会話に弾みをつける! 介護コミュニケーションのシンプルテクニック
こんにちは! メディカルコーチの鯨岡です。
もう数えたくないですが笑、私自身、20ウン年は介護老人保健施設での経験がありますし、現在も訪問リハにて高齢者との関わりがあります。
この間、一貫して、介護やリハの現場でのコミュニケーションにコーチングを融合させることを目指して、講演や執筆などで啓発活動を行ってまいりました。
これは医療・介護問わずですが、特に介護施設での日々のコミュニケーションは、専門職として力を発揮する、まさに真骨頂の瞬間とも言えます。
利用者さんは、本当に何気ない会話を楽しみにされています。日々生きるための活力と言っても良いでしょう。
また私たちにとっては、そのやりとりが、利用者さんの体調の変化を汲み取る大事なチャンスとなります。元気付けることだって出来ます。
よく誤解されることがありますが、何かこちらからベラベラしゃべることがコミュニケーション達者なのか? というと、別にそうじゃないんですよ。
現場でのコミュニケーションというと、とかく「いかに話すか」ばかりが話題になります。しかし実際には、「いかに聞くか」の方がはるかに重要と考えます。
では、コミュニケーションが上手な人とそうでない人の差を分ける、些細なんだけど大きなことって、何だか分かりますか??
これはズバリ、「受け止め力」の差と考えます。
そこで今回は、私がコーチングする上でもよく使うテクニックを特別に伝授いたしましょう笑
それは、「は行(はひふへほ)」を駆使せよ!です。
これだけで、あなたの現場コミュニケーションが、まず第一段階、ブラッシュアップされること間違いなしです!
やることはいたってカンタン。
利用者さんと会話する際、「は行」に沿って、受け答えするのです。
は:「はー!?」「はは〜」「はーん」「はいはいはい」
ひ:「ひぃー」「ひぇー」(←これは若干無理やり笑)
ふ:「ふーーん」「ふむふむ」
へ:「へ〜」「へー!」
ほ:「ほ〜」「ほほー」「ほぅほぅ」「ホント?!」
つまりこれらは相槌であり、つよく傾聴・共感している証となります。
実際、これを知らない、素人のやりとりでは、この部分が非常に弱いか、ほとんど無いのです。これだと、会話にリズムが生まれにくくなります。
これをしっかりと表出するだけで、相手の次の話を引き出す、トリガー(引き金)となります。まさにノリが生まれるのです。
騙されたと思って、ぜひ今日からスグ、試してみてくださいね!!笑
(ALTURA マーケティング部門 鯨岡栄一郎)
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