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医療介護DX、今スグ導入するべき?
てか、DXって何??
特に今年に入ってからでしょうか、この医療・介護業界においても、「DX(Digital Transformation)」というワードが席巻するようになってきました。
これは何かというと、最新のITツールやデジタル技術を活用して、業務効率化や生産性向上を実現し、収益拡大や新たなビジネスモデルやサービスの提供につなげること。そして、結果として人々の生活を豊かにする取り組みのことを言います。
(少し前ですと、「IT化」「IoT」「ロボット導入」などと言われたりもし、それに近いかもしれません。)
皮肉にも、昨年からのCOVID-19の流行がこの動きを大幅に推し進めることになりました。
また私たちの業界では、以前から言われているように、「働き手の減少」や「医療・介護を取り巻く経営環境の変化」が、導入が叫ばれる背景にはあり、先進的な法人ではすでに舵を切っている印象です。
例えば、電子カルテなどはかなり一般的になってきましたが、それでも導入率は平均で50%弱といいます。
この何年かで、急速に、私たちの現場もこれに近い景色に変わってくるのでは、という気がしています。
タレントをマネジメントする・・とは?
このDXの中でも、特に最近では、「タレントマネジメントシステム」なるものが話題となってきています。
これは分かりやすく言うと、360°評価や、スタッフ個々人の特徴・強みを一元化、可視化します。出てきた結果を分析し、人材育成や適切な人事配置に活用できます。成長度合いなんかも見ることができます。
システムを効果的に運用することで、職場へのエンゲージメントを高め、働きがいの向上、離職を減らす、というのが狙いになります。
これまでも定期的な評価や面談、教育は行われてきましたが、結果が散在しており、また集約にもやたら時間がかかり、どのぐらい効果的な活用がなされているのか・・というと、不安な面があるのは否めません。
そういった、従来紙や人力でやられてた業務をIT化して省力化し、より人に着目したマネジメントを回していく...そんなイメージです。
医療介護業界では、まだまだ馴染みが薄いかもしれませんが、一般企業ではすでによく使われており、有名タレントを起用したCMまで流れています。
今、知られているところでご紹介しますと、
タレントパレット
SmartHR
HRBRain
あしたのチーム
カオナビ
WEVOX
COCOREPO
SKILL NOTE
ハイジ
THANKS GIFT
Wistant
TUNAG
ALTURA/ALOLINK
実際、それぞれに特色や打ち出しポイントがあり、どれも非常に魅力的です。比較する上で、当然、職員数がまとまった数になりますので、「価格」と「見やすさ・使いやすさ(UI/UX)」は大事な要素となります。
ただ、ご承知の通り、医療介護業界というのは、ある種独特なところもあり、一般企業のようにはいかない難しさが多々あります。その辺を熟知し、サポートが得られるかどうか、というのが選定のポイントになるかもしれません。
DXを導入すれば、もう組織は安泰?!
じゃあ、大枚叩いて導入すれば、組織は劇的に変わるのか・・? というと、答えはハッキリ「No」です。実際にはそう簡単ではありません。
それを生かして、時間を生み出したとしても、そこからは「人 対 人」なんです。いよいよもってコミュニケーションやコーチングスキルだって必要になります。
また、実際に導入したとしても、それをきちんと理解して組織内で運用していく、いわば「DX人材」が極端に少ないことも課題の一つだと思います。
この業界特有かもしれませんが、ITリテラシーの低さ(FAX信仰?)もそうですし、ITアレルギーをもつ幹部・職員も多いです。「この忙しいのに!」という声もあるでしょう汗 ここをどう納得・理解していただくか?
運用面では、もちろん、組織内には、経営戦略室やシステム系の部署はあれど、やはり現場をよく知っていないと・・というのは実感としてあります。現場専門職・管理職でそう言ったことにかじ取りできると、理想的なんですけどね〜〜
これに関しては、とても重要なテーマですので、また何度かに分けて、情報提供いたしますね!
今回も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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