初🔰ぼっちディズニーの記
ディズニーランドもしくはディズニーシーに行きたい。もちろん平日。
そんな願いもなかなか叶えづらくなっているアラフォー子ありパート主婦です。
何故か?それは、
①一緒に行く人を捕まえづらい!
②お金がかかり過ぎる!
という2点に尽きるかと思います。
まず周りの母親している友達はみんな漏れなく平日働いています。
そして独身もしくは子供がいない友達も。
ちなみにこの友達とは、お互いに一緒にディズニーに行って一日心から楽しめる相手に限定していますが。
そしてパートだから平日お休みを合わせられる友達がいても、学生の頃のように気軽にディズニーで数万使っちゃおうぜ!とお誘いできません。
なぜなら今のディズニー、チケットがまずえらく高い。そしてもちろん夢の国では節約とか出来ませんから、あっ!という間に数万が自分のためだけに消えるのです。
子供の習い事やら塾やらに出費がかさむ年代には、行きたいけどねー、お金かかるよねー、と躊躇してしまいますよね。
そんなわけでずっと自分の中で温めてきたプラン、
ぼっちディズニーへGO!
を決行することにしました!
今回はファミリーマートで紙チケットを購入しました。
どうやらカードのセキュリティを厳しくしたのか、私の二段認証無しのカードでは拒否られてしまい、コンビニで現金払いです。
コロナ禍から行ってないので三年ぶりくらいだから、その間に色々システムも変わってるのかなー。
息子にためしに「ママ一人でディズニー行ってみたいんだよね」と話したら、「それはイタいからやめなさい」とたしなめられましたので、今回は彼が学校に行っている間に内緒で行きます。
親を「かわいそうな人」と思うことほど辛い事は無いのです。だから知らないほうがいいこともある。
一人車で椎名林檎など熱唱しながらディズニーランド到着。
キャップを被り、マスクをして。なぜかなんとなく変装モード(笑)
まあ初ぼっちだから、いつもは見ないパレード見たりお店見たり、美味しいもの食べたりしながらディズニーの雰囲気を楽しめればいいか!なんて思っていたのですが、入園した瞬間からそんな気持ちは吹き飛び、足は引き寄せられるようにビッグサンダー・マウンテンへ。
35分待ち。
躊躇なく並びます。前後に若者グループがいたので、うわーこのおばさん一人だわイタいわって言われないかな、てビクビクしましたが、夢の国にはそんな意地悪な人はいませんでした。
そしてまさかの最前列(笑)
出発でキャストのお姉さんに小さく手を振り、誰にでもなく照れ笑いを浮かべながらも、両手を上げてエンジョイしました。
これで私の〝そっと雰囲気だけ楽しもうモード〟は崩壊し、次はこれだけは絶対乗ろうと思っていたピーター・パンへ。
前後は外国人の団体さん。でもなんかもう何も気になりません。というのも、意外と一人で来てる人、いる!と気づいたのもあり。
映画も一人で行くのが好きだし、ディズニーも一人、なかなかいいかも。
何より、次どこに行く?て時に、相手の気持ちを慮らなくて済む。これは快適。
子供の頃から大好きなピーター・パンの世界の余韻に浸りつつ、隣のピザ屋へ。
え。ディズニーのシーフードピザってこんな美味しかったっけ?美味しすぎて感動です。
そして続いてブラックペッパーポップコーン。
そういえば一人でポップコーン全部食べ切るの、初かも!いつも誰かとシェアしていたから。これは地味に嬉しい。
人気の無い水辺のベンチに座り、遠くにスプラッシュマウンテンの叫び声を聞きつつ、完食。
その後も、フィルハーマジック、カリブの海賊、スターツアーズ、ホーンテッドマンションを攻略。
一番ハードル高かったのは、ホーンテッドマンションかな。なんだろうな、乗り物に乗る前のぞろぞろ歩く辺りで、なんか私ちょっとヤバイ人ぽくないかしら?と少し自意識過剰が顔を出しましたね(照)
乗り物に乗ってからは完全一人時間を楽しみましたが、最後それぞれの乗り物に一人ゴーストがお供する所で、鏡に映るお隣さん達の視線が気になりましたね。私の隣に乗り込んだのはちょっとぽっちゃりなゴーストでした。
そして!合間に再びのシーフードピザです。
これぞぼっちの醍醐味。気に入ったフードを繰り返し食べる!
エビもプリプリで、贅沢なお味。もう一枚食べるかもな…と思いながらあっという間に完食。
ブラブラしながら、普段はあまり入らない小さなショップも覗いてみたり。
足の向くまま気の向くまま。
息子にはナイショディズニーだから、お土産はご法度なので、自分へのささやかなお土産だけ買いました。
一目惚れのダンボの巾着。クリアなチャームがかわいい。
普段はパレードの時間こそ絶叫系に乗りまくりなのですが、この日は始まる少し前から場所を選び、午後のパレードをしっかりと見ました。
ここでささやかな発見。私はリメンバー・ミーの音楽と世界観、そして主人公の男の子がとても好きなようです。なんだか一番ドキドキしました。
息子が部活から帰宅する前に帰りたいので、パレードの後は下調べしてあったメロンパンとコーヒーを楽しみながら改めてじっくりと、いまディズニーにいる自分を噛み締めます。このメロンパン、期待以上の美味しさでした。是非近所のパン屋さんに置いてほしい。
一人だろうと誰かと一緒だろうと、帰りのワールドバザールのBGMはとても切ない。ああ夢の国からリアルな世界へ戻るのね。高速を飛ばしておうちへ帰るのね。
でも本当に思い切って行ってよかった。私は一人焼肉は入れませんが、ひとりディズニーは年一で行きたいくらい。
面の皮が厚くなったのか、予想以上に周りを気にせず楽しめました。
本当は近くのホテルに一泊できたらベストだけど。でも夕方までのリミットありでも、十分満足できました。
息子に内緒はあまり無い私ですが、息子が親を恥ずかしく思わないための、彼のための内緒だから、これはアリです。
次はシーも攻めてみたい、なんて思っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
いちほ🌈