9月第1週のハワイ 【ハワイの気になる週一ニュース】
アロハ!ハワイの最新情報をお届けするアロハタウンネットです。
編集部が「ハワイの気になるトピックス」を紹介いたします。
●2024年7月のハワイ観光レポート発表、日本からは何人?
ビジネス経済開発観光省 (DBEDT) は2024年7月の総訪問者数の暫定的な訪問者統計を発表しました。
2024年7月にハワイ諸島を訪れた人は92万5935人で、前年同月(93万204人)と比べ1.0%減でした。パンデミック前の2019年同月(99万5210)と比べ-0.7%となっており、回復率は93%となっています。
2024年7月の日本からの訪問者は6万6557人で、2023年7月(5万310人、+32.3%)からは大幅に増加しましたが、2019年7月の13万4587人の訪問者と比較すると-50.5%と依然厳しい状況になっています。
日本からの訪問者のうち、6万5909人が国際線で到着し、648人が国内線で到着しました。その10人に7人がリピーター (73.1%) で、26.9%が初めてのハワイ訪問者でした。宿泊に関しては、訪問者の 67.1% がホテル滞在、16.5% がコンドミニアム、9.0% がタイムシェア、1.8% が友人や親戚の家に滞在しました。
2024年の日本からの訪問者合計数は、39万3117人で、前年同期の25万5133人に比べ54.1%の上昇ですが、2019年同期の86万8821人と比較すると54.8%の回復状況です。
2024年7月の日本発の定期便は404便、座席数は11万7641席でした。
航空輸送能力は2023年7月と比較して大幅に増加しています(308便、31.2%増、86,390席、36.2%増)。名古屋、大阪、羽田、成田からホノルルへの定期便の座席数は、1年前と比較して増加しています。
直行便は2019年6月の水準を下回ったままです(622便、35.0%減、165,392席、28.9%減)。福岡と羽田からホノルルへの定期便の座席数は増加しましたが、2019年6月と比較して、名古屋、大阪、成田からホノルルへの座席数の減少と、札幌からホノルルへの便がなかったことで相殺されています。
ハワイ全体の動向をDBEDT所長のトキオカ氏が下記の声明を出しています。
「私たちの観光産業は、COVID-19パンデミックとマウイ島の山火事からまだ回復途上にあるが、7月の訪問者統計には勇気づけられる理由がいくつかありました。2024年7月の米国西部市場からの訪問者数は50万人を超え、過去2年間で最高となった。7月の日本からの訪問者数は66,557人で、この市場では2020年3月以来3番目に多かった。
マウイ島への訪問者数は2024年7月も引き続き改善し、237,495人に達しました。これは山火事以来の最高記録であり、山火事前のレベルからの回復率は79.9パーセントです。
米国市場からの訪問者数は、今年の残りの期間、2019年の水準を上回ると予想され、過去数週間の日本の為替レートの改善により、日本からの訪問者数は回復し続けると予想されます。」
●アロハ・フェスティバルが開催
9月7日よりアロハ・フェスティバルがスタートします。
アロハ・フェスティバルは、米国最大のハワイ文化のお祭りです。1946年に「アロハ・ウィーク」として始まったこのイベントは、ハワイの伝統音楽、フラ、歴史を称えるお祭りで、島々の独創的な伝統を永続させることを目的としています。
1991年、アロハ・ウィークはアロハ・フェスティバルに変わり、ハワイ州全体でも最大規模の祭典になりました。毎年何千人ものボランティアが協力してイベントを開催し、10万人以上が参加します。
イベントのスケジュールは下記の通り。
❶王室叙任式と開会式
日時:2024年9月7日(土) 午後4時~6時
場所:ロイヤル コート就任式: ロイヤル ハワイアン ホテル、オープニング セレモニー: ロイヤル ハワイアン センターのロイヤル グローブ
ロイヤル・コートの叙任式と開会式は、1か月にわたる祭典を、その貴重な文化的儀式とともに開始します。この夜は、ハワイのアリイ (統治する首長) を称える荘厳な式典で始まり、今年のアロハ・フェスティバル・ロイヤル・ コートは、最高位のアリイだけが着用する衣装を身に付けます。叙任式に続いて行われる開会式では、ワイキキの中心で特別な夜を演出するため、フラと音楽のパフォーマンスが披露されます。
❷第 70 回ワイキキ・ホオラウレア
日時:2024年9月21日(土)午後6時~午後9時30分
場所:カラカウア通り
アロハ・フェスティバルでは、毎年恒例のワイキキ・ホオラウレアでハワイ最大のブロックパーティーを開催します。カラカウア通りは、ハワイの料理、工芸品、文化を紹介するブース出店し島中の最高の地元の味を1か所で味わい、職人が作った工芸品をじっくりご覧ください。複数のステージでは、地元のトップアーティスト、受賞歴のあるハラウ・フラなどをフィーチャーした素晴らしいエンターテイメントが夜を盛り上げます。
❸第76回フローラルパレード
日時:2024年9月28日(土)午前9時~午後12時
場所:アラモアナ公園からカラカウア通りを通ってカピオラニ公園まで
アロハ・フェスティバルは、毎年恒例のフローラル・パレードでワイキキを巡るハワイ文化の華やかな行列で正式に終了します。虹色の生花で飾られた精巧な山車や、馬に乗った男女が伝統的なパウ乗馬の技を披露します。マーチング バンドからハラウ フラ、市民リーダーまで、参加者はハワイのコミュニティを結びつけるユニークなアロハ スピリットを披露します。
フローラル・パレードは、数あるパレードの中でも、最もハワイを感じる事のできる素敵なものなので、この時期に滞在される方は、必見です。
●ワイキキシェルの改修でフラショーが移転運営
ホノルル市郡企業サービス局は木曜日、トム・モファット・ワイキキ・シェルが施設の改修のため2024年10月から2025年3月下旬まで一時閉館すると発表しました。
改修には、既存の電気変圧器の交換、照明システムとオーケストラのピットシーティングエリアの改善が含まれ、総建設コストは 453,255 ドルになると予想されます。
このワイキキシェルの一時的な閉鎖により、キロハナフラショーは9月2日よりクヒオビーチフラマウンドに移転して行われます。
●ワイキキホテルで3日間のストも合意に至らず
8月初めの投票により、1990年以来最大となるハワイのホテル従業員のストライキが承認され9月1日より3日間にわたりストライキが実行されました。
ワイキキとカウアイ島の7つのホテル従業員は、より高い賃金、公平な人員配置と作業量、ゲストサービスとアメニティの提供に関連する仕事の保護を求めてストライキを決行しました。
ホテル労働者を代表する組合であるUnite HERE Local 5は、ホテル業界の利益は2019年以降26%以上も増加しているが、人員削減により従業員が13%減少したと述べ、労働者を対象にした調査で、回答者の78%が、雇用主がパンデミックを利用して給与を削減し、労働者に不利な変更を加えたと考えていると答えました。
ハイアット、ヒルトン、マリオット、京屋ホテル&リゾートを含む4つの大手ホテルグループでは、この4月から契約交渉が続いていましたが、このストライキ実行の甲斐もなく、合意には至りませんでした。今後について、労働者らは、契約交渉が再開されなければ、さらなるストライキを行う用意があると述べています。
お給料は変わらないのに、仕事量だけが増えたという事であれば、文句も言いたくなりますね。特に部屋の清掃はチェックインの時間までに終えなければならないプレッシャーもあるので大変だと思います。昇給や責任に見合った給料がないと、仕事への熱量も上がらないですし、いい条件の仕事があれば転職上等といった状況なのでしょう。
ただ、従業員全員が給料に見合った仕事をしているかというとそうでもなかったりするので、経営側としても全要求を飲みにくいのも事実ですね。
●日本からの一週間のハワイ訪問者数
08月28日(水) 2487人
08月29日(木) 2377人
08月30日(金) 2692人
08月31日(土) 2422人
09月01日(月) 2827人
09月02日(火) 3015人
09月03日(水) 2843人
合計 18663 人
先週(19787人)から18.1%のダウン!
前年(19788人)から0.13%のダウン!
●OATO
昨日車で帰宅する時、家の近くに消防車が集結していました。もしかしてわが家で出火?と一瞬焦りました。近づいてみると交差点で1台のSUVが電灯に正面衝突してました。車は大破していますが、大きな怪我人はいないようで良かったです。
ここに長い事住んでいますが、この信号の無いバスも通る交差点で何回車の事故があったか......
恐らく5回以上はあったと思います。しかもかなりの大事故。
事故多発の原因は、速度超過はもちろんですが、明らか違法駐車による視界不良です。信号設置は大袈裟なので、交差点付近に駐車できないようポールを設置してほしいなと思います。
皆様も運転は細心の注意を!
良い一日を!