、せっかくだから旅行した記録を残そう!と、noteでの記事作成を思い立ったものです。
3.ここでの「市町村巡り」とは?(定義)
単刀直入に申し上げます。
【その市町村の役場を撮影したらクリア!!!】
とします。
…なんだか、座布団やら怒号が飛んできそうな気がしますが。別にふざけてません。自分なりに考えた結果です。(要点は以上ですので、読み飛ばしたい方は「4.」へどうぞ)
もちろん、その土地の魅力というのは、その土地にじっくり滞在しなければ分からないこともたくさんあると思います。風光明媚な景勝地であったり、歴史ある由緒正しい寺院であったり、変わらぬ伝統の味を守り続けている郷土料理であったり。
私は、生まれ育った山形市から仙台市に引っ越してきて20年を少し過ぎ、今ではすっかり仙台市が"地元"と言えますが、前述のようなことを考えた時、果たしてどこまで「仙台市の魅力を知っている」と言えるのか…?
もちろん、市外に住んでいる方よりは絶対に詳しいし、毎日この地で寝て起きているので、この街の空気感(とでも言うのでしょうか)は身に沁みついているという自負はあります。
こういった"地元への愛着"というのは、すべての市町村の住民が多かれ少なかれ感じているものですよね。(※「すべて」は「市町村」にかかっています。別にそれほどでも…という方ももちろんいらっしゃると思うので)
私は、できることであれば、すべての市町村について、住民の方々が日頃感じている生活感や、空気感、そういった感覚を肌で味わってみたいと思っているのです。
しかしながら、市町村数って1741個あるんですよね!!!!
(執筆日:2023/12/06 現在。東京都特別区を含む。)
1泊2日で、観光気分で行った市町村を「巡りました!」と果たして言ってよいものか?地元である仙台市ですら「魅力を知っている」と胸を張って言えるかは怪しいのに。
変な話をしますが、もし仮に1週間、1ヶ月、1年、・・・n泊と滞在しても、次の日のn+1泊目に「魅力が分かった!!」とはならないでしょう。
つまり、市町村の"魅力"というものは、有限の時間では分かり得ないことが、なんと数学的帰納法により証明されてしまいました。(???)
…まぁ、長くなってしまいましたが、1741という数だけ見ても、「巡る」には誰がどう考えても"妥協"が必要です。
仮に(仮にでも不可能ですが)毎週土日に1泊2日を充てたとしても、累計1741泊3482日、これは33年5ヶ月ほどかかる計算に…。
1泊1万円と考えたら、「あそこにベンツが見えますね」という話ですね。そろそろやめましょうか。
それでは、現実的に「市町村巡り」を行うとしたら、何が重要な要素になるのかな?と私なりに考えた結果、
「記録」として残せる(対外的に示しやすい)
どこの市町村にも絶対にある(建物、ランドマーク)
住民の生活感がちょっとでも感じられる(その土地ならでは)
なるべく時間がかからない(人生は短いので)
もうお分かりでしょうか。なんとビックリ、これら4点を考えれば、おのずと「市町村役場を撮影」という答えに到達するではありませんか。
「役場を撮影したらクリア!」なんて、悪い冗談かと最初は思われたかもしれませんが、このような一連の考えを経ての、私なりの結論なのです。
当初は、「撮影だけじゃさすがに味気ないので、中に入ってなにか記念スタンプやパンフレットでも…」とも思ったのですが、とてもじゃないけど開庁日(平日)のみ日程をこなすのは不可能だし、このような道楽に多忙な自治体職員の方を巻き込んでしまうのも本意ではないので…。あと何より、時間的にもかなり違ってきますし。
そんなわけで、そこも妥協ということで「撮影」のみとしました。
色々と思われる点はあるかもしれませんが、何卒ご理解………っていうか自分の単なる趣味なんだから別にいっか。
4.マイルール
ここまで説明風な記事のつもりでしたが、「単なる自分の趣味じゃん!」って思ったらどうでもよくなってきた肩の荷が少し降りた気がします。
では、今後市町村を「巡る」にあたり、細かなマイルールを設定する必要が出てきましたので、以下にまとめます。
ルール① 市町村役場を撮影したら「巡った」とする
本企画の大前提です。やや乱暴なルールと思われそうですが、設定に至った経緯(言い訳)は「3.」で述べた通り。
開庁日・閉庁日は問いません。役場のできれば正面玄関を、斜めアングルくらいから格好よく撮れたら良い感じなのではないでしょうか。イメージはWikipediaの市町村記事に必ず貼られている庁舎写真です。
なお、逆に言うと、この企画の開始前に訪れたことのある市町村については、この企画上ではノーカウントということになります。(また行く目的ができたね!)
ルール② 「支所」「出張所」は含めない
市町村が合併となった場合、吸収された市町村の役場庁舎は、住民の利便性のため「支所」や「出張所」のような形となり、引き続き合併後の市町村の庁舎として存続する場合がほとんどです。
その結果、「○○市役所」と検索しても、「本庁舎」のほかに「支所」などが複数ヒットする場合があります。
細かく数を調べたわけではありませんが、いわゆる"平成の大合併"が始まったとされる1999年当時には市町村数は3232あったそうですから、こういった支所の数も相当数になるのではないかと思いました。
そこで、市町村役場は「その市町村を代表する場所」ということで、支所などは含めず、1市町村あたり1地点ということにさせていただきました。
※たまに、「本庁舎」という言い方をせずに単に「○○支所」とのみ列挙する自治体もあるのですが、その場合は、中枢機能を持つと思われる「総務課」や「秘書課」といったキーワードでさらに検索をかけ、その部署が存在する庁舎を来訪することとします。
ルール③ 県庁も撮る
都道府県も地方公共団体のため。(地方自治法第1条の3第2項)
ルール④ 東京都特別区は撮るけど、政令市の区役所は撮らない
特別区は地方公共団体のため。(地方自治法第1条の3第3項)
※「地方公共団体の組合及び財産区」は割愛します。
ルール⑤ 太陽が昇っているうちに撮る
光量が少ないと写真が上手く撮れないというのもありますが、あくまで、無事故のツーリングと健康な身体があってこそ。
ご安全に!!
5.編集後記
この企画って一生のうちに終わるんでしょうか?
ある意味、一生続けられる可能性のある、面白い趣味と言えなくもないのですが。。
なんにせよ、離島となってしまうと日程面で一気にハードルが高くなってしまいますね。現段階で、この自分が青ヶ島村や南大東村に足を踏み入れる未来をイメージできないのですが…w
先日、酒田市から鳥海山ブルーラインを登って展望台から飛島を眺め、「あっ、そういえば飛島は酒田市だったっけ…!」と胸を撫で下ろした一方、「粟島浦村(新潟県)は村だから行かなきゃダメか!!」と気付いてしまったり……。
まぁそれはさておき飛島にも一度は行ってみたい!この企画に囚われず、いろいろと訪れてみたい場所が本当に多くて困ります。
本企画に終わりというものは訪れるのか…。自分の肉体か精神なのか、はたまた、そもそも「市町村」という制度に大改革が起こってしまったり…?ちょっと前に話題になった「州」制度ではないけど。
まぁ、自分のモチベーションがあるうちは気長にゆる~くやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!
2023/12/07 あるぱー
#0 企画説明(この記事) #1 函館市