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11月第3週のハワイ 【ハワイの気になる週一ニュース】

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11月20日 【ハワイの気になる週一ニュース】


●オアフ島ミニラニで鳥インフルエンザ確認


ハワイ州保健省(DOH)とハワイ州農務省(HDOA)が、オアフ島中部の裏庭で飼育されていた様々な鳥の群れからH5N1型鳥インフルエンザが確認されたことを発表。調査した結果、2024年11月2日に開催されたミリラニペットフェアに参加した一般の人々に感染した可能性があることが判明しました。

感染した群れの鳥の一部はフェアにいたものの、群れに感染の兆候が現れたのはフェアの数日後でした。フェアの時点では鳥に感染の兆候は見られなかったため、H5N1が人間に感染する可能性は低いと考えられます。しかし、念のため、DOHはフェアに参加してアヒルやガチョウに触れた人は、インフルエンザ様疾患 (ILI) や結膜炎 (ピンクアイ) の症状がないか監視することを推奨しています。

フェアに参加したが症状が出なかった人は安心してください。鳥インフルエンザの症状は、通常、感染後 2 ~ 5 日以内に熱・咳・結膜炎などの現れますが、場合によっては 10 日ほどかかることもあります。鳥インフルエンザの感染に伴う症状は、一般的には軽度で、抗ウイルス薬で治療できます。

保健省は、フェアに参加し、フェアでアヒルやガチョウに触れ、現在症状が続いている人は、自宅で隔離するよう勧告しています。評価と検査については、かかりつけの医療提供者に連絡してください。また、保健省疾病報告ライン 808-586-4586 に連絡して、さらに詳しい指示を受けてください (電話は 24 時間年中無休で対応しています)。症状が治まった場合も、保健省疾病報告ラインに電話してください。医療提供者は、鳥インフルエンザ検査のためにハワイ州立研究所 (SLD) に検体サンプルを提出できます。

フェアで他の動物がアヒルやガチョウと接触し、病気の兆候が見られる場合、飼い主は獣医師に連絡してください。感染の可能性は低いですが、HDOA の獣医師は地元の民間獣医師に状況を知らせ、感染の可能性がある症例を報告するよう依頼しました。

家禽、家畜、その他の野鳥や動物の複数の病気や異常な病気を報告するには、HDOA の動物産業部門 (808-483-7102、月曜~金曜の午前 7:45 ~午後 4:30)、または営業時間外および休日は 808-837-8092 までご連絡ください。

人への感染も気になりますが、一番の不安要素はオアフ島の養鶏場への感染ではないでしょうか。感染が確認されるとすべてが殺処分の対象となり、ハワイ産の質の良い卵が手に入らなくなる可能性が出てきます。

●ハワイ州10月の雇用統計


ハワイ州ビジネス・経済開発・観光局(DBEDT)は10月の季節調整済み失業率が2.9%となり、5ヶ月連続で同率であったことを発表しました。

10月の雇用者数は65万1,850人、失業者数は1万9,300人で、季節調整済み労働力人口は全州で67万1,150人となった。全米の10月の季節調整失業率は4.1%で、9月と同じでした。

雇用が増加したのは、建設業(900人増)、製造業(100人増)でした。貿易・運輸・公益、情報、金融は横ばい。雇用が減少したのは、その他サービス(-200人)、専門・ビジネスサービス(-400人)、レジャー・サービス(-500人)、私立教育・医療サービス(-1,300人)でした。民間教育・保健サービスの中で、雇用縮小は保健サービスの4つの主要サブセクター、すなわち外来サービス、病院、介護・住宅ケア施設、社会補助に分散した。官公庁の雇用は1,200人増加したが、これは主にハワイ大学の職員が季節的に大幅に増加したためである。

前年同月比(2023年10月はパンデミックの影響から43ヶ月目)では、非農業部門雇用者数は9,400人、1.5%増加した。しかし、2020年3月(パンデミック影響前の最後の月)と比較すると、非農業部門雇用者数は16,900人、-2.6%減少しています。


●無農薬人参がハワイでもリコール対象に


ハワイ州保健省(DOH)食品医薬品局(FDB)は、グリムウェイファーム社が複数のブランド名のオーガニックニンジンとオーガニックベビーキャロットが大腸菌O121:H19に汚染されている可能性があるとしてリコールしたことを住民に警告しています。

これらの製品は全米販売されており、ハワイのスーパーマーケットや小売店でも購入可能でした。ハワイでは、365ホールフーズマーケット、バニーラブ、カルオーガニック、グッド&ギャザー、オーオーガニックなどが販売されていました。

リコール対象のニンジンは既に購入できないはずですが、家庭の冷蔵庫や冷凍庫に入っている可能性があります。FDB は、消費者に対し、FDAのWebサイトにリストされている製品を確認するようアドバイスしています。リコール対象のニンジンを購入した消費者は、それを食べてはいけません。ジッパー付きのパッケージに密封して廃棄してください。FDB はまた、交差汚染のリスクを減らすために、ニンジンと接触したすべての表面を洗浄および消毒することを推奨しています。

一つの企業が、ウォールフーズやトレーダージョ-ンズなど、これほどの数のブランド品の生産を請け負っているという事にまず驚きました。ブランド名は違えど出所はほとんど同じという事を認識しました。大元は信用丸つぶれですね。食の安全は、企業の責任。

●日本からの一週間のハワイ訪問者数


11月13日(水) 2708人
11月14日(木) 2744人
11月15日(金) 3028人
11月16日(土) 2905人
11月17日(月) 2976人
11月18日(火) 2680人 
11月19日(水) 2786人

合計  19827人(-522)

先週(20349人)から2.6%のダウン!
前年(21366人)から7.2%のダウン!

●OATO(後記)


先週からクヒオ通りの車線規制の工事が始まり、既に東側の数ブロックには、車線が点線から車線変更禁止の白ラインに、路面には赤い帯と専用車線であることを表示する標識が設置されています。

とはいえ、まだまだ普通車がその車線を走るのを多く見かけ、まだまだ認識されていないのが現実のようです。
車社会のハワイですが、以前に比べ運転のしにくいルールが増えているように思います。

上記の車線規制は、バスの運行時間を守る為の策として仕方がない事に思われますが、パンデミックを境に多くの交差点に設置された「赤信号時の右折禁止」の標識は、場所によっては大きな渋滞となっていたりもします。

また、一番気になるところでは、去年に起こったマッキンレイ高校の生徒が死亡したひきにげ事故後に設置された道路の隆起物。
よく使う道であれば、その設置場所を理解しているので対処できるのですが、知らない道で前の車が急に減速して、何?と思うと大抵がこの隆起が原因です。

そもその死亡事故を起こした運転手は、何年も無免許で運転を繰り返しており、正式に免許を取得している人間であれば起こりえなかった事故ではなかったのではないでしょうか。そのありえない人の起こしてしまった事が原因で、まわりの安全運転を心がけている人に迷惑が降りかかってきているのです。あの隆起ですが、突然現れると減速も中途半端になり、却って危険に思えますし、首にも変な負荷がかかり体にも良くないです。会社等でも、一人スタッフの犯したミスが原因で、他の皆にも変な決まりを押し付けられる事が多くありますね。この隆起物はまさにそれです。

私が想像するに、ハワイにはまだまだ無免許で運転している人が多くいるように思えてなりません。
ハワイでは、検問で免許を提示することはほぼ皆無で、そもそも検問自体が、ホリデーシーズンの飲酒検問(この検問さえも免許提示はないです)くらいしかないのが現状で、もっと運転免許を提示させる検問を増やせば、無免許運転への抑止力になり、変な交通規制も不要になるのではと思っています。

直近のニュースでは、学校や公園周辺の道路の速度制限が変わる法案が承認されたとあります。隆起物は学校付近の道路を中心に作られているので、この法案を機に撤去してもらいたいものです。

本日も良い一日を!
#hawaii #ハワイの気になる週一ニュース

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