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子どもの《得意》を伸ばせばいい。

子育てを振り返って今、思うこと・・
結局、子どもの得意なことを伸ばしてあげるだけでよかったじゃん。
親子で苦労して、苦手なことに取り組む必要なんてなかったじゃん。
でも、それも今だから言えることだよね~
というような内容です。



結論。子どもの《得意》を伸ばすだけでいい。

子どものことは、子ども本人が一番よく分かっている。
まさに、これ。

やりたいこと、好きなこと。
小さくても、自分が得意なことは、自分で分かるもの。

もちろん最初は、親が誘い水をしてもいいし、大事。
親が、やらせてみたことが、本人にピタリと合えば、
人生が決まることだってある。


得意と苦手、どっちが気になるか。

そう、親のほうが気になってしまうのだ、子どもの《苦手》が。
得意なことが軌道に乗ってくると、
今度は、苦手を底上げしたくなる。

子どもの得意に比べて、苦手なことへの対処はエネルギーを要する。
そっちに時間と労力をかけてしまいかねない。
親子ともに必死になってしまう。(喧嘩もね☆)
その割に、あんまり効果が期待できなかったりする。


苦手は、何とかなるもの。

本当に必要だと本人が思った時こそが、苦手に取り組むタイミングなのだ。
これと決めた進路にどうしても必要だとか、
赤点を取らないためとか。

苦手は、本人の問題。
苦手を何とかするもしないも、本人次第。

あとは、親が放っておけるかどうか。
それを先回りして、転ばぬ先の杖を、親のほうが必死に作りたくなってくると、親子ともに苦労してしまうのです。


求められるのは、主体性。

一生懸命、苦労して頑張って、必死になって勉強して。
苦手科目も、1点でも上を目指して・・。
そういう時代は、確実に過ぎ去ろうとしています。

大学受験も、推薦が、昔よりかなり多くなってるなと感じますが、
これから先、さらに推薦枠は増えていくそうです。
そして、大学側が求めている生徒像は、主体的である、ということ。

苦手分野をどんなにがんばって取り組んでも、主体性はつきません。
それが、本人にとって、外側から与えられた課題に過ぎないのだとしたら。

自分はどんな人間か。
何が得意で強みで、何が好きで、
どんなことをしている時に一番楽しいのか、生きている幸せを感じるのか。
主体的に生きる、とは、そこから始まるもの。



だとしたら、やっぱり。

子どもの得意を伸ばすだけでいい。
結局は、そこが残るのだから。

他は気にしなくていい。
子育ての、長いような短い時間も、無駄な労力を最小限に、親子で楽しみながら進んでいける。
悩むことも、親子バトルも少なくてすむ。


最初っから、何の迷いもなく、突き進んでいけたらよかったかもですが、
あっちこっち、いろいろ迷い道も通ったからこそ言える、ような気もいたします。




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