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ハワイの気になる週一ニュース【8月第1週】

アロハタウンネット編集部です!

#ハワイ の気になる今をお届けいたします!


●ワイキキビーチの空きビーチチェアに州が是正勧告


ハワイ州土地天然資源局(DLNR)によると、州法によれば、州が管理する特定のビーチでは、客が利用していないビーチチェアを放置することはできません。

同局は、違反行為が続いているとして、4軒のホテルと5軒の商業業者に正式な停止通告書を郵送または手渡しました。州立の特定のビーチに商業用設備を事前に設置し、客が帰った後に椅子をそのまま放置することは違法である。

彼らは1年以上前に警告を受けていました。2023年7月、ボートおよび海洋レクリエーション局(DOBOR)は、販売業者に通知を送り、法律第227号(HRSセクション200-3.5として成文化)が、顧客が物理的に立ち会わないままビーチチェアなどの機器を事前設定することを明確に禁止していることを伝えました。さらに、法律では顧客が使用を終えたらすぐに機器を撤去することが義務付けられています。

この法律は、州が地役権またはその他の財産権を有する私有ビーチを含む、DLNRの管轄下にあるビーチに適用されます。この管轄には、州が歩行および日光浴の地役権を有するロイヤルハワイアンセクターのビーチ エリアが含まれます。

ホノルル警察は、モアナ・サーフライダー、アウトリガー・ ワイキキ、ロイヤル・ハワイアン、シェラトン・ワイキキの4つのホテルに警告を発しました。
通知を受けた5つの業者は、これらのホテルのビーチ業者と Faith Hawaii Surf Schoolです。

これらの事業者は、警告に直ちに従わなければなりません。罰則には罰金や、将来の商用利用許可の取得禁止などが含まれます。初回違反の場合は 5千ドル、2回目は 1万ドル、3回目以降は 1万5000ドルです。-ISLAND NEWSより-

ワイキキのビーチにきれいにずらりと並んでいるビーチチェアは、当たり前の光景として見慣れてしまっていましたが、言われてみればビーチは、ホテルや業者のものではなく、州の管理するもので、不法占拠と違法営業という事になります。

ここ近年は、温暖化によるビーチの侵食もあり一部のビーチでは、夏休みシーズンも重なり日光浴する場所を確保するのも大変な状況なので、この勧告は致し方ないように思えます。

ビーチボーイが客が指示した場所に穴を掘りパラソルを立てて、ベッドを持ってくるというのが、通常の流れなのでしょうが、ワイキキのビーチでは、早朝からのスペースの確保を行わないと営業が出来ない状況なので、このような流れになったのでしょう。果たしで両者の落としどころはどこになるのか注目です。

●8月のカラカウア通りの通行止め


ワイキキの目抜き通りであるカラカウア・アベニューでは、ほぼ月に1度のブロックパーティ(通りの一部を通行止めにして行われるイベント)が開催されます。

今月のイベントは、今週土曜日の10日に「カニカピラ・ワイキキ・フェスティバル」が午後4時から10時まで開催となっています。

当日は、イベント準備の為午後12時30分頃から車線規制が始まり、午後2時から深夜0時までの間は、シーサイド・アベニューからウルニウ・アベニューまで車両通行止めとなり迂回が必要になります。

特に午後2時から夕方にかけては、周辺道路で大渋滞が起こりますので十分ご注意ください。
また、通行止め近辺のホテルにチェックインする場合もホテル前まで車で行くことが出来ない場合もあります。この場合は、ホテルまで徒歩で移動となります。

「カニカピラ・ワイキキ・フェスティバル」

ユニークな地元のアパレルやアクセサリー、手作りのジュエリーや工芸品、おいしい地元の屋台料理、甘くてさわやかなフルーツやドリンクが揃うエキサイティングなイベントです。140を超えるベンダーがハワイの最高のものを提供します。


●10日はサンセット・オン・ザ・ビーチ


ワイキキのクイーンズ・ビーチにて無料で映画が上映される「サンセット・オン・ ザ・ ビーチ」では、30 フィートのスクリーンで素晴らしい映画を鑑賞できるほか、人気のレストランでは手頃な料金の食事や、人気ラジオ局の DJ によるハワイアン スタイルのライブ エンターテイメントを楽しめます。イベントはホノルル動物園の向かいにあるクイーンズ サーフ ビーチで開催されます。

午後4時半頃に始まり、午後9時半頃に終わります。映画の上映は日没後に行われます。ライブ ミュージック、ゲーム、食べ物の写真撮影などを楽しむには、早めに (午後 4 時半) 到着してください。映画は日没後 (午後 6 時半から 7 時半の間) に始まります。

今月の上映映画・・・Wonka(公開2023年、1h56min)

ロアルド・ダール原作の児童小説『チョコレート工場の秘密』に登場するチョコレート工場の工場主ウィリー・ウォンカの若き日の冒険を描いた映画。


●第47回ナ・ホク・ハノハノ・アワード


2024年8月3日(土)、ハワイ・コンベンション・センターにて、ナ・ホク・ハノハノ・アワードが開催されました。ハワイ・コンベンション・センターでの開催は5年ぶりとなり、ハワイのエンターテイメント界の大御所から新人までが一堂に会し、また会場には多くのハワイの音楽ファンも集まり、ハワイアン音楽の祭典を享受しました。

今年は、ハワイの歌姫ライアテア・ヘルムが、最優秀アルバム賞、最優秀女性ボーカリスト賞など5部門を受賞しました。受賞アルバムの「A Legacy Of Hawaiian Song & String Volume One」は、王政時代の音楽に捧げた作品です。

最優秀男性ボーカリスト賞は、ショーン・ナアウアオが受賞し、ソロとして9回目の受賞となりました。最優秀グループ賞のエコルは12回目の受賞。最優秀新人賞は、新人ながらも最優秀アルバム賞や最優秀男性ボーカリスト賞にもノミネートされたシェーン・カオノヒオカラ・カハレハウが受賞し、これからの活躍が期待されます。

その他にも、毎年コンスタントに実力をつけているカラエ・カマリヨは最優秀シングル賞と最優秀ミュージックそしてビデオ賞最優秀楽曲作曲家賞を受賞、日本で人気のワイプナは最優秀アイランドミュージックアルバム賞を受賞、すっかり中堅どころとなったブリトニー・パイヴァは最優秀器楽曲作曲家賞を受賞しました。

オンラインによる一般投票で決定した、お気に入りのエンターテイナー賞は、ベテランのケネス・マクアカネが受賞しました。受賞コメントの最初の一言が「え、どうして僕が?」と会場の笑いを誘っていました。

最優秀インターナショナルアルバム審査員特別賞は、日本から参加のカウラナに授与されました。カウラナの受賞は、2021年から連続4回目となります。

5部門受賞のライアテア・ヘルム

●日本からの一週間のハワイ訪問者数


07月31日(水) 3960人
08月01日(木) 3760人
08月02日(金) 4000人
08月03日(土) 3937人
08月04日(日) 3917人
08月05日(月) 3637人
08月06日(火) 4224人

合計   27435 人

+1390

先週(26045人)から5.3%のUP!
前年(23504人)から16.7%のUP!

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月に一度は必ずあるこのワイキキのブロックパーティーですが、たまたま旅行中にこのイベントに遭遇する旅行者にとっては、とてもよい思い出になるイベントですが、近郊住民にとっては、知らないとちょっと迷惑なイベントとなっています。

まず、知らずにワイキキに車を走らせてしまうと、ほぼほぼ身動きが取れない大渋滞に巻き込まれます。コンベンションセンター近くとワイキキの入り口にアナウンスの電光盤が設置されてはいますが、渋滞緩和には到底なっていません。
入り込んでしまったら1時間は脱出出来ない覚悟が必要です。

それと、知らずにイベント近くのレストランにデリバリーを注文してしまうと、到着にかなりの時間がかかるか、最悪の場合は、待たされた挙句に結局届かないという事態になってしまいます。デリバリードライバーがお店にピックアップにいけないのです。それを知っているドライバーは、この日はワイキキ内には立寄らないようしている場合が多いようです。

逆のパターンもあるので旅行者も注意が必要です。知らずにホテルからデリバリーを頼んでしまい、いつまでたっても届かないという可能性があるので十分にご注意ください。

この日は、ローカルはワイキキに車で行かない頼まない。旅行者はせっかくなんでこのイベントで食事を済ませるのがいいと思います。但しどのフードブースも大行列のようなので、こちらも待つ覚悟が必要です。ローカルビジネスを助ける意味もあるので是非!

※オリンピック女子サーフィンで連続ゴールドメダルが期待されていたハワイローカルのカリッサ・ムーア選手ですが、1日に行われた準々決勝で敗退となりました。プロ戦はすでに引退を発表しており、最後の花道として連続金を狙ったのですが残念な結果となりました!

良い一日を!

#hawaii #ハワイの気になる週一ニュース

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