10/29〜30 エヴァとゆるキャン△の聖地を抱える天竜浜名湖線に乗る
家の一連のことに区切りがつき燃え尽き気味だったのでこれではいけないとひさびさに旅行に行ってきた。
今回の目的地は浜松。
理由の一つはグランドホテル浜松に泊まってみたかったからだ。
最近、昭和頃に出来た観光ホテルに泊まることが半ば趣味のようになっていたんだけど、その情報収集の中で目に止まったのがこのホテル。
アトリウムロビーの吹き抜けがとにかく高い。
ロビーにはスズキのショールームとブライダルスペースがある。
浜松にこんなインパクトあるホテルがあるとはなかなか知るまい。
ただちょっと時期的に閑散としていて、場所によっては暗く不気味に写ってしまう。
Instagramに話題のliminal space タグをつけて投稿したら合計100いいねくらい貰ってしまった。
一応フォローしておくと天皇皇后が泊まったことのあるくらいのホテルです。
今度はゲーミングPCみたいに写ってしまった。
静岡に来たのだからさわやかに行くかと思ったら混んでいて不発。
じゃあ浜松ならではの餃子にした。珍しく飲酒。
おっさんの飯画像にどんな価値があるのかわからないが投稿。
帰りにコンビニによると、ゆるキャン△のポスターが貼ってあるのを見かけた。このハンバーグネタ、公式にだったのか。さわやかのハンバーグと似ているとか工場がなんとかとかあるらしい。
翌日、次の目的に向けて天竜浜名湖線に乗るといきなり方向を間違え、慌てて降りたら無人駅に取り残される。
しまった、次の電車はいつくるんだろうと時刻表を見ると10分後で助かった。
と、やってきた列車を見ると
計ったかのようにゆるキャン△ラッピング列車だった。
ちゃうねん、別にこれ目当てできたわけじゃないんです
綾乃までいる。
完全にゆるキャン△聖地巡礼liminal限界おじさんになってしまった。
一応テレビアニメになる前の原作単行本2巻くらいからの古参でアニメ化発表あたりでドヤ顔していたらドラマ化、2期発表あたりからアウトドアメーカーやら地元やら大きな期待を背負って大きなプロジェクトが動く大変な作品になってしまったなと畏怖の念を抱いていたが、今回はこれ目当てできたわけではない。たまたまだ。
むしろ、本当の目的はこちらである。
お分かりいただけただろうか。
シン・エヴァンゲリヲン劇場版に登場した第三村のモデルになった、天竜二俣駅の転車台である。どのみちオタク活動だった。
なんだか映画で見たような生活感にリアリティがあるが、それもそのはず(?)普通に今も活用されている現役バリバリの設備である。よく見ると洗濯機もドラム式だ。
毎日2回見学会が開催されていて45分で輪転台も回して見せて大人250円。せっかくシン・エヴァに便乗できたのだから500円くらい取ってもっとオタクにお金を落とさせてもいいのではないだろうか。
2度も映画で見てるだけあり撮りごたえ十分だった。
というわけで離脱。
天竜浜名湖線だが、このまま行くとなでしことリンが正月に落ち合ったカモメの沢山いる浜名湖佐久米駅があり、駅の近くにはなでしこが万札をはたいて鰻を食べたあの有名店があるらしい。
グランドホテル浜松に泊まるだけじゃ旅行の理由として弱いかな、と思ってふと調べたら出てきた天竜浜名湖線。エヴァとゆるキャン△の二つのビッグタイトルの聖地を抱える稀少なローカル線ということを知ってびっくりした。あと鉄道オタクではないけど、なんとなく単線のローカル列車に揺られてだらだらする旅の良さも見えてきた気がする。
また機会があれば浜名湖周辺巡りでも。