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2月第4週のハワイ 【ハワイの気になる週一ニュース】

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編集部が「ハワイの気になるトピックス」を紹介いたします。

2月26日 【ハワイの気になる週一ニュース】


●2件目のデング熱ウィルス


ハワイ州保健局(DOH)は、オアフ島で旅行に関連したデング熱ウイルスの新たな症例を確認しました。これにより、2025年の同州におけるデング熱症例の総数は2件となりました。今回の症例の感染者は、デング熱が流行している地域を旅行中に感染しました。

デング熱ウイルスは感染者から蚊に伝染し、さらに別の人に伝染します。ハワイにはデング熱を媒介する蚊が生息していますが、風土病化(定着)しておらず、現在のところ感染者は旅行者に限られています。世界中のいくつかの地域では、デング熱の流行が通常よりも活発になっています。

2024年、ハワイ州ではデング熱の症例が16件報告されました。症例は症状発現前に以下の国に渡航していたことが報告されています: ブラジル、アルゼンチン、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、メキシコ、プエルトリコ、ホンジュラス、インドネシア、タイ、日本、フィリピン、インド。記載されている渡航先はすべて、デング熱が風土病として知られている地域です。

デング熱リスクのある地域に旅行する予定がある人、または最近訪れたことがある人は、感染の危険にさらされています。米国疾病予防管理センター(CDC)は、旅行者に対し、そのような地域を訪れる際には標準的な予防策を講じるよう勧告しています。これには、環境保護庁(EPA)登録の虫除け剤の使用、屋外では長袖シャツと長ズボンの着用、エアコンの効いた部屋、網戸のある部屋、または殺虫剤処理された蚊帳の下で眠ることなどが含まれます。一部の国ではデング熱の症例の増加が報告されているため、旅行者は少なくとも旅行の4~6週間前に、デング熱リスクと予防策に関する最新の国別旅行情報を確認する必要があります。

デング熱流行地域から帰国する旅行者は、3週間は蚊に刺されないように予防策を講じる必要があります。帰国後2週間以内にデング熱の症状が現れた場合は、医師の診察を受ける必要があります。

デング熱の症状は軽度から重度までさまざまで、発熱、吐き気、嘔吐、発疹、体の痛みなどがあります。症状は通常 2~7日間続きますが、重篤な病気になることもありますが、ほとんどの人は 1 週間以内に回復します。最近旅行してこれらの症状を経験している人は、医療提供者に連絡してください。

●ワイキキのイベント規制案が遂に可決


ホノルル市議会は、カラカウア通り沿いで毎年開催されるイベントの数を減らすことを目的とした法案50を可決しました。

この新しい法律では、ワイキキでのパレードやフェスティバルの数が多すぎるかどうかについて長年の議論の後に制定されました。

定期的に開催されることで知られる伝統的なイベントには、パンパシフィック・フェスティバルやスパム・ジャムなどがあり、これらのイベントが開催されるたびに、安全上の理由からカラカウア通りのいくつかの通りが封鎖され通行止めとなります。地元企業や住民は、こうしたイベントの過剰により疲弊し、その影響を感じています。道路の閉鎖により交通渋滞も発生し、近郊の混雑はさらに悪化する事に。

法案50は修正を加え、イベントやパレード、フェスティバルを年間27回に制限します。これは2週間に1回程度に相当します。

出来なくなったイベントは、ワイキキの東側の動物園とカピオラニ公園の通りで行えば良いと思います。
魅力のあるイベントであれば、ワイキイの旅行者も容易に足を運ぶのではないでしょうか。
週末の月一のイベントは、本当にワイキキではやってほしくないイベントです。

●ハワイのセブンイレブンでもちドーナッツ販売


日本では、すでにドーナッツの定番となっているミスター・ドーナッツの開発・販売するポン・デ・リング(もちもち食感のドーナッツ)がハワイのセブンイレブンにて販売されています。

商品名は「もちドーナッツ」一個$2.29。
フレーバーは、チョコ・ウベ・ストロベリーの3種類。

現在、ハワイのセブンイレブン67店舗にて、 3月30日まで「Build Your Own Box」という特別プロモーションが実施されており、ドーナツ6個入りのBOXはオアフ島では12.99ドル、ネイバーアイランドでは15.79ドルで購入可能です。

お手頃価格を期待しましたが高い~

●閉店情報


・ソラボル(アラモアナ)

アラモアナ地区で約40年間にわたり営業していた韓国料理レストラン「ソラボル」が、3月7日(金)をもって閉店することが明らかになりました。2022年にパゴダホテル内に移転して営業を続けていましたが
、ホテルの改装とコスト高が閉店理由。勤務している約30名のスタッフは解雇される予定です。

・クルクル・スシ(アイエア)

アイエア地区で22年にわたって営業していた回転寿司店「クルクル・スシ」が、2月22日(土)に閉店。
閉店理由は、同店舗の不動産オーナーが賃貸契約を更新しないことを決めた事、またコスト高で経営維持が困難であったことも一因であるとしています。スタッフのほとんどは、カハラモール内にある店舗に勤務する予定となっています。

・アンクルクレイズ(アイナハイナ)

アンクルクレイズ・ハウス・オブ・ピュア・アロハは、2月24日に閉店しました。
アイナ・ハイナ・ショッピングセンターにあった人気のかき氷店で、すべて天然の自家製シロップで知られていました。創業は1996年で30年の歴史に幕を閉じます。
2018年にはアラモアナセンターにも店舗を開きましたが、パンデミックにより2020年に閉鎖を余儀なくされています。

閉店の理由としては、運営が「ますます持続不可能」になってきたことが挙げられています。具体的には、インフレや最低賃金の引き上げなど経済的な課題が重なり、ビジネスモデルを維持するのが難しくなったようです。創業者のクレイトン・チャン(Uncle Clay)と甥のブロンソン・チャンは、最後まで「ピュア・アロハ」の精神を届けようと努力しましたが、この章を終える決断を下しました。

●日本からの一週間のハワイ訪問者数


02月19日(水) 2926人
02月20日(木) 2914人
02月21日(金) 3703人
02月22日(土) 2916人
02月23日(日) 3361人
02月24日(月) 2547人
02月25日(火) 2628人

合計  20995人(+518)

先週(20477人)から2.5%のアップ!
前年(20403人)から2.9%のアップ!

●OATO(後記)


アメリカは、民主党から共和党に政権が交代しトランプが大統領になり、かなり独創的な法案をいろいろ掲げて話題になっています。

その中でも移民に関するものでいくつか話題になっているものがあります。

その一つが、グリーンカードの上をいくゴールドカード(仮)。
コチラは、お金さえ払えばアメリカに居住する権利が得られるという、かなり思い切った政策です。
その金額は一人500万㌦(約7億5000万円)。
富裕層は、間違いなく申請に走るでしょうね。
ある程度の資産を持ってアメリカで仕事のできる権利を得られるのであれば、500万㌦など高くないと思う人は大勢いるのではないでしょうか。

申請費用以外にも彼らの税金もアメリカに入ってきます。
このカードで入ってきた富裕層の人の収入は、米国外収入であってもアメリカに申告、金額によっては納税が発生します。アメリカはその制度で2度美味しい思いが出来るです。
この政策が実行されるかは微妙ですか、なかなかビジネスマンらしい面白い政策だと思いました。

もう一つが、不法移民の摘発の強化。
2025年に入ってから移民局(ICE)の取り締まりが強化されていて、1月だけで8200人以上の不法移民が逮捕されたという報告もあります。ハワイでもこの流れを当然受けています。

今留学生の間で噂になっているのが、不法就労していた留学生が数人強制送還されたという話。
これは、あくまで噂のレベルでしかありませんが、生活の為にちょっとしたアルバイトをしている留学生にとっては、ヒヤヒヤものの噂ではないでしょうか。
ICEの人間が、抜き打ちでレストランや事務所に立ち入り調査を行い、就労資格の無い人間を容赦なく収監しているという事になります。これは仕事にも身が入らないでしょう。つかまったら強制退学となり
即時日本帰国となってしまいます。こうなると向こう10年アメリカに入国すらできなくなります。

全米での不法滞在に関するいろいろなニュースもあり、全くのデマではないだろうと想像が付きます。
まさかハワイで?と私も思いましたが、ハワイの場合は不法移民の摘発というより、オーバーステイや観光ビザでの不法就労の敵発の強化だと思えば、なるほど有り得る事だなと思いました。

ファーマーズマーケットなどの一時的に人手が必要な状況から、人づてで手伝いの依頼がきて、気が付けば毎週時給で働いていたという留学生もいるのではないでしょうか。雇う側にしても、すぐに集められるのはそういった人ですからね。

どちらにも関連しているのが税金の問題です。
当然不法就労者の所得は税金は引かれておらず、本来であればタックスリターンで申告・納税しなければならない所ですが、まず行っていないのが現状です。

取れるところからは一杯取る。取れない所は、徹底的につぶしに掛かるという、まさにビジネスの王道を突き進んでいるトランプ政権です。

ちょっとしたおこずかい欲しさに、つい働いて、大変な結末になってしまわないよう留学生の方は十分にご注意ください。親御さんを悲しませないでください。

本日もよい一日を!
#hawaii #ハワイの気になる週一ニュース

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